カウンセラー講座

                               

「いつも上司と揉めて会社に居づらくなってしまうんです。それで転職を繰り返してしまうんです。前の会社もはじめはいい感じだったのですが、途中で上司が変わってからおかしくなってしまいました。 今の会社に移ってからは最初から馬の合わない上司で、何かとダメ出しされて仕事に行くのが嫌になってます。どうしたらいいのでしょうか?」 こんなご相談を頂くこと、ありませんか? 「職場の人間関係」の問題なのですが、私はこうしたご相談の際、 「今回がはじめて?それともいつも?」 って聞き方をします。クライアントが「いつも・・・」っておっしゃってくれてるので、今回のケースではその質問は飛ばせますけどね。 「いつも」ということは「パターン」を表します。 同じことを繰り返しているわけです。 それは潜在意識にある「心の傷」が癒されるために同じ環境を作り出している、という見方をするのです。 だから、この場合、上司に問題があるわけではありません。 問題のある上司を引き寄せてるクライアントに問題があるわけです。 問題があるってだけで、このクライアントが悪いわけではありませんよ。 本人も自覚せずにやっちゃってることですからね。 で、「投影」の登場です。 上司に誰を投影してるんだろう???ってことなんです。 一般的に上司は「目上の人」ですから、かつてそのクライアントさんと関係のあった「目上の人」との未消化な感情が浮かび上がって来てる、と見るわけです。 「目上の人」の2大ボスといえば「父」「母」ですね。 だから、私の質問はこうなります。 「上司とうまく行かないっていうけど、その上司は男性?それとも女性?」 もし男性の上司ならば「父」、女性の上司ならば「母」を想定します。 じゃあ、ミックスだった場合は??? 父母両方ってケースを想定します。 ただ、一般的に仕事、職場は「父」のシンボルですから若干父優勢ですね。 でも、ここで決め付けるわけにはいかないので、詳細を聞いていくんです。 そう、カウンセラーって聞く人ですからね!(笑) 「お父さん、お母さんとはどんな関係でしたか?」 私の経験ではこれでほとんどの場合、どちらか、もしくは両方の問題であることが多いんですね。 その後の人生で「クラブの顧問とうまくいかなかった」とか「先生と対立してた」というケースも、その原点は両親であることが多いのです。 とすると、「ああ、上司となんでうまく行かないかというと、やはりお父さんとの関係が根っこにあるみたいですね。」という話をすることになります。 そして、お父さんとの関係を話を伺いながら紐解き、そして、そこに溜まっていた未消化な感情を解放していくと、お父さんに対する思いが変わった分だけ、それを投影する上司との関係に変化が訪れるのです。

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『投影を使った心理分析の仕方』 「元カレとは3、4か月しか付き合ってないんです。最初から違うなって感じもあったし、あまり好きになれないまま付き合ったんですが、やっぱりうまく行かなくて。ある日、彼の方から別れ話をしてきました。」 そんな風に語るAさん。 「私も納得して別れたんですよね。でも、なぜかずっとその彼のことが引っかかって。 いきなり怒りが出てきたり、すごく悲しくなったり、あれこれ考えたり。なんでそんなことが起きるんでしょうか?」 そんな好きじゃなかったし、深い付き合いじゃなかったし、でも、なぜか引きずってしまう・・・。 皆さんはこの問いをどう解釈していきますか? 心理学的な見方をすれば「この元カレに誰かほかの人を投影してるんじゃね?」となります。 だから、質問は 「あのさー、その元カレよりも前にけっこう引きずったり、長く付き合ったり、不完全燃焼な恋愛ってない?」 となります。 そうすると「実はその前の彼とは8年付き合ってて結婚直前まで行ったんです」なんて話が出てきて、ああ、それが本命だなあってことが分かります。 「たぶん、そっちがメインだよ。その8年の彼に対する不完全燃焼な感じが今回の彼に出てるんだよ」 と。ところが、「いやあ、そういう恋愛はしてないっす」って人も出てきます。 恋愛におけるラスボスはたいてい「異性の親」ですし、女子の場合はそこに「同性の親=母」も絡んでくるので、親子話をします。 「お父さんのこと、どう思ってた?お母さんとはどんな関係だった?」 元カレにお父さんかお母さんを投影してるんじゃね?という風に。 * Aさんが当初訴えていた「元カレのことが気になる」というのを真に受けてそこばかりを扱っていると、トカゲのしっぽ斬りになって、何も解決しないことも多いのです。 それを「元カレに誰かを投影してるんじゃね?」という見方をすることで、一気に対象が広がりますよね? 特に大人になって出てきて、しかも、それが人生を揺るがすほどんの問題である、ということは、その対象者一人だけが問題ってことはあまりないんです。 「旦那との問題だと思っていたら、実母がラスボスだった」みたいな話がよく出てくるんですが、そのためです。 もし、今日、クライアントさんと向き合うことがあったら、投影を意識してみると話が広がりやすいかもしれませんね。

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私はある心理学という理論をベースにカウンセリングをしていきます。 ああ、これは投影だな。 罪悪感からこの行動は起きてるよな。 正しさの争いにハマってるよな。 依存が相当嫌いみたい。 って分析していって、 「あのさー、子ども時代ってそんなに我慢してたの?」 みたいな質問をしていくわけですし、 「依存に落ちるのが嫌で、愛することよりも、戦うことを選んでしまう」 というお見立てをしていくわけですし、 「子ども時代の自分を受け入れていくことで、より今の状態に感謝できるようになるんじゃね?」 という方針を立てていくわけです。 ただ、心理学の理論の中には「執着は手放すべし」とか「人を許すべし」みたいなルールがあるんですね。 もちろん、そうすると幸せになれるから、です。 だから、「元カレが気になってなかなか先に進めないんです」というご相談に「じゃあ、元カレを手放しましょう」て話をするわけですが、必ずしもそれがその人の幸せにつながるか?っていうと別問題だと思ってます。 許さないことで幸せになれるの?って疑問はおいといて「今、それが必要?」てシーンはあると思うんですね。 元カレのこと、手放した方がいいけど、今はまだ準備ができてないよなあ、という感じ。 もちろん、準備ができてないってのはこっち側の勝手な判断なんですけどね。 以前、不倫のカウンセリングをしてた時に「そうだよなあ」という体験をしてるんです。 その女性はとても家が厳しくて、また離婚している両親の実家にも振り回されて、それでいて今の仕事もけっこうハードなんですよね。 それでふつうに恋人を作っても親や親族に認められなきゃいけないんだけど、ハードルが超高くて、ってことで、アンダーグラウンドに逃げるように不倫にハマってたんです。 そうすると彼女の精神状態を保つには不倫するしかないよなあ、という思いに至ったんですね。 不倫は手放すべし、というルールがその場合は当てはまらないなあ、と。 もちろん、それが「ベスト」だとは思っていませんでしたが、今時点での「ベター」に感じたのです。 以来、理論は一応あるんだけど、タイミングや方法は臨機応変に、という風に意識を変えたのでした。 当たり前のことですが、カウンセラーになると「正しさ」や「理論」に振り回されやすいのかも、と思った次第です。

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なんせ、私はずっと「カウンセリングやセミナーにネタは転がっている」という思い込み、かつ、「期日までに必ずネタは降っている」と思い込んでいる人間です。 今日もカウンセリングの中で「自分には価値がないから彼が私のことを見てるはずがないって前提でいるよね?それってリスキーだよね」って話をしたときに、「あ、これ、ネタになるぞ!」と気付きました。 ま、それをツイッターに投稿しようと思ったまま忘れてたんですけどね(笑) ネタになるぞ!ってのは「あるあるだぞ!」ってことで、他の人にも当てはまる法則だよなー、これ記事にしたら喜ばれるなあ、という意味です。 お客さんが喜ぶ!みんな知りたいはず!って思いがネタに気付かせてくれます。 私、カウンセリングしながらカルテを書いてるんですけど、そのカルテにはちょくちょく二重丸がしてあって、「ネタ!」とあとから見て分かるようにしておきます。 とにかくメモをしてないと忘れますからね!(これは皆さん経験してるでしょ?) 困るのはセミナー中で、セミナーのときはメモを取らないから「ああ、ネタになる!」って思ってもそのまま流れてしまうときも多いんです。 これはいける!と思ったときは、その場で「ああ、これ、メルマガのネタにするから誰かメモしてあとで渡して~」なんて頼んでます。 そうすると親切な参加者さんがメモにして渡してくれたりね。 モノ書きの皆さんはみんなそうなんですけど、常にネタを探しています。 それが癖になってしまってネタを探してることを忘れるくらいになってます。 私の場合はカウンセリングの中で見つけることが多いですが、他にもたまたま点けてたテレビからネタを拾うときもあるし、ネットや本にも転がってるときもありますし、飲み屋の隣の席から聞こえてきた会話にもヒントはあるし、バーのマスターとしゃべってるときもネタが転がってきたりします。 そして、それを最近はツイッターに呟いてメモ代わりにしてるんですが、そもそもネタ帳なるファイルは私のPCに常備してるんですね。 外出先で見つけたネタはPCのメールアドレスにスマホからメールしてました。 これは私が「毎日ブログを書く」ということを日課にしてるからできるんです。 書くことが前提になっているから、ネタが見つかるんです。 これ、逆にしてる人、つまり、ネタが見つかったら書こうと思ってる方はおそらくネタに苦労してるはず。 「書く」と決めてるから「ネタが見つかる」と思ってください。 そうしたら、電車で酔っぱらってしゃべってるOL達の会話から美味しいネタを拾えたりしますよ。

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カウンセラーというのは「人とは違う見方をする人」だと思っています。 まあ、師匠を始め、昔から憧れてきたカウンセラーさんってみんな「おぉ、その角度から見るのか?」って視点を持っていたからその影響なんですけどね。 「彼から連絡がないんです。もう絶望です。」という方に「そうですよね。ほんとうに辛いよね」って言ってあげることもカウンセラーとしては大事だけど、それをどうポジティブな見方に変換できるか?ってのも腕の見せどころではないでしょうか? あなたなら、何て答えます??? もちろん、そのクライアントさんとの信頼関係や状況などにもよりますけれど。 私は「何が起こるか、ほんとわかんないよ」っていつも言ってます。 そして、できるだけさらっと、ごくごく普通のテンションで。 だから、クライアントさんは「励まそうとして言ってくれてる」とは思わないと思います。 「このオッサン、本当にそう思ってる」って感じられると思います。 それを希望にするかはその人次第だけれど。 さて、私の場合、その見方には基準があって「愛」なんです。 「その問題を愛から見たらどうなるか?」 例えば、「絶賛浮気中の奥さまの行動に愛を見られるか?」「子どもについつい手を挙げてしまうママに愛を見られるか?」「いつも暴言吐いてる旦那さんの中に愛を見つけられるか?」「冷たくて全然愛情を示してくれなかったお母さんに愛を見られるか?」ってことがカウンセラーには求められてると思っています。 一見、そこに愛なんてないように見えるけれど、実際はあるんじゃない?というカウンセラーの態度が「リーダーシップ」となって、クライアントに希望を与えるのです。 そこに愛があるとすれば?という見方はなかなか役立ちますよ!    

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アウトプットしなさいって話を2日前に書いたんですけど、じゃあ、何をどうやって?というのがありまして、ブログ構成上お勧めのやり方があるんです。 (1)カテゴリを作って不定期更新にする。 「書評」 「学び」 「セミナー」 などのカテゴリを作ります。 そこで読んだ本について、何をどう学んだのか?をフィードバックします。 また、参加したセミナーについての振り返りをここで記事にします。 カテゴリを作る、というのは、箱を置く、ということと同じ。 入れる場所ができると整理整頓がしやすくなります。 そして、誰かが読む文章に仕上げることこそ、まさにアウトプットです。 でも、読ませる文章をいきなり書くのはあれなので 「読んだ本の感想」 「参加したセミナーの感想」 なんて「感想」て風なカテゴリにしてもいいですけどね。 そのうち「感想」から抜け出して、読者向けメッセージが自然と書けるようになります。 (2)ミニセミナーを企画する もし、カウンセラーになるために一緒に勉強した人たちがいて、今も交流があるのならば3~4人で定期的に勉強会を開くといいです。 そこで最近学んだセミナーの振り返りをしてみるんです。 これ、シンプルだけどものすごく身になります。 それぞれがネタを持ち寄れば学びも拡大しますしね。自分にも落とし込みができますし、すごくお勧めな方法です。 (3)動画(音声)を撮る ラジオのDJになった気分で、あるいは、YouTuberになった気分で、学んだセミナーを録音したり、撮影したりしてみます。 今はスマホで簡単に動画も撮れます。 これはちょっとハードルが高く感じるかもしれませんが、ものすごくメリットがあるんです。 ・お客さんに自分がどう見えているのかを確認できる ・人に話す意識ができるので落とし込みが深くなる ・もし良い動画が撮れたらYouTubeなどにアップしてブログで公開する→集客になる まあ3つめはともかくとして、その緊張感などから学びもまた深くなりますよ。 (4)猫に話しかける。(観葉植物でも可) (2)(3)まではなかなか・・・という方は、とにかく誰か、何かにしゃべって整理することが効果的なのです。 だから、猫でも杓子でも何でもよいのです。 講師になったつもりで語ることができればいいのですから。 (5)次のカウンセリングで必ずそれをネタにする クライアントさんの予約がある程度入っている方は、そのセミナーで学んだことを、そのカウンセリングで生かせます。 それを半ば「義務化」するんですね。 講師の言い回しや言ってたこと、やった実習をそのクライアントさんに適用してみるんです。 例えば、私のセミナーに出てくださったのならば、「根本さんならこういうときなんていうかな?」とか「根本さんを真似してしゃべってみよう」みたいなことをするんですね。 これは楽しいし、面白し、落とし込みにもなるってことでお勧めです。 (6)講師に体験談を贈る アンケートを提出した後でもいいので、講師向けに感想と学びと感謝の気持ちを伝えるメールや手紙を書いて贈ります。 これ、案外効果的で、落とし込みにもなりますし、また、感謝と繋がることでよりそのセミナーの印象が高まる→身になりやすいってことです。 参考になるものがあれば幸いです。 ちなみに私は皆さんからいただいた感想などを公開したい!と思う人なので、ぜひ、送るといいですよ(笑)

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カウンセラーとして何が信用の土台になるか?って言うと、その人がどれくらい実体験を持っているか?だと思うのですよね。 特に女性のお客様は「自分」を重ね合わせます。 だから、女性のカウンセラーさんはアパレルのお姉さんと同じで「私がモデル」「私がマネキン」なんです。 一方、男性のお客さまは「目に見える効果」「結果」を求めます。 この人にカウンセリングしてもらえれば、確実に欲しい結果が得られる、と頭で理解されれば足繁く通ってくれます。 だから、どちらにせよ、何が大事か?てのは「あなたの成功体験」。 そして、今もその成功を受け取っていることが大事。 ダイエットのコーチにとって「かつて70kgだった私が、今は50kgです!」は素晴らしい宣伝文句であり、「今も50kgをキープしています!」は大切な要素ですね。 それが「実はもともと太りにくい体質で50kg以上にならないんですよ」は全然宣伝文句になりませんし、もちろん、ダイエットのコーチがぽってりとしたお腹で現れたら「ああ、効果がないんだな」と思ってしまいますよね。 自分がモデルであり、ヴィジョンになるのですから、自分の商品の素晴らしさを身をもって体験してなきゃおかしいわけです。 集客のポイントのひとつは「共感」ですね。 「あ、同じだ」「分かる、分かる」「これ、私のことだ」って感じて頂けると、あなたにすごく親近感を持って、その商品を買ってみたいという意欲に結びつきます。 で、ここまでは当たり前の話だと思うんですが、意外と難しいのがその「語り口」。 色んな方のブログを見させていただいて感じるのは「きれいに書きすぎ」(笑) 過ぎてしまった苦しい体験って、ほんとのど元過ぎればで「実は私も離婚の危機がありましてね。あの時は辛かったなあ」って遠い目をしてしまうものですが、それは今、離婚の危機にある人にとっては共感が出来ません。 「えぐって、えぐって、えぐりまくりなさい!!」というんです。 あの、強い不安で夜も眠れず、友達に電話して聞いてほしいけど、もう夜も遅いから電話かけられなくてひたすら布団をかぶって震えてた夜の話を赤裸々にするのです。 頑張って話をしなきゃと思いながらも涙が溢れて言いたいことが言えず、それを冷たい目で見られて、ちゃんとしゃべれない自分が情けないやら悔しいやら、それでいながらその目にすごく腹立つやらで、ほんとうに気持ちがごっちゃごちゃになった体験を1000文字に膨らませて書くのです。 必死にカウンセリングに通って思いを訴えてたらそのカウンセラーが「まあ、何とかなんじゃね?」って適当に流されて、めっちゃむかついて、高い金払ってるのになんじゃこいつ!!って腹が立ってきたら「その怒りを旦那に向けな」って核心突かれてくーっ!!!となった体験を書くんです。 この体験が書けるのはあなたが癒されているから。 渦中の人はなかなか言葉に纏めるのは辛いです。痛いから。 だから、もし、このえぐって自分の体験を赤裸々に書けないってことは、もしかすると、その傷に蓋をしてる可能性もあります。 それはちゃんと解放して癒してあげましょうね。 「こんなことまで書いていいのかしら」というレベルの文章が書けて初めてOKです。 生々しい言葉や感情表現。 日本人が好きなスタイルは「情熱大陸」や「プロフェッションナル」でも多用されてる、最初苦しんで、そして、苦しんで、そして、苦しんで、最後に成功する、というスタイル。 だから、あなの「こんなことまで書いて大丈夫?」というのは、最後にハッピーエンドが待ってる分だけ、すごく有効なんです。 でも、皆さん、良く思われたい、とか、いい人に見られたい、とか、変な人ってバレたらヤバい、とか、そういう見栄がある分だけ、きれいな文章にまとめてしまいます。 さて、そんな体験を書いてグッと読者の心を掴んでしまいましょう。

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先輩とか師匠たちのエピソードを聞きながら、すごいなあ、と思っていました。 自分にはあんなすごい、感動的な体験はないしなあ、と思っていましたし、全然自分は特別なものを持ってないなあ、と思ってました。 師匠たちのカウンセリングを見たり、その理論を聞いたりしているときにもずっと「すごいなあ。自分にはあんなのできないよなあ」と思っていました。 うちの師匠たちは「ストーリーテラー」という才能を持っている人たちで、ほんとうに話がうまいんですね。 よく笑わせつつ、肝心なところではグッとくる話をして笑わせる。 そして、その話に泣かされ、笑われしながら「自分にはできないよなあ」と思っていました。 だから、自分には何もないからカウンセラーになってやっていけるんかな?などと思っていました。 それが今、不思議なことに「根本さんのセミナーは面白い、笑いがいっぱい」と言われるようになり、「泣かされたー、油断したー、くそーっ!」と言われるようになり、様々なエピソードを語れるようになりました。 私は何か変わったんでしょうか? 私が変わった(というか変えた)のは、出すことにしたんです。 溜め込んでるのは体に悪いから、ちゃんと排泄することにしたんです。 今までずっと食べることばかり考えていて、出すこと忘れてたんですね。 だから、屁はとても臭かったんです。 でも、最近はもうびちゃーっと下痢ってるんですよ。どんどん出してますから! ・・・。 ・・・。 ・・・。 失礼しました。 格調高き私のメルマガで場に相応しくない発言をしてしまいました。 これもすべて我が家の5歳児のせいでございます。 アウトプットしなさい、ってよく言うんです。ほんともう命令口調です。 まだまだ知識や勉強が足りないからセミナーに行かなきゃ、本を読まなきゃって皆さんおっしゃるんですけど、そういうインプットばかりに意識を向けてると便秘になります。 屁が臭くなります。 インプットしたものはそれだけでは何ら効果を発揮しません。 学んだ充足感とか、理解できた喜びはありますが、実はくすぶってしまいます。 アウトプット(出す)ということがとても大切なのです。 でも、アウトプットするには勇気が要るのでなかなか踏み出せません。 踏み出したにしても怖いので「さらっと表面をなぞっただけの話」ばかりしてしまいます。 どこかで聞いてきたような、コピペしてきたような文字の羅列になってしまいます。 それでは人の心に訴えられません。 それは決して経験ではないのです。 カウンセリングでもコミュニケーションでも同じですが、こちらが心を開いた分だけ、クライアントさんも心を開いてくれます。 ブログもメルマガも同じじゃないでしょうか? あなたが自分のことをさらけ出したり、一歩踏み込んで深いところに突っ込んだり、自分の考え方を話したり、感情を露わにしたりしたときに読者の心が動きます。 私はずっとブログ/メルマガだけじゃなくて、セミナーをやってきました。 しかも、メインは2日間みっちり心と向き合うディープなヒーリング系のセミナーです。 そこでは人の潜在意識の中に入り込んでる様々な感情、感覚、観念を扱います。 それはある種どろどろした世界だけど、同時に美しくもあり、大好きな世界です。 だから、私はほとんど無理やりに自分の心の奥底を開かされてきました。 強制的アウトプットです。 分かりやすく言えば、それらのセミナーは「下剤」だったみたいです。 だから、自分のことをあれこれ話さなきゃいけませんし、自分の思いで人の人生に関わることを長年させてもらいました。 そしたら「面白い」とか「泣かせる」とか「深い」とか「分かりやすい」という評価を頂くようになりました。 何もないと思っていたんだけど、実際はいっぱい持っていたんです。 それはアウトプットしたからできたことだと思っています。 さて、このメルマガを読んで下さった皆さん、今度書くブログやメルマガは今までより一歩深く踏み込んでみませんか? まだ、そうした媒体を発行していない皆さん。この文章を読んだということは、いよいよ一歩踏み出すときですね。 やっぱりアメブロですかね?(笑) ※ちなみにこのネタは新大阪駅のトイレの個室にこもっているときに生まれました。  まさにアウトプットがアウトプットを呼ぶです!!!素晴らしい!!

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法則てほど高度なことではないのですが、以前かかわっていたカウンセリングのホームページを広げるためにいろいろと勉強した時期があったんですね。 それこそ今から10年前です。 「読者を抱え込むよりも回した方が結果的にアクセス数は増える」なんてことを言われていましてね、当時のサイトはどこも「リンク集」というのを作って、いろんなページを紹介していたものです。 で、これはカウンセリングにも使えるなあ、ということをその後の実体験で学んできたので、それが今日のネタです。 僕は以前からいろんなカウンセラーにクライアントさんを振ります。 実はカウンセラーだけじゃなくて、占い師とか、整体師とか、お医者さんとかにも振るんですけどね(笑) また、カウンセリングだけじゃなくて、セミナーにもどんどん人を送り込んできました。 自社セミナーはもちろんですけど、他の方のセミナーにも。 だから、今でも僕のクライアントさんは真島あみちゃんのセミナーに行ったり、ゆっちさんのセミナーに行ったりしていますし、当然ですけどその逆も起きてます。 先日もブログでリンクをあちこち紹介しました。 >http://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/15704 昔、僕が紹介した方がある方のカウンセリングとセミナーに行くようになり、しばらくして「紹介してくださってありがとうございました」ってお礼を伝えに来てくれたんですね。 そしたら、その後、しばらく私のカウンセリングをまた受けてくれるようになりまして、で、どうしてなの?って聞いたらこんな話をしてくれました。 「紹介してくださった○○さんには○○さんのいいところがあって、根本さんには根本さんのいいところがあって、失礼ですけど、その時々のタイミングで使い分けさせてもらってるんですよ」 おお、それは嬉しいですね。いい使い方見つけましたね!僕のところに来たいときってやっぱり優しくしてほしい時でしょ?ね?ね??って聞くと。 「は?逆ですよ。逆。前に進みたいときに根本さんのところに来るんです。お尻叩いてほしい時とか!優しくしてほしい時は○○さんとか△△さんのところに行きますね!」 とおっしゃるので、普段以上にいぢめてあげたのは言うまでもありません(笑) 紹介してあげた先がとてもいい方で、喜んで下さると、その方はあなたにずっと感謝の思いを持ちます。 そして、その方が大人であればあるほどあなたの勇気にますます尊敬を持ちます。 「ほかのところを紹介したら根本さんの売り上げが減ってしまうのに、それでも私のことを考えて紹介して下さるなんて、なんて根本さんって人間のできた人!」って。 (若干妄想も含まれております) で、これ、集客においてもすごく大事なんですけど、あなたを通じてほかのカウンセラーさんに行った方にとってあなたは「ホーム」「故郷」になるんです。 他のカウンセラーさんのところに行きながらも、あなたを通って行ってる感覚はなかなか忘れません。 だから、何かあったときは故郷に帰ってきたくなります。 もちろん、紹介したカウンセラーさんのことを相談したいときには間違いなくあなたのところに来るでしょう。 また、紹介してあげた分、あなたも誰かを紹介してもらえるメリットが生まれます。 カウンセラーってあまり口コミが発生しにくいんですけど、それでも家族とか大事な友達に何かあったら 「根本さんだったら、ちゃんとカウンセリングしてくれるし、もし、必要だったら私みたいにほかのカウンセラーを紹介してくれるからとても安心だわ」 って思ってくれるんです。 もちろん、紹介したカウンセラーさんも「根本さんから紹介されてきました」って言われたら、けっこうプレッシャーかかるだろうし、やりがいも生まれるでしょう。 そして、逆に「あ、この人は根本さんに合うだろうな」と思ったら自分ところのクライアントさんを僕に紹介しださるでしょうしね。 自信がなかったり、売り上げに捉われたりするととかく自分のところに囲い込みたくなるものですが、それを勇気をもって「この人には合うだろうな」という方を紹介してみると、ブーメランのようにその方はあなたに感謝を届けてくれるだけでなく、いろいろなメリットをもたらしてくれますね。 だから、いろいろなカウンセラーと知り合う、出会う機会を作るのもあなたの売上を作るのに有効ではないでしょうか? そいうことで、そんな場になりそうなセミナーを私もやっているんですよ。 (どう?このさりげなくも、予定調和な宣伝の仕方!露骨でしょ?(笑)) ↓ 【12月カウンセラー勉強会&グループコンサル】 ◎12/17(土)11:00-13:00 グループコンサル 皆さんのカウンセリングの現在、そして、未来について、私の経験と知識をもとにコンサルティングさせていただきます。 集客、営業、ブログの書き方、カウンセリングの仕方、今後の方向性、セミナーの開催方法、セミナーの中身等々、知りたいこと、分からないことに全身全霊お答えさせていただきます。 参加条件は過去、根本のカウンセラー勉強会に1回以上、参加したことのある方です。 ◎12/17(土)14:00-17:00 カウンセラー勉強会 私がカウンセリングスキルを学ぶ上で最も有効だと思っている2つのアプローチをお届けしたいと思います。 1.ケーススタディ・・・グループワークにて、実際のカウンセリング事例を扱い、自分ならどうするか?どの方向性でカウンセリングするか?をシェアして、カウンセリングの幅を広げたり、考え方の様々なアプローチを取得して頂く機会です。 2.デモセッション・・・参加者の中から1~2名、リアル・クライアントに立候補頂き、根本がその場でカウンセリングをします。私のカウンセリング風景を見ながら学んでいただくもよし、反面教師にしていただくもよし、なかなかできない「臨床」を体験してください。 1~2ともども私の見解を説明したり、質疑応答を通じて見識を深めて頂く時間を作ります。 参加条件はどなたでもOKです。 【費用】 グループコンサル&勉強会両方参加の方・・・\30,000。 グループコンサルのみ参加の方・・・\20,000。 勉強会のみ参加の方・・・\20,000。 【会場】 飯田橋・リロの会議室 E会議室 http://www.relo-kaigi.jp/conference/shinjyukuku/iidabashi.html 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-14 新陽ビル 4F ・JR中央線、総武線「飯田橋」駅 徒歩4分 ・有楽町線、南北線、東西線「飯田橋」駅 徒歩3分  ・大江戸線「飯田橋」 徒歩5分 【申し込み】 下記フォームよりお申し込みください! https://business.form-mailer.jp/fms/137c3bb249192

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「表情が変わりましたね。なんか憑き物が落ちたみたいですよ。」 「すごく雰囲気が柔らかくなりましたね。」 「笑顔が自然になってきましたね。」 「前よりもポジティブな発言が多くなりましたね。」 「あ、今みたいな言い方以前はしませんでしたよね。前向きな言葉ですね。」 「前よりも元カレの話がだいぶ少なくなったと思いません?それだけ執着が手放せてきていますね。」 そう言われたらクライアントさん、すごくうれしいでしょう? カウンセラーってちょっと親のポジションに入るんです。 だから、転移も起こりやすいリスクはあるのですが、同時にカウンセラーからそういう風に変化を伝えてもらえると 「ちゃんと見てくれてるんだ!」 という安心感につながりますし、励みになりますし、やる気になります。 でも、これってちゃんとクライアントさんを見てなきゃできないですよね? カウンセリングが少ない時はいいけれど、増えてきたら前のことなんていちいち覚えていないですよね? だから、カルテを書いておきます。 どんな雰囲気だったのかを印象付けるメッセージも書いておきます。 とはいえ、覚えられないですよね。 だから、ぼくはちょっとズルい手を使います。 ああ、クライアントさんには聞かせられない話ですが・・・。 「お会いして最初に抱いたいい印象を変化として伝える」 目が輝いてるな、と思ったら、それを伝えます。 で、それを「変化ですね」と言い添えます。 雰囲気が明るくなったな、と思ったら、それを伝えます。 で、その時に「前に比べたらずっと」と言い添えます。 要するにとてもテクニカルです。 私、顔と名前一致させるの苦手ですし、顔も覚えるの苦手です。 だから、以前どんなだったかなんてほとんど覚えてません。 そら、毎月来てくれる方なら覚えますよ。3,4回目から(笑) その点、女子のカウンセラーさんはよく見ていらっしゃいますから、ちゃんと精度の高い変化は見てあげられますよね。 そうした変化を見てあげることこそが、クライアントさんの励みになり、勇気になり、成果へと結びつくんです。 皆さんやっておられると思いますが、リピーターさんにはぜひぜひやってみてください。 あと初めての方にもそれを使うこと、できるんですよ。気付いてました? そう、カウンセリングの始めと後で変化を伝えてあげるんです。 「初めの頃は少し沈んでこわばってた感じですけど、今はパッと明るくなった感じですね。」 そりゃ、最初は誰も緊張してるから当たり前のことなんですけどね。 60分も90分も話していれば緊張もほぐれて表情も変わりますよね。 でも、そんな当たり前のことを当たり前に伝えることが大事。 それだけでもきっとうれしいから。 そんな嫌らしいテクニックもお伝えする勉強会、やってます(笑) 嫌らしくないですよ、大人、なんです、オトナ(笑) ↓ 【12月カウンセラー勉強会&グループコンサル】 ◎12/17(土)11:00-13:00 グループコンサル 皆さんのカウンセリングの現在、そして、未来について、私の経験と知識をもとにコンサルティングさせていただきます。 集客、営業、ブログの書き方、カウンセリングの仕方、今後の方向性、セミナーの開催方法、セミナーの中身等々、知りたいこと、分からないことに全身全霊お答えさせていただきます。 参加条件は過去、根本のカウンセラー勉強会に1回以上、参加したことのある方です。 ◎12/17(土)14:00-17:00 カウンセラー勉強会 私がカウンセリングスキルを学ぶ上で最も有効だと思っている2つのアプローチをお届けしたいと思います。 1.ケーススタディ・・・グループワークにて、実際のカウンセリング事例を扱い、自分ならどうするか?どの方向性でカウンセリングするか?をシェアして、カウンセリングの幅を広げたり、考え方の様々なアプローチを取得して頂く機会です。 2.デモセッション・・・参加者の中から1~2名、リアル・クライアントに立候補頂き、根本がその場でカウンセリングをします。私のカウンセリング風景を見ながら学んでいただくもよし、反面教師にしていただくもよし、なかなかできない「臨床」を体験してください。 1~2ともども私の見解を説明したり、質疑応答を通じて見識を深めて頂く時間を作ります。 参加条件はどなたでもOKです。 【費用】 グループコンサル&勉強会両方参加の方・・・\30,000。 グループコンサルのみ参加の方・・・\20,000。 勉強会のみ参加の方・・・\20,000。 【会場】 飯田橋・リロの会議室 E会議室 http://www.relo-kaigi.jp/conference/shinjyukuku/iidabashi.html 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-14 新陽ビル 4F ・JR中央線、総武線「飯田橋」駅 徒歩4分 ・有楽町線、南北線、東西線「飯田橋」駅 徒歩3分  ・大江戸線「飯田橋」 徒歩5分 【申し込み】 下記フォームよりお申し込みください! https://business.form-mailer.jp/fms/137c3bb249192

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