『次にどうつなげるか?~一生懸命さ~』

                               

『次にどうつなげるか?~一生懸命さ~』

カウンセラーの皆さんから「リピータが・・・」という声をよく伺います。
以前も確かメルマガで書いたような気がするのですが、改めてお話ししたいと思います。

今、目の前のクライアントさんがリピーターとなってくれるにはどうしたらいいのでしょう?
どんな気分になったら?
どんな思いが生まれたら?

そんな気持ちでカウンセリングはできていますか?

もちろん、次につなげることがすべてではありませんが、あなたの実力の指標がリピーター率で測れるのもまた事実です。

「期待を上回る」

これがリピートしたいと思わせる、一番の秘訣だと思っています。
カウンセリングを受ける前は怖れと同時に期待があります。
「笑顔で帰りたいなあ」
「問題が解決したらなあ」
「すっきりしたいなあ」
「今後の見通しが付けばなあ」
などなど。

その期待を上回るだけの思いを持って帰っていただければ、「また行きたい」と思っていただけます。
でも、技術もなければ、経験もないカウンセラーはどうしたらいいのでしょう?

「一生懸命さ」

これなら期待を上回れると思いませんか?

「こんなにも一生懸命親身になってくれるなんて・・・」

これ、明確な解決方法を教えてもらうよりもずっと喜ばれるものかもしれません。

一生懸命やる、というのは誰にでもできることではないかと思うんです。
言い換えればベストを尽くす、ということです。

その人のために今できることをすべて出す、そんな姿勢を示せればクライアントさんにもその気持ちは伝わります。

昔、ある人気カウンセラーさんにその秘訣を聞いたところ、こんな答えが返ってきました。

「腕もないし、経験もあまりないんだけど、たぶん、クライアントさんが引くほど一生懸命なんだと思う。」

60分なり90分なり120分のカウンセリングが終わった後、カウンセラーもへとへとになるくらい情熱を燃やしてみませんか?

そのためには「クライアントさんのために」という「与える意識」が大切ですよね?

「これでいいのかな?こんなこと言って間違いじゃないかな?怒られたらどうしよう?ちゃんと説明できるかな?」

そうした不安や怖れは「自分」を見てしまっているときに出てきます。

その不安や怖れを乗り越えてクライアントさんに与える意識を持ちましょう。
だってクライアントさんはあなたの目の前に来るだけですでにそれだけの勇気を出して来られてるわけですしね。

だから、その思いに応えるためにも一生懸命すぎるほど一生懸命「今、できること」を与え続けてください。

「なんか知らんけど一生懸命になってもらえてうれしかった・・・」

こんな感想をたくさん頂けるといいですね。

問題を解決するのはテクニックでも知識でもないと思ってるんです。
「思い」なんじゃないかなあ、と。

だから、カウンセラーがまずその思いを示すことがクライアントさんの更なる勇気や前向きな気持ちを引き出してくれると思うのです。

とっても精神論なんだけど、核心突いてると思いませんか?

※勉強会ではそういうカウンセリングの姿勢についてもお話させていただいています。
 また、リピーター獲得のためのノウハウを知りたい方もぜひご参加くださいね。

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