カウンセラー講座

                               

集客についてはカウンセラーに限らず、すべての業種にとって常に意識にあるジャンルだと思うのですが、私自身の経験から言うと、自分自身の状態とほんとうに直結しているなあ、と思わざるを得ないのです。 つまり、自分自身に余裕がなく、いっぱいいっぱいの時、思ったほどに集客が伸びません。 それが例えばヘッドスパを受けてすっきりしたり、朝から遊びに出かけて楽しい思いをしたり、温泉に浸かってぼーっとしてぐっすり眠ったり、そうした自分自身を解放していくとたくさん予約が入るのです。 一方、どうやってお客さんを呼ぼうか?とあくせくしてPCの前でうんうん唸っていたり、仕事が重なって多忙に過ごしていたり、夫婦関係などの人間関係に詰まっていたりすると、これまた不思議と申し込みが少なくなるのです。 こうした現象はかれこれ10年くらい前から起きていて、「このセミナー、タイトルも内容もお客様に喜んでもらえるものなのになぜか申込が少ないなあ」と思っていて、それで、久々に体をメンテナンスに行くと「あらー、大変ですね~。相当疲れがたまってますよ」なんて言われてたっぷりほぐしてもらうと、帰宅してPCを開けたと途端、どっと申込が来ているんです。 でも、ついつい自分のメンテナンスって忘れがちで、そういうことを分かっていても知らず知らずに心身に負荷を溜め込んでしまうあたり、まだまだ修行が足りんな、と思うわけですが。 実はつい先日もそんな現象が起きて、つくづく「やっぱり自分のマインドだよなあ」と思ったのです。 というのも、このところ出張が重なり、また風邪を引いたりして休んだ結果、あれこれと仕事が溜まって朝から晩まであれやこれやと動き回っていたんですね。 そんな中、いつも行ってる鍼灸師のところへもごぶさたとなっていたので、ヘッドスパが抜群な美容師さんに予約を入れて解してもらったわけです。 「今までで5本の指に入るくらいコってました!それに今日は速攻、寝てはりましたよね!」なんて言われたくらい疲れてたんですね。 全然自覚症状なかったんですけど・・・。 で、スッキリして午後から仕事に向かうとあらあら・・・セミナーの申し込みもそうですが、そのほかに有り難いお仕事の話がドッとやってきたわけです。 そういえば、以前、お気に入りの温泉に入って湯上りに畳部屋で寝転んでいたら取材やら、仕事の依頼やらが立て続けに舞い込んできたことを思い出しました。 そこでつくづく「自分のマインドだよなあ」と改めて思い知らされたわけです。 もちろん、それがすべてで正解だ!なんて言うつもりはありません。 でも、忙しくしていたり、不安になっていたり、焦っていたりして自分自身に余裕がないときは、状況を悲観的に捉えやすかったり、変に深刻になったりするものです。 ちなみにこのケースは私や妻に当てはまるだけでなく、例えば仕事仲間だったり、コンサルさせてもらってるカウンセラーにも当てはまることでもあるんですね。 さて、皆さん、自分自身のメンテナンスは常々意識してますか? 医者の不養生じゃないですが、カウンセラーの不養生はお客様にとっても不利益となってしまいますから、何よりもまずは自分自身の心身を整えることは大事だと思うのです。 特に売り上げが伸びてないときはどうしたって不安になったり、焦ったりして、ついつい「売り方」ばかりに気を取られてしまうのですが、そこで勇気を出して、敢えて休む、ということも効果的だと思うのです。 数字がひっ迫してるとこに休暇を取るなんて、相当勇気の要ることではありますが、ぜひ、頭の隅に入れておいていただいて、集客手段の一つとして意識されてみてはいかがでしょうか? ちなみに私は今、いかに休みを作るか?休みの時にいかにきちんと休むか?に意識を割くようにしています。 だから、あまり仕事量を増やさないように努力しているんです。 そのお陰か今も自分なりに順調と言える数字を残せていると思っています。 意外な集客方法かもしれませんが、「休む」ということもその方法として認識しておかれると良いのではないでしょうか。

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お客様によって対応を変えたりしていますか? 例えば、緊張しぃなお客様にはできるだけこちらがたくさん話すようにする、とか、おしゃべりな方は話題がズレないようにサポートしながら聞き役に徹する、とか。 また、問題の掘り下げ方も相手によって少々の工夫があるといいかな、と思うんです。 実際、先日あったカウンセリングの例をちょっと紹介しましょう。 「人との距離感が分からない」というご相談でした。 「具体的にどんな状況なの?」って話をしていくと、あれこれと出来事を交えてお話してくださったんですね。 けっこうお話が上手な方なので、できるだけこちらは質問をするように意識しました。 話をしてすぐに「これは家族の問題だなあ。お母さんとかとの関係に原因がありそうだな」と思ったんですが、すぐにはその話題に触れず、しばらく職場のこと、恋愛のことを聞いておりました。 で、ちょっとネタが尽きてきたかな?と思われた頃に「お母さんってどんな人なの?」って質問をしてみたんですね。 「やっぱりそうですか~」と予想していた彼女はヒステリックで過干渉なお母さんの話をし始めました。 で、ここからがポイントなんですね。 心の層ってのがあります。今度月に1回各地でやってる心理学講座(「愛するって何ぞや」)でもお話しします。(宣伝ですよ~)   いい人 ―――――――   悪い人 ――――――― 正しさ(ルール) ―――――――   痛み・傷 ―――――――  愛・親密感 で、カウンセリングって単純に「痛み・傷」の層の話になることが多いわけです。 もちろん始めは「いい人」から始まって、実は・・・で裏の話になり、「私は悪くない」という正しさの話になってから、ってこともありますけど、カウンセリングを受けようって段階で「痛み・傷」の話であることは間違いないわけです。 この「お母さんに愛されなかった」という点で見ると「痛み・傷」の層です。 そこで傷ついていることは間違いないので、その傷を癒してあげる、流してあげる、という方向でカウンセリングを進めて行きます。 でも、それがゴールなわけでなく、その下の「愛・親密感」の層に意識を向けることが何よりも大事だと思っています。 つまり「お母さんを助けたかった」「お母さんを愛していた」という層です。 もちろん、「お母さんなりにあなたを愛していた」ということを受け取ることもこの層でのミッションです。 この愛の層まで来て初めて「許し」ができるわけです。 しかし、これ、いきなり言うても伝わりませんよね? 痛みが強い場合に「愛があった」なんて言われてもピンと来ません。 だから、これを言うべきかどうか?はカウンセラーとして悩むところです。 セミナーとかの場合は周りに複数の人がいるので、いきなり愛の層の話ができます。 でも、1対1の場合、なかなか受け入れられないことも多いのです。 痛みをもっと解放してからの方がいいのか? それとももう愛の話の方がいいのか? あれこれ様子を伺いながら、です。 でも、今回のクライアントさんは以前別のカウンセリングを受けていたことでもあるし、ブログを熟読してくれているので、準備はできていたようです。 お母さんを助けたかったんですよね~というお話をしていきました。 愛と繋がると、人は大きく変わります。 表情も雰囲気・空気も、そして、思いも。 でもまあ、その時は理解できても、カウンセリングが終わった後は「???」ってなっちゃうことも多いですけどね。 だから、宿題を出したり、ブログを読んだりしてもらってフォローに充てています。 どの層で話をしようか??? 愛の層までいけるかどうか?? これが私がカウンセリング中に意識しているところなのです。 ※勉強会・グループコンサルやってまーす!

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カウンセラーって気を付けないと「力の証明」をしてしまうことがあります。 「私のカウンセリングってすごいんですよ」 「私は特別な方法で癒しをしていますから、ぜひ、受けてください」 「特別な能力を私は持っていますよ!すごいですよ!」 「この方法は何千万もかけて開発した特別な方法なんです。」 「他のカウンセラーと私は全然違いますよ!」 「この手法を使えるのは日本でも私だけです」 ちょっと露骨に書いちゃってるので、「さすがにこれはないわあ」と思われるかもしれませんが、けっこうやってしまうものです。 確かに本音でそう思ってるのかもしれませんが、こうしたやり方はお客さんを引かせてしまいます。 あるいは、お客様に過剰な期待をかけさせてしまい、「え?どこが?」と失望させてしまうこともあります。 * あなたのカウンセリングがすごいかどうかはあなたが決めることではありませんよね。 お客様が決めること。 だから、ある人にとっては「根本さんすごい!」だけど、別の人からすれば「根本さん、ショボい!」ということも大いにあり得るんです。 「特別な方法」「特別な手法」というのもお客様からすればあまり関係のないものです。 お客様が求めてらっしゃるのは問題解決だったり、心の安らぎだったり、未来への希望だったりします。 「この乗り物すごいんですよ!!」って言われても、確実に目的地に着く方法をお客様は探しているんです。 だから、その特別な方法でどんな風にお客様を導けるのか、その感想なり、その事例なりを紹介した方が素敵だと思います。 他のカウンセラーと違う!のは分かりますが、やはりそれも「目的地にどう導くか?」の方がお客さまにとっては知りたい情報のはず。 こうした「力の証明」は別名「特別さ」「特別意識」と呼ばれるもので、カウンセラーさんもそうですが、ヒーラーさん、セラピストさん、皆さんに共通のものです。 それらはすべて「自信のなさ」が作り出しています。 自信がないから「すごいぞ!」って自分で言っちゃうんです。 本当に自信のある人、ほんとうにすごい人は、その人ではなく、周りの人が語ります。 そして、本当にすごい人は、すごいってバレると壁を作られたり、警戒されたりするので、皆さん、一様に穏やかで自然体なんです。 私が尊敬するカウンセラー、治療家の方々はほんとうに謙虚で、その姿から学ばされることの方が多いんです。 皆さん、すごいから、別に自分でそんな宣伝しなくても勝手に人が噂を聞きつけてやってくるんです。 私もそんな人になりたいなあ・・・と常々思っています。 まだまだ足りないんですよね~、ほんと。

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例えば、あるセミナーに参加した時にとある問題を抱えてる方と知り合ったんですね。 それでいろいろとお話を伺っていたら、ふとある人の顔が浮かびまして 「私の知り合いに○○という方がいらっしゃるんです。もしかしたら、お役に立てるかもしれません。連絡先お伝えしましょうか?」 その方はとても喜んで下さり、すぐに先方に連絡を取って見たそうです。 そして、後日、その紹介した方からも「△△さんがいらしてくだしました。ありがとうございます。」とお礼のメッセージを頂き、同時に△△さんからも「○○さんをご紹介してくださって本当にありがとうございました。」からもメッセージを頂戴しました。 でも、話はそこで終わらずに、後日○○さんから「私の知り合いの××さんという方がいらっしゃるのですが、先日根本さんの話をしたらすごく興味を持ってくださってセミナーんい伺うそうなので宜しくお願いします」という連絡も頂きました。 売上が伸びないとき、あるいは、自分がもっと稼ぎたいと思っているとき、もっと早く成功しなきゃと思っているとき、ついつい自己利益にこだわりたくなります。 でも、そこで「この人が幸せになることが優先」と考えることができたなら、あなたは出会った人に誰かを紹介することが喜びとなるでしょう。 私はあまりカウンセリングをやっていないこともあって、相談を頂いたときに「○○さんならいいんじゃないかな」「△△さんならその問題を得意にしてるよ」ってお伝えするんですね。 もちろん、そこで「たらいまわしにされた」みたいな印象を与えないことは大事なことで、でも、それはちゃんと相手のためを思って伝えていたらそんな誤解は与えないと思います。 でも、そうしていろんな方に自分のお客様を紹介していると、ブーメランの法則が働いてあなたの元により多くのお客様が紹介されてくることも多いんですよね。 カウンセラーとしてこれから活動していく方、あるいは、活動を始めていよいよ本格的に集客を頑張ろうと思っている方には実はこの紹介システムをお勧めしてるんです。 あなたの知り合いに自分よりも少し活躍しているAさんがいらっしゃるとしましょう。 そのAさんの集客に貢献する意識でブログを書いたり、セミナーのお手伝いをしたり、そして、誰かを紹介したりしてみるんです。 もちろん、あなたがAさんのファンである必要がありますけどね。 自分のことを応援してくれる人のことをAさんは大切に思いますから、あなたのよき相談相手になってくれるばかりでなく、「○○さんって人、あなたに合うと思ったから紹介してもいい?」なんて嬉しい話を届けてくれるでしょう。 それに少し先を行く先輩がしていることを身近で見られることってすごくいいことだと思うんですね。 その人の考え方や意識、そして、行動パターンなどでいいと思ったところを採り入れることで、あなたの成長がグッと近くなります。 また、雲の上の人ではなく、身近な姉貴分、兄貴分ですから、より親しく付き合うことで多くの物を吸収できると思うんですね。 そうやって誰かの成功に貢献する、ということは必ずあなたの元にもその恩恵が返ってきます。 ある種の先行投資のつもりで意識されてみるのもいいのではないでしょうか? * 「私も勉強会参加していいんですか?」と言う声をよく頂きます。 今のところ勉強会はオープンに開催しています。 既にカウンセラーとして活躍されている方もいらっしゃいますし、これから始める、という方もいらっしゃいます。人数は半々くらいですね。 ですから、カウンセラーとしてデビューされたばかりの方、これからデビューされる方は、同じ立場の方と意見交換ができるだけでなく、売れてるカウンセラーさんが持っている問題意識や疑問にも触れられます。 そして、売れっ子さんの意識を採り入れることが可能です。 またすでに活躍されてる方は今の自分のスタイルに幅を持たせるべく、私や参加者の考えややり方が参考になると思います。 また、経験者ならではの問題にもお答えさせていただけます。 まだまだ席に余裕がありますので、どうぞ、ご検討下さい! 勉強会の開催ご案内。

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「根本くんをある企業に紹介したいんだ。どんな風に紹介したらいいんだ?」 ちょくちょくそんな有り難い話を頂きます。 以前、私はそんなことが起こるとは想像していなかったので、全然そのツールを用意していなかったんですね。 それでもいろんな方が知恵を貸してくださって 「予約の取れない心理カウンセラー」 「本を何冊も書いてるカウンセラーさん」 「夫婦関係や恋愛に強い、この道16年のベテランカウンセラーさん」 そんな紹介をして下さるようになりました。 また、昔、あるセミナーに参加したときは「18秒で自己紹介をしてください!」という課題を出され、 「私、カウンセラーなんですけど話を聞くのが苦手なんです。それで、話を聞かないカウンセラーってキャッチフレーズを付けようと思ったんですけど、その時出た本が『カウンセラーが教える聞く技術』ってタイトルで、さすがにそのキャッチフレーズはまずいな、と断念した根本裕幸です。」 という自己紹介をしたところ、ちゃんとウケまして、先生からもお褒めの言葉を頂きました。 「カウンセラーという職業と、話を聞かないってギャップがいいし、それでいて、ちゃっかり本の宣伝もしていて面白い!」との評でした。 私も、自分のクライアントさんに他のカウンセラーさんをお勧めすることが意外とよくあります。 「ああ、不妊治療されてるんですね?それ専門にされてる方がいらっしゃるんですよ」 「不倫で悩んでるのなら、専門にご相談に乗ってくれる方いますよ」 「性の問題をオープンにされてる女性カウンセラーさんもいらっしゃるんですよ」 「夫婦関係を専門とされててすごく実績のある方、知ってますけど紹介しましょうか?」 さて、もし、私があなたを私のクライアントさんに紹介するとしたら、どんな風に紹介したらいいか、その宣伝文をすでにお持ちでいらっしゃいますか? 18秒くらいで紹介できる内容です。 そこには専門性もそうですが、地域もありますよね。 「京都でうつ病を専門にカウンセリングしている知人もいるんですよ」 みたいに。 また、キャラも大切な要素ですよね。 「なんか、すごく安心させてくれる人で、この人に話を聞いてもらうと大丈夫なんだ、って気がしちゃうと思いますよ」 なんて紹介されたら、不安でいっぱいの方なんて「絶対会ってみたい!」と思いますよね。 以前、オリジナリティの話をしたと思いますが、ひとつの要素はほかに共通する人がいたとしても、それが2つ、3つと重なるとあなたのオリジナリティになるんです。 私の場合ならば、「夫婦関係に強い」という売りは他のカウンセラーもいらっしゃいますが、そこに「東京や大阪など各地でやってる」「本を書いてる」「この道16年のベテラン」となると、おそらく、日本でもそんなにいないんじゃないかな?と思うんです。 キャッチフレーズ、と言えばそれまでですが、もう少し長くても、あなた自身を表すセンテンスがあって、それが名刺に印刷されていたり、ちょっとしたパンフレットになっていたりしたら、ますます人は紹介しやすくなりますね。 どんなお仕事もそうですが、口コミは最強の集客ツールです。 その人の友達が「今、ちょっと離婚の危機にあって」って相談されたときに「あ、こんな人がいる!」て浮かぶ存在になれると、信頼してる友達の紹介ですから、最初からあなたへの信頼度は高くなります。 そうすると、最初の信頼関係を築くプロセスが大幅に簡略されるわけです。 今日はぜひ「自分を根本さんに紹介してもらうんならどういう風に紹介してもらえればいいか?」ってテーマを考えてみてください。 これは自分自身を深く見つめ直すことのできる重要なテーマになると思いますよ!

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読者目線。 ここに徹底的にこだわることで、昨日の順路の話も自然と浮かび上がってくると思います。 自信のないときは「自意識過剰」に陥りがちです。 どうしたって「自分」しか見えなくなるので、「お客様が喜んでくれるもの」よりも「自分が書ける記事」を優先してしまうし、「お客さまが知りたい事」よりも「自分が話したい事」が優先されてしまいます。 以前も似た話を書きましたが、どうしたら「読者目線」を徹底できるのか?というと、モデルを決めちゃうことだと思っています。 「この人に向けて話してます!」というターゲットを絞ってしまうのです。 例えば私は「アラフォーの旦那とドンパチやってる自立系武闘派奥様」と「30代、独身、自立系武闘派女子。戦闘歴多数」という2人のターゲットに向けて記事を書くことが多いです。 ま、後者が結婚して前者になる、という継続性もあるんですけどね。 もっと細かく設定してもいいと思います。 ===== 30代。女性。独身。 都内にて一人暮らし。 仕事は順調で、それなりの収入もあり、趣味も多数。 とてもうまく行っているように見えるのだが、なぜ、男運があまり良くない。 男にもモテそうなのだがなぜだかめんどくさい方向に進むことが多い。 友達といるのが楽しい、と正直思うが、恋もうまく行ってほしいと思う。 結婚願望もあるし、子どもも産みたいと思ってるので若干焦っている。 ===== もちろん、この設定は読者には明かさなくていいですけどね。 そして、その女性と話をするようなイメージで記事を書いていくんです。 「彼女だったらこう言ったらどう答えるかな?」 「もっと具体的な方法を教えろって言うだろうな」 「彼女にこういう言い方すると怒るかな?」 みたいな感じで。 だから、この設定は「私の周りにいる人」や「よくクライアントさんで訪れるタイプの人」などやりやすいものにしないとダメですよね~。 芸能界なんて全然詳しくないのに「これから売れようと思って頑張って日夜レッスンに励んでいるアイドル」をターゲットにしても変な感じでしょう?(笑) 私の場合は「そういう相談が多い」というクライアントさんを集約したようなイメージが上記の2人なのですが、これから集客していこう、という方はここで「理想のクライアント像」をそこに設定しちゃってもいいと思います。 つまり「こういう人に来てほしい」と思う人をターゲットにするんですね。 そして、その人との会話がブログになっていくのです。 実は、その辺があいまいだと「よくある、ふつうの、人生教訓ブログ」みたいになっちゃうことが多いんですね。 どこが違うか?っていうと、こんな違いが出てきます。 <人生教訓ブログ> 一般的に自立すると自分のやり方が出てきて周りの人と衝突するようになります。 譲れなくなってしまい、やり方の争い、正しさの争いが生まれます。 そうならないようにするために、ぜひ、相手の気持ちを察する、考える、という対応が必要なのです。 <自立系武闘派女子向けのブログ> 自立した武闘派女子たちは、すぐに戦だ、争いだ、領空侵犯だとバズーカを担いで駆け出してしまいます。 そうして、あたしが正しい、だの、お前が間違ってんだから指詰めろ、さっさと出家しろ、みたいな話で盛り上がって、周りはえらい迷惑するわけです。 そこでは大人の対応として、「相手の顔を立てる」とか「仁義」とか「義理を通す」などの意識を持つとうまくいくのです。 まあ、ネタがネタなので全然インパクトが違うわけですが、具体的なターゲットが決まっている方が「具体的に」描写できますよね。 同じことを言っているのに、全然表現が変わってきます。 この「具体的に」という部分が読者のハートをつかみます。 逆に言えば、この「具体性」が「あるある」じゃないととてもカウンセリングやセミナーへの行動を写してはもらえないのです。 もちろん、ハマらない人も出て来るのですが、そもそもハマらない人に来て頂いても、こっちがしんどいだけですので、ハマる人だけを意識すればいいのです。 さて、具体的なターゲットをモデルにして、具体的な話をする、、、そのことで差別化ができて、あなたのブログのファンを作りやすくなる、というお話しでした。 * 「私も勉強会参加していいんですか?」と言う声をよく頂きます。 今のところ勉強会はオープンに開催しています。 既にカウンセラーとして活躍されている方もいらっしゃいますし、これから始める、という方もいらっしゃいます。人数は半々くらいですね。 ですから、カウンセラーとしてデビューされたばかりの方、これからデビューされる方は、同じ立場の方と意見交換ができるだけでなく、売れてるカウンセラーさんが持っている問題意識や疑問にも触れられます。 そして、売れっ子さんの意識を採り入れることが可能です。 またすでに活躍されてる方は今の自分のスタイルに幅を持たせるべく、私や参加者の考えややり方が参考になると思います。 また、経験者ならではの問題にもお答えさせていただけます。 まだまだ席に余裕がありますので、どうぞ、ご検討下さい! 勉強会の開催ご案内。

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昨日の続きです。 お客様があなたのブログを読んで、そして、カウンセリングを受けたくなる理由って何でしょうか? その理由を作ってあげていますか?というのが今日のテーマです。 お客様は今、何とかしたい事情をお持ちですよね? その何とかしたい!という思いを受け止められるブログになっているでしょうか? それは何よりもまず「自分が自分のブログを見てカウンセリングを受けたくなるか?」という視点で見ることが大事だと思っています。 今、だいたいお客様があなたのブログにいらっしゃるのはどういう経路をたどっているのか?そこは押さえられていますか? 例えば、グーグルでの検索から来る人が多い、とか、フェイスブックやツイッターなどのSNS経由が多い、とか、知り合いのブログから飛んでくる人が多い、とか。 これらの情報はアクセス解析を調べることで簡単に分かりますね。 また、お客様はどういった目的であなたのブログを訪れているか?は分かりますか? 例えば、私の場合だと「カウンセリングを受けたい」と思って検索してくださる方もいらっしゃいますが、たいていは「悩み事をグーグルで検索したら根本さんのブログにヒットした」という形で訪れる方が多いんですね。 だから、いきなりカウンセリング目的で訪れるわけではないんです。 記事が先にあって、その後に、ああ、この人、カウンセラーなんだ、という気付きに移ります。 でも、いきなりカウンセリングのページを見るわけじゃないと思います。 似た記事はないかなあ?と過去記事をご覧になるんです。 そして、記事を読み進めていくうちに「なんかわかりやすいなあ」「いいなあ」とか思ってくださって、じゃあ、カウンセリングを受けてみたいな、となる流れです。 でも、たいてい、今の時代ってそんな流れなんじゃないでしょうか? ということは記事が大事なのは当たり前なのですが、関連リンクを張っておいて、他の記事を紹介したり、カウンセリングを受けるならこちら!って案内ページへのリンクを張って置いたりするのは基本中の基本になるんじゃないかと思うんです。 ま、かく言う私は今はそれ、やっていませんけど(苦笑)、かつては必ず2~3本、関連リンクを張りつけていました。 そうしてファンになっていただこうと思ったわけです。 2,3本記事を読んでくださって「面白いなあ」と思ってくださったら、そこからどんどん読み込んでくださるようになります。 もし、皆さんが「キラーコンテンツ」と呼べる記事を何本か持っていたら、そこへのリンクはぜひ目立つところに貼っておくといいですね。 キラーコンテンツ、というのは、いわゆるバズった記事、すなわち、拡散された評判のいい記事です。 そうしていろんな記事を読んでファンになっていただいて、そうすれば次に出て来るのが「会いたい」という思いですね。 で、セミナーなり、カウンセリングなりを調べてくださるようになると思うんです。 私の場合、セミナーの告知がそこかしこにありますから、「会おうと思えば会える」という認識は持っていただいてると思います。 また、カウンセリングはほとんど予約が取れませんので、カウンセリングページをご覧頂いて、ああ、なかなか予約取れないのかあ、やっぱりなあ、と思って、セミナーに興味を持っていただくようになります。 だから、私、ブログの中ではカウンセリングよりもセミナーの方を推してるんですね。 で、何をウダウダ書いてるか?というと、お客様がブログの中をどんな風に渡り歩くのか?という「道順」を示すことが大事ですよ!ということなんです。 博物館でも庭園でも「順路」ってのがありますよね。 そんな風に皆さんのブログでも「見て頂きたい記事」とか「カウンセリングへのお申込み手順」などがちゃんと「探しやすく」「見やすく」また「すぐに見つかる場所に」設定しているか?ということなのです。 これ、自分ではできてるつもりでもなかなか落とし穴がありますから、友人に見てもらうのも大事なことですね。 * 纏めましょう。 1.外部から飛んできた記事のページに関連記事へのリンクはありますか? 2.そのページに「お勧め記事」へのリンクはありますか? 3.カウンセリングやセミナーを受けたいと思ったときにすぐに見つかる案内ページへのリンクは貼ってありますか? この3つをまずはチェックしてみてください。 * 「私も勉強会参加していいんですか?」と言う声をよく頂きます。 今のところ勉強会はオープンに開催しています。 既にカウンセラーとして活躍されている方もいらっしゃいますし、これから始める、という方もいらっしゃいます。人数は半々くらいですね。 ですから、カウンセラーとしてデビューされたばかりの方、これからデビューされる方は、同じ立場の方と意見交換ができるだけでなく、売れてるカウンセラーさんが持っている問題意識や疑問にも触れられます。 そして、売れっ子さんの意識を採り入れることが可能です。 またすでに活躍されてる方は今の自分のスタイルに幅を持たせるべく、私や参加者の考えややり方が参考になると思います。 また、経験者ならではの問題にもお答えさせていただけます。 まだまだ席に余裕がありますので、どうぞ、ご検討下さい! 勉強会の開催ご案内。

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体調を崩してましてすいません。しばらくお休みしてました! 以前の勉強会で、こんな質問が出ました。 「ボランティアでカウンセリングしてるが、ブログ含め、集客がいまいち。集客するにはどうしたら良いか。」 集客については色々と語りたいことがありますし、私以外にもそれをコンサルティングしてくれる人もいらっしゃいますよね。 ほんといろんな考え方があると思うのですが、私が集客について考えるとき、一番基礎となるのは 「お客様目線」 だと思っているんです。 ・自分の書いたブログをお客様が読んで好意的な気持ちになること。 ・自分の書いた宣伝文を読んでお客様が行ってみたいと思えること。 これが基本だと思います。 けど、「好意的な気持ちになって」「行ってみたい」と思ったとしても、実際、カウンセリングには足を運んでくれません。 これ、すごく大事なこと。 「行ったみたいなあ」からはなかなか「行く」に結びつかないんです。 皆さんもそういう経験普段してませんか? 「海外旅行行ってみたいなあ」とか「根本さんのセミナー行ってみたいなあ」とか。 そこから「よっしゃ行くか!」になるためには、何か一つきっかけが必要なんです。 だから、 ・その宣伝文を読んで「これ、行かなきゃ!」と思えること。 これがすごく大事なんです。 この「行かなきゃ」を簡単に作るのは「怖れ」を使うこと。 「このセミナー受けないと知りませんよ~」 「今回を最後にこのセミナーやりませんよ~、今回だけですよ~」 「このセミナー受けないとうまくいきませんよ~」 このマーケティングには愛がないので短期的には成功するかもしれませんが、長期的にはイマイチな結果になります。 じゃあ、怖れを使わずに「行かなきゃ」と思えるのはなぜか? 「これ、私のためのセミナーだ」と思わせること。 今の自分の状況に役立ちそう。 今の自分と似た人に会えそう。 今の自分がどうしたらいいのかが分かりそう。 そんな思いを抱かせてあげることです。 そのために用意するのは次の2つのアイテムです。 「お客さまからの感想」 「セミナーを受けた後に期待される効果」 これをお客様の立場から書くことをお勧めしているんです。 「お客さまからの感想」はそのまんまお客さんの立場ですからいいとして、効果をお客さまの立場から描くことが大事だと思ってます。 * セミナーについて書いてますが、ボランティアでのカウンセリングについても全く同じこと。 実は私の後輩君に先日このことを伝えました。それで早速やってくれたんですが、ボランティアではなく、有料のお客さんから複数、お申込みがあったそうです。 彼はまだ実績がほとんどありません。 お客様のからの感想なんて書けません。 じゃあ、どうしたか? カウンセラー仲間でカウンセリングの練習したりしますよね? その仲間に書いてもらうんです。 むしろ、ほんとのお客さんに書いてもらうよりもずっと熱のこもった文章書いてくれますよ。 こうしてブログの読者が「あ、この人のを受けなきゃ」と思ってあげる導線を描いてあげることが大事なんです。 ※グルコン&勉強会でもそんなお話をさせていただきますよ~!どしどし募集中!!

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カウンセラーの皆さんから「リピータが・・・」という声をよく伺います。 以前も確かメルマガで書いたような気がするのですが、改めてお話ししたいと思います。 今、目の前のクライアントさんがリピーターとなってくれるにはどうしたらいいのでしょう? どんな気分になったら? どんな思いが生まれたら? そんな気持ちでカウンセリングはできていますか? もちろん、次につなげることがすべてではありませんが、あなたの実力の指標がリピーター率で測れるのもまた事実です。 「期待を上回る」 これがリピートしたいと思わせる、一番の秘訣だと思っています。 カウンセリングを受ける前は怖れと同時に期待があります。 「笑顔で帰りたいなあ」 「問題が解決したらなあ」 「すっきりしたいなあ」 「今後の見通しが付けばなあ」 などなど。 その期待を上回るだけの思いを持って帰っていただければ、「また行きたい」と思っていただけます。 でも、技術もなければ、経験もないカウンセラーはどうしたらいいのでしょう? 「一生懸命さ」 これなら期待を上回れると思いませんか? 「こんなにも一生懸命親身になってくれるなんて・・・」 これ、明確な解決方法を教えてもらうよりもずっと喜ばれるものかもしれません。 一生懸命やる、というのは誰にでもできることではないかと思うんです。 言い換えればベストを尽くす、ということです。 その人のために今できることをすべて出す、そんな姿勢を示せればクライアントさんにもその気持ちは伝わります。 昔、ある人気カウンセラーさんにその秘訣を聞いたところ、こんな答えが返ってきました。 「腕もないし、経験もあまりないんだけど、たぶん、クライアントさんが引くほど一生懸命なんだと思う。」 60分なり90分なり120分のカウンセリングが終わった後、カウンセラーもへとへとになるくらい情熱を燃やしてみませんか? そのためには「クライアントさんのために」という「与える意識」が大切ですよね? 「これでいいのかな?こんなこと言って間違いじゃないかな?怒られたらどうしよう?ちゃんと説明できるかな?」 そうした不安や怖れは「自分」を見てしまっているときに出てきます。 その不安や怖れを乗り越えてクライアントさんに与える意識を持ちましょう。 だってクライアントさんはあなたの目の前に来るだけですでにそれだけの勇気を出して来られてるわけですしね。 だから、その思いに応えるためにも一生懸命すぎるほど一生懸命「今、できること」を与え続けてください。 「なんか知らんけど一生懸命になってもらえてうれしかった・・・」 こんな感想をたくさん頂けるといいですね。 問題を解決するのはテクニックでも知識でもないと思ってるんです。 「思い」なんじゃないかなあ、と。 だから、カウンセラーがまずその思いを示すことがクライアントさんの更なる勇気や前向きな気持ちを引き出してくれると思うのです。 とっても精神論なんだけど、核心突いてると思いませんか? ※勉強会ではそういうカウンセリングの姿勢についてもお話させていただいています。  また、リピーター獲得のためのノウハウを知りたい方もぜひご参加くださいね。

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褒めることがいいか悪いかの議論は置いといて、褒められて嬉しくない人はいないはずですね。 特に何か問題を抱えてカウンセリングにいらっしゃる方は自信を失っていることも多いし、また、自己否定真っ盛りだったりもします。 そんなときに褒められても「いえいえ、そんなことは・・・」と否定しつつも、心の中では嬉しいものです。 カウンセリング後の感想にもそんな言葉を頂きます。 「うまくやってるよって言っていただいて嬉しかったです。」 「自分では全然ダメだと思っていたのにいいところをたくさんおっしゃってくださって本当に良かったです」 みたいに。 けれど、クライアントさんを褒めるにはそれなりの技術が要ります。 単にいいところを伝えてもいいのだけど、それだけでは説得力に欠けるのです。 「誰にでもそう言ってるんじゃないですか?」 そんな風に思われるから。 じゃあ、その技術は?というと「具体性×専門性」なんですね。 「旦那さんがそんなひどいことしてる中で、それでも旦那さんを愛そうとされて、本当に素晴らしいです。」 でも、いいんです。けれど、これに一工夫加えて見ましょう。 「旦那さんがそんなひどいことしてる中で、それでも挨拶したり、笑顔で話しかけたり、洗濯してあげたり、なかなかできることじゃないですよね。 私のクライアントさんでも、くじけちゃう人続出中ですし、本当に素晴らしいですし、○○さん、本当に強くなられましたね。強いったって強がりではない、本当の強さですよ。」 具体性というのは「挨拶したり、笑顔で話しかけたり」とか「くじけちゃう人続出中です」というところ。 専門性というのは「なかなかできることじゃない」という評価と、「強がりではない、本当の強さ」というところ。 「いろんな方とお会いしてる根本さんに褒められて嬉しいです」という方がいらっしゃいました。だから、そんな根本さんが言う「なかなかできることじゃない」という評価は結構響きやすいんです。 また、本当の強さって強がることじゃなくて・・・という強さについて承認するのもまたプロのカウンセラーさんならではの味付けです。 具体性×専門性を駆使して褒められたら、クライアントさんも「うーん、そういう風に言われると受け取らざるを得ないなあ」と思いやすくなります。 つまりは自信を付けてあげ安くなるんです。 ちなみにこの褒める技術、カウンセリングの場面だけで練習できるわけではありません。 いつでもどこでも実践可能です。 お勧めなのは買い物や食事に出かけたとき。 お店や美容室や飲み屋でこれをレッスンしてみてください。 私などはこの技術を磨きたいがゆえに、仕方なく毎晩飲みに行っているくらいです。 おかげさまですぐに顔を覚えて頂いたり、ちょっとしたサービスをして頂いたりすることも増えました。 この「具体性×専門性」をちょっと意識してみてください。 グッとクライアントさんの反応が変わると思いますから。

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