Author: nemoto

                               

罪悪感と無価値感。 対極にあるようで実は繋がってるんじゃないかなあ、と思っている私。 右から見れば罪悪感で、左から見れば無価値感じゃないかなあ、と。 だから、説明しているうちのごっちゃになるのですけどね。 依存の問題には無価値感がよく絡みます。 「私なんて愛される価値がない」という心理。 だから、うまく行かないことがあると「私に価値がないからだ」という風に解釈しやすくなります。 「私だからダメなんだ」「私なんていなくても一緒だ」「私はどうでもいい存在」みたいな思いを作るのです。 だから「どうせ私は・・」とか「私なんて・・・」という自虐的な表現がよく出てきます。 「愛されない」と思っているので、「愛される」をテーマにします。 どれくらい自分が愛されているか?が価値基準となります。 だから、愛されるために試すようなことをしたり、愛してくれていない、と攻撃的になることもあります。 被害者の心理もここから生まれます。 捨て身になっちゃうような感じ。 「どうせ私なんていない方がいいんでしょ?」という思いを持ちます。 居場所がないので、今の場所にしがみつくこともあります。 とにかく苦しいです。自分に価値がなくて、ここにいてもいなくてもいい存在だけど、ここにいるしかないって言う感じですから。 だから、「ここに居ていいよ」って言われると執着しやすくなります。 恋愛依存、他者依存、セックス依存にもなりやすい傾向にありますね。 また、自信が持てず、自己肯定感も低いので恋愛はもちろん、仕事上の問題が山ほど出てきます。 * 価値を受け取る、見つける、自立する、が癒しの方向性です。 自分の素晴らしさを自分で見つけて受け入れるプロセスを目指していきます。 カウンセラーはある意味扱いやすいです(はじめは)。 だって、たくさん価値を見て、受け入れて、認めてあげるのは、無価値感人にとって望むところだから。 でも、なかなかそこからは抜け出してくれません。 カウンセラーが彼らの価値を見てしまうので、ずっとそこに居座るのです。 むしろ、「もっとちょうだい」ってクレクレ星人になることも少なくありません。 だから、「自分で見つけ、自分で受け入れ、自分で認める」ということをサポートしていく必要があるんですね。 自立させる、というイメージです。 私の場合、「自分で」というところに力点を置き、自立すること、すなわち、頑張ることを推奨するので無価値感が強い方からすると、ちょっと居辛い、というか、根本さん、怖い、根本さん、嫌い、になると思います。 だから、私のクライアントさんでは無価値感が強く出てる方はあまり多くありません。 * 原因としてはやはり親子関係が大きいでしょうか。 親がちゃんと愛情を示してくれなかったケースが多いですね。 だから、無価値感が強く出てくるときって内なる子どもの部分が出てきます。 それでインナーチャイルドワーク的なアプローチをよく伝えています。 これは意外と効果的なことも多いです(意外と言うと失礼ですけど(笑)) そこから、親を手放す、親を許す、というテーマに向かっていきます。 無価値感の人も、価値が受け入れられるようになると、お姫様・王子様エネルギーをどんどん解放して、人気者、アイドル的な存在になっていきます。 無価値感の人って、元々愛されキャラな人が多いんですよね。 そういう理由で私はよく無価値感が強い方をいじっているかもしれません。 あれこれとツッコんだりしてね。 愛されキャラであることを受け入れると「何かできなくても私はここに居てもいい」という許可が出てくるので、とても安定するようになるんですね。 このパターンは無価値感が出てるなあ~、と感じたら、ぜひ、そこを目指してくださいね。 「あ、この人、ほんとうは愛されキャラなんだな!」って。

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昨日からの続きですね~。 さて、「自立」の人に対してはある種の尊重を持って接します。 カウンセラーとクライアントって一般的にはカウンセラーが「自立」、クライアントが「依存」のポジションに入ります。 ところが、依存に入っているはずのクライアントさんが「自立」の問題を提示してくるんですね。 そうするとカウンセラーがクライアントさんに対して「あなたは悪くないですよ」みたいな言い方をすると、「え?そんなことないです。私、家族を裏切ってるんですよ!」的な反応をされたりするんです。 「自立」と「自立」はケンカしやすいんです。 で、どちらが正しいの?どちらが強いの?って「競争」が始まります。 時には「そうやって言うんですけど、カウンセラーさんはできてるんですか?」とか「カウンセラーさんはそういう体験したことあるんですか?」みたいな鋭いツッコミをもらうこともありますね。 だから、自立の問題に対しては相手を尊重した物言いが大切になってきます。 「○○さんはきっと分かってらっしゃると思いますけど・・・」 「もしかすると、こんな話をしても今さらって感じられるかもしれませんが・・・」 また、そんなに「自立」したいのなら、自立させてあげて、こちらが敢えて「依存」してあげることも効果的な場合が多いですよ。 「そしたら、○○さんはどうするのがいいと思いますか?」 「○○さんなら、こういうケースではどうしますか?」 「もし、○○さんの後輩がそういう相談してきたらどうしますか?」 私の場合、「自立」の人に対しては「質問されない限り自分の意見を言わない」というスタンスを取ることが多いです。 実際、よくわかってらっしゃることも多いし、私なんかよりずっと賢い方も多いからです。 だから、むしろ、依存的な立場を利用して(?)、いっぱい褒めたり、感情的に反応したりするんです。 「すごいですよねえ~」 「よく頑張ってますよね!」 「なかなかできないことだと思いますよ」 あくまでカウンセラーという立場を崩さないままに、そういう感想や思いを伝えると、クライアントさんは勝手に自己承認を始めたりします。 でも、この自立の問題に対するやり方ってのは、コンサルタントやコーチの方はごくごく自然にやられてると思いますし、カウンセラーでも傾聴型のスタンスの方はきっとふつうのことですよね? 「私は味方ですよ」という思いを相手が持ってくれることが一番大切ですね。 いわゆるラポール(信頼)を築く方法です。 さて、ところがここである落とし穴にはまることがあるんです。 それは「自立は依存を抑圧して成り立つもの」という心理。 カウンセラーがクライアントさんの自立を受け止め始めると、自立の影に隠れていた依存が出てくることがあるんです。 そして、気が付くとクライアントにがっつり依存されてた・・・なんてことになってるケースも多いんです。 むしろ、始めは自立の問題を自立的に話してくれていたから油断しちゃうんですね。 そうしたケースも想定しつつ、自立心を手放して、相互依存の状態にリードしてあげることが大事なのかなあ、と思っています。 ラポールが出来たときに、あるチャレンジをしてもらうんです。 それはデッドゾーンを越えるための一歩なんですが。 例えば「それだけ自分が悪いと思っているのならば、懺悔しましょうか。ご主人に謝るのはいかがですか?」という大きな課題を与えることもあります。 「今まで一人で頑張って来ましたよね。でも、その生き方、もう辛くないですか?ここはひとつ、誰かに助けを求めてみましょうよ」 「やれることは全部やったと思いませんか?だから、もう相手を自由にしてあげましょうよ。相手の選択を支持してあげましょうよ。」 それぞれの課題があるんですけど、ここは勝負の一手、ですね。 クライアントにチャレンジしてもらうわけですから、カウンセラーにとっても大きなチャレンジになることが多いんです。 私も、うーん・・・て深く考えた後に「ちょっと嫌なこと、変なことをお願いしてもいいですか?」って前置きするくらいです。 クライアントの力を信頼して、一歩踏み出すイメージです。 カウンセラーがそこで踏み込んだ分だけ、クライアントもその勇気を抱いて一歩踏み出せます。 自立的な問題はカウンセラーをまた磨いてくれるテーマになるのです。

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投影の話が続いたので、今日はちょっと別の心理の話を。 クライアントさんの話をいくつかの話に分割して聞くと、問題の本質や解決方法が見出しやすいってネタです。 クライアントさんのシェアは次の基準で考えてみると分かりやすいと思います。 (1)自立と依存 (2)罪悪感と無価値感 まずは(1)について。 シンプルな見分け方は「主語は誰か?」です。 「夫が最近別に女性ができたみたいで怪しいんです。ずっとスマホで誰かとやりとりしてるみたいですし、香水のにおいを付けて帰ってきたり、残業だって言って夜中にタクシーで帰ってきたり、飲み会の回数も増えましたし・・・」 これは明らかに「夫」が主語の言葉ですよね? ということは、奥さんは「依存」なんですね。 一方、「実は私、家庭があるのにちょっと前から付き合い始めた人がいるんです。良くないことをしてるっていう自覚はあるんですが、夫に申し訳ないとか思ったことがなくて。でも、やはりよくない妻だし、母親だと思うので、何とかしなきゃと思うんですが・・・」 これは「私」が主語ですよね?だから、この奥さんは「自立」なんですね。 (2)については、それを感情レベルに落とした見方で、一般的に依存側は無価値感が、自立側は罪悪感が強くなります。 だから、先の奥様は「夫に浮気されていて女としての価値がないと思っている」という感情が強く出ていて、後の奥様は「自分が悪いことをしていて家族に申し訳ないと思っている」という罪悪感が強く出ています。 で、そうした部分が分かってくると方向性を見極めるのは比較的簡単で、 依存 → 自立しましょう。頑張りましょう。 自立 → 一人で頑張るのをやめて誰かをあてにしましょう。助けを求めましょう。 という風になりますし、 無価値感 → 自分本来の価値を受け取ってもっと自信を持ちましょう。 罪悪感 → 自分を受け入れ、許し、自分を愛することを学びましょう。 ということになります。 ほんま、ざっくりですけど、この方向性でカウンセリングをしていくと、問題が解決しやすいだけでなく、今より深刻な状況に陥るのをまずは防げませす。 でも、依存と自立って真逆でしょう? だから、そこを見間違えると余計にややこしくなるんです。 しかも、それぞれは「嫌なこと、抵抗のあること」が目標となるのでややこしいんです。 つまり、依存の人は誰かに頼りたいんです。誰かに何とかしてほしいんです。だから、カウンセリングにも来たので、カウンセラーに何とかしてほしいんです。 でも、そこでカウンセラーは「自分で頑張りなさい。自分の足で立ちなさい。」という話をするわけで、そこはクライアントさんからするとネガティブなんです。 一方、自立の人は自分で全部を背負い込んでいるわけです。だから、助けを求めるなんてとてもできないし、しちゃいけないと思っているんです。 そこを助けを求めなさい、頼りなさいって言われると、うーん・・・となってしまうんですね。 それで、カウンセラーとクライアントの間にある種の問題が生まれてくるんです。 依存的な人は頼りたいし「先生、何とかしてください」って言われたり、「どうしたらいいのか本当に分からないんです」と弱っています。 そうすると何とか手を貸したくなるんですね。 自分で頑張りなさい、とは到底言えません。 でも、そうすることでクライアントの依存心をどんどん引き出してしまって、カウンセリングの中で常に「夫が主語」の状態を継続してしまうんですね。 もちろん、夫が悪役になっていきます。 カウンセリングで愚痴を吐き、弱音を吐き出して、それですっきりして日常に戻れるタイプの人は自立の人。 依存の人はどんどんカウンセラーに依存したくなってくるんですね。 だから、カウンセリングとカウンセリングの間を詰めたくなります。 もっと一緒にいてほしい、とか、何とかしてほしい、とか、メールや電話をかけてくるようになります。 もし、あなたがカウンセラーとしてそれを背負えるだけの覚悟と器量があるならばいいんですけど、そうでないとあなたがやがて「夫」のポジションに入ることになります。 というのも、カウンセラーはクライアントに対して「自立」の位置に入るからです。 だから、「依存」のクライアントに対してはその人の状況を見極めつつ、徐々に自立していく方向に導いてあげるのがいいんじゃないかと思っています。 もちろん、ショックでハートブレイクしてボロボロになってる人に「自立しなさい」ってのは酷ですよね? そこでは優しく受け入れてあげて「一人じゃないですよ」って言ってあげることも大事ですし、その痛みに寄り添ってあげることも必要なことだと思います。 でも、それはある程度「一線を引いて」のこと。 そのために「その人の中にある自立心」を尊重してあげることをお勧めしています。 今は依存的になってしまったんだけど、本来その人は自立してる部分があったはず、と。 だから、私は依存状態にあるクライアントさんに対してはある程度感情を吐き出していただいた後に、「主語は私にしましょう。自分の人生ですから」という話をしたり、自立心を思い出せるように「本来のあなたはどんな姿でしたか?」とか「この問題が起こるまでは夫婦関係はどうでしたか?」なんて質問を良くしていきます。 また、徐々に自立できるように、というのは「宿題」に託すこともよくあります。 例えば、先ほどのような夫婦関係の問題がテーマの時には ・あなたがご主人に対してしてあげたことってどんなこと? ・あなたはどんな風に夫を愛したかったんでしょう? という風にしてみたり、その依存を旦那から切り離すために、 ・どんな女性になりたいですか? ・女性としての自信を取り戻すために自分に意識を向けましょう。 なんて方向性を見ていきます。 オシャレをしましょう、とか、思い切りセクシーな下着をつけようぜ!って話をするのは、自分に意識を向けて自立していくためなんです。 じゃ、自立の人はどうしたらいいのか?という話を明日か、また、気が向いたときにしたいと思います!(笑)

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再び、投影についてのお話をさせていただこうと思います。 もう飽きた?(笑) ちょっと今日はブラックな見方ですよー。 性格がちょっと悪かったり、捻くれてないと嫌悪感感じちゃうかもしれませんね。 あ、皆さんは大丈夫ですね~うん。良かった~ 例えば、夫婦の問題でいらしたクライアントさんがこんな話をしてくれます。 「旦那さん、たぶん、ちょっと病気じゃないか?と思うくらいキレたらひどいんです。暴言、暴言で、私や子どもたちに対してひどく攻撃的になるんです。 私なんか言い返さずにじっと我慢してるうちに涙が出てきてしまって本当に辛くて。 でも、そんな私にも『お前のせいでうちはめちゃくちゃだ』とか『お前がしっかりしてないからこんなことになる』とか「お前はほんとうにひどい嫁だ』とか『きっと育ちが悪いんだろうな』とか言われてほんとうに悔しくて。」 そら、しんどいよなあ。 めちゃくちゃだよなあ。 と思いますよね。 多くのカウンセラーさんは「大変ですね。よく耐えていらっしゃいますね。」などと共感したり、慰められたりすると思います。 当然、私もクライアントさんの話をふむふむ聞きながら、できるだけ優しい口調で「ちなみに旦那さんはまだご存命ですか?あ、そうですか。そんなひどいことしてまだ生かしてもらえてるんですね」とか、「それで旦那さんを秩父に埋めるやり方を教えてくれ、ということでしょうか?」などと神妙な表情をしながら共感的態度を示します。 でも、そんなやさしさの裏側で、ブラックな私がある観察をしてるんです。 「うちをめちゃくちゃにしたのは誰だと思ってるんだろう?」 「しっかりしてないって相手を責めてるのは誰だろう?」 「育ちが悪いって見下してるのは誰だろう?」 そこから、さらにブラックなる分析をしていきます。 「いつも被害者意識を持っているんじゃないだろうか?誰かのせいにする癖はないか?」 「ちゃんとしなきゃ!って頑張るタイプで、自己嫌悪の強い長女タイプなのかな?」 「見下すような発言を今までもほかでしていないかな?」 カウンセラーとして見極めが大事なのが「奥さんが話す旦那さん評はあくまで奥さん基準であって、旦那さんそのものの姿を現しているわけではない」ということです。 もちろん、奥さんが嘘をついているわけではありませんよ。 その奥さんの目を通した旦那さん評ってことを忘れちゃいけないってことです。 だから、実際、その後ご主人にお会いすると、全然奥さんが言ってるのと違う!ってなったりします。 で、その奥さんの目を通した発言である、ということは、奥さんが「うちの旦那は○○で」とおっしゃることは、すべて奥さんの投影ってことなんですよね。 だから、その奥さんが「旦那がいつも私を見下してくる」と言うのは、「私も旦那を見下してるんだけどね」という自己紹介になるのです。 もちろん、決め付けはいけません。 だから、あくまで情報の一つとしてその投影を見ておくことが大事です。 そんな風に「クライアントさんが誰かの話をするときは、そこに投影が入っていることを忘れずに!!」という意識でお話を聞いていると、より広く、深い情報が手に入れられます。 「ああ、この人、ちょっと被害者モードで相手を責めちゃうところがあるんだなあ」と思えば、それが問題の原因になってないかなあ?と見ることもできるし、また、「カウンセラーが下手に意見すると、後々こっちのせいにされることもあるのかもなあ」などと用心することもできますね。 逆に、クライアントさんが誰かを褒めていたり、誰かの魅力を語っていたりする時は、それこそが、クライアントさんの才能であり、魅力なんですよね。 だから、「旦那さんって悪いところだけなのかなあ?」って聞いてみると、その人のいいところ自己紹介が始まりますね。 ちょっと活用してみると面白い見方だと思いますので、ぜひどうぞ~

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ここ3日間、投影を使った心理分析についてご紹介して来ました。 特に昨日の記事などは分かりやすいのですが、投影について考えたとき、あれ??と思うこと、ありませんでした?? 「カウンセラーもクライアントに誰かを投影している」 昨日の記事で「クライアントさん(奥さん)が彼女に自分自身を投影している」ように、カウンセラーもクライアントさんに自分自身やその他誰かを投影していることは避けようにもない事実です。 カウンセラーだから投影は起こらないなんてことはないんですね。 むしろ、カウンセラーだからバンバン起こります。 だってそれだけ深く人と関わってきたんだから、カウンセラーの中にはたくさんの人たちのデータが入っているんです。 「ああ、このタイプの人はけっこう感情的になりやすいタイプだよなあ」って過去のクライアントさんを目の前に投影するなんてことは日常茶飯事ですね。 「こういうタイプの人は意外と外見と中身が違うのよね」 「たぶん、この人には何を言っても通じないだろうな」 「けっこう弱そうに見えて、実は頑固っていうか、強いのよね」 そんな風にカウンセラーも無自覚のうちにクライアントさんを判断(ジャッジ)してるものです。 まあ、私もよくやりますよー!!ガンガンやってますよー!! また、カウンセラーが自分自身をクライアントに投影する場合も少なくないんです。 自分がお母さんと葛藤があり、なかなか許し切れない場合には、それをクライアントに投影して、 「お母さんのこと許したって言ってるけど、ほんとはまだまだなんだよね」 なんて思ってたりします。 さらには、カウンセリングしながらクライアントさんにだんだんむかついてくるんですね。 「何、その、はっきりしない態度!まるでお母さんみたいじゃない!!」 そうお母さんを投影してたんです(笑) また自分がなかなか恋愛がうまく行かないときには、クライアントさんを応援する立場なのについつい男子をダメ出しして「恋なんてしなくてもいいのよ」って同盟を組みたくなったりもします。 私たちがクライアントさんに対して「この人は○○だ」って思うのも、「きっとこうだと思う」と思うのも、感情を揺さぶられるのも、全部、投影です。 「投影」ってそれに気付けば、投影を取り戻すことができて、まだその人をその人として扱いやすくなります。 それでも何らかの投影は残っているわけですけどね。 だから、カウンセラーさんは「クライアントに自分や誰かを投影するのは当たり前のこと」と思ってやる方がいいでしょう。 これ投影だよね?って分かりながらも伝えることも大事ですし、逆に、投影だと思うことで、よりその人そのものを見ようという意欲は高まります。 そして、この試みが以前お話しした転移・逆転移を防ぐことにもなるのです。 >http://cocoronooffice.jp/28/

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私のカウンセリングのメインメニューみたいなテーマ「夫の浮気(不倫)」。 最近はお客様が「根本さんにとっては『またか』みたいなテーマかと思うんですが・・・」と気を使ってくれるほどにメジャーなご相談です。 そこでは、旦那が浮気してるけど認めない、とか、開き直ってる、とか、暴言吐いてる、とか、最近急にオシャレになってきた、とか、携帯を持ってお風呂に入ってる、とか、様々な状況を教えて頂けます。 さらには、言わないように我慢してるのが辛い、とか、私も暴言吐いてしまってる、とか、これから先が不安、とか、やっぱり旦那のこと愛してるって気付いた、という奥様側の思いもたくさん聞かせてもらってます。 そんな時、「浮気相手を知ってる」とか「会ったことがある」というケースもよくあるんですね。 一緒の職場の人だったり、勇気を出して会いに行ったり、あるいは、浮気相手が自分の友達だったり、、、。 時にはその相手が水商売の子で、ホームページで写真とかブログとか見ちゃってる場合もあるんですね。 で、そんな時、私は「その女の人ってどんな人なの?」って聞くんです。 私よりずっと若くてかわいい。 きっと素直だと思う。 今時の女の子って感じ。 けっこう計算高い感じだと思う。 なんか必死かも知れない。 パッと見世間知らずのお嬢さま。 あまり不倫とかに縁がなさそうだけど、そういう子に限ってしてるものですよね。 けっこう派手な感じかな。 女を武器に使ってる感じ。 色っぽくて大人びてる。 仕事ができる感じのピリッとした子。 サバサバしてて男っぽい感じ。 いかにも水商売って感じの色気むんむんの子。 別に私は好奇心で聞いてるわけじゃないんですよね。 「ふーん・・・そうなのかあ・・・へえ・・・」と聞いてるんです。 そして、「もっと他にはないの?」とか「どんな子だと思う?」みたいに話を膨らませてるんです。 で、唐突にこんなことを言います。 「で、それってさー、誰のことなん?」 ほとんど場合、「は?」という顔をして「その女のことですけど?」とおっしゃいます。 まあ、当然のことですよね。 でも、投影を知ってる我がブログの読者などは 「え?それってもしかして私のことって言いたいんですか?」 って若干、好戦的な目をして、カバンの中から武器を取り出そうとする人もいます。 「あ、いや、待って!早まらないで!僕、丸腰なんだよ、今!防弾チョッキ忘れて来たんだから!」 と焦るわけです。 * 絶対に認めたくないですよね。あの女が私!?だなんて。 私は「あの女は私」と言いたいんじゃないんです。正確には。 私は「あの女」を知りません。 私が今聞いてるのは「奥さんを通じてみているあの女」です。 つまり、奥さんフィルターを通った彼女なんですね。 てことは、その奥さんが彼女に見てる要素って・・・・誰の要素なん???という話です。 それは言い方を変えれば「私が本来持っているんだけど諸般の事情で夫に与えられなくなったもの」でもあるんですね。 この要素って自分ではなかなか受け入れられないのですが、そもそも自分にないものは人に見えないわけで、本来の奥さんが素直じゃなかったら、彼女の中に素直さは見えないのです。 そこから私は次のような分析をするんですね。 1.奥さんが本来持っているにもかかわらず夫に与えなかったから夫はその要素を求めて浮気をした。 2.奥さんの本来の姿なので、それを取り戻せば夫の気持ちもこちらを向く。 そもそも「浮気の心理学」の基本は「奥さんが与えてくれなかったものを求めて」なんですね。 その人を通じて見える要素は実は自分の中にある・・・。 投影を知ると、そうした深い心理に向き合えたりするのです。 根本の勉強会では「ケーススタディ」をよくしています。 実際の事例をもとに、自分ならどう分析していくのか?どういう風にカウンセリングを進めていくのか?を学ぶ場なのですが、そこではよくこんな「投影を使った心理分析」もお伝えしています。 この見方を採り入れられると、カウンセリングの視野が広がると思いませんか?

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「いつも上司と揉めて会社に居づらくなってしまうんです。それで転職を繰り返してしまうんです。前の会社もはじめはいい感じだったのですが、途中で上司が変わってからおかしくなってしまいました。 今の会社に移ってからは最初から馬の合わない上司で、何かとダメ出しされて仕事に行くのが嫌になってます。どうしたらいいのでしょうか?」 こんなご相談を頂くこと、ありませんか? 「職場の人間関係」の問題なのですが、私はこうしたご相談の際、 「今回がはじめて?それともいつも?」 って聞き方をします。クライアントが「いつも・・・」っておっしゃってくれてるので、今回のケースではその質問は飛ばせますけどね。 「いつも」ということは「パターン」を表します。 同じことを繰り返しているわけです。 それは潜在意識にある「心の傷」が癒されるために同じ環境を作り出している、という見方をするのです。 だから、この場合、上司に問題があるわけではありません。 問題のある上司を引き寄せてるクライアントに問題があるわけです。 問題があるってだけで、このクライアントが悪いわけではありませんよ。 本人も自覚せずにやっちゃってることですからね。 で、「投影」の登場です。 上司に誰を投影してるんだろう???ってことなんです。 一般的に上司は「目上の人」ですから、かつてそのクライアントさんと関係のあった「目上の人」との未消化な感情が浮かび上がって来てる、と見るわけです。 「目上の人」の2大ボスといえば「父」「母」ですね。 だから、私の質問はこうなります。 「上司とうまく行かないっていうけど、その上司は男性?それとも女性?」 もし男性の上司ならば「父」、女性の上司ならば「母」を想定します。 じゃあ、ミックスだった場合は??? 父母両方ってケースを想定します。 ただ、一般的に仕事、職場は「父」のシンボルですから若干父優勢ですね。 でも、ここで決め付けるわけにはいかないので、詳細を聞いていくんです。 そう、カウンセラーって聞く人ですからね!(笑) 「お父さん、お母さんとはどんな関係でしたか?」 私の経験ではこれでほとんどの場合、どちらか、もしくは両方の問題であることが多いんですね。 その後の人生で「クラブの顧問とうまくいかなかった」とか「先生と対立してた」というケースも、その原点は両親であることが多いのです。 とすると、「ああ、上司となんでうまく行かないかというと、やはりお父さんとの関係が根っこにあるみたいですね。」という話をすることになります。 そして、お父さんとの関係を話を伺いながら紐解き、そして、そこに溜まっていた未消化な感情を解放していくと、お父さんに対する思いが変わった分だけ、それを投影する上司との関係に変化が訪れるのです。

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『投影を使った心理分析の仕方』 「元カレとは3、4か月しか付き合ってないんです。最初から違うなって感じもあったし、あまり好きになれないまま付き合ったんですが、やっぱりうまく行かなくて。ある日、彼の方から別れ話をしてきました。」 そんな風に語るAさん。 「私も納得して別れたんですよね。でも、なぜかずっとその彼のことが引っかかって。 いきなり怒りが出てきたり、すごく悲しくなったり、あれこれ考えたり。なんでそんなことが起きるんでしょうか?」 そんな好きじゃなかったし、深い付き合いじゃなかったし、でも、なぜか引きずってしまう・・・。 皆さんはこの問いをどう解釈していきますか? 心理学的な見方をすれば「この元カレに誰かほかの人を投影してるんじゃね?」となります。 だから、質問は 「あのさー、その元カレよりも前にけっこう引きずったり、長く付き合ったり、不完全燃焼な恋愛ってない?」 となります。 そうすると「実はその前の彼とは8年付き合ってて結婚直前まで行ったんです」なんて話が出てきて、ああ、それが本命だなあってことが分かります。 「たぶん、そっちがメインだよ。その8年の彼に対する不完全燃焼な感じが今回の彼に出てるんだよ」 と。ところが、「いやあ、そういう恋愛はしてないっす」って人も出てきます。 恋愛におけるラスボスはたいてい「異性の親」ですし、女子の場合はそこに「同性の親=母」も絡んでくるので、親子話をします。 「お父さんのこと、どう思ってた?お母さんとはどんな関係だった?」 元カレにお父さんかお母さんを投影してるんじゃね?という風に。 * Aさんが当初訴えていた「元カレのことが気になる」というのを真に受けてそこばかりを扱っていると、トカゲのしっぽ斬りになって、何も解決しないことも多いのです。 それを「元カレに誰かを投影してるんじゃね?」という見方をすることで、一気に対象が広がりますよね? 特に大人になって出てきて、しかも、それが人生を揺るがすほどんの問題である、ということは、その対象者一人だけが問題ってことはあまりないんです。 「旦那との問題だと思っていたら、実母がラスボスだった」みたいな話がよく出てくるんですが、そのためです。 もし、今日、クライアントさんと向き合うことがあったら、投影を意識してみると話が広がりやすいかもしれませんね。

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私はある心理学という理論をベースにカウンセリングをしていきます。 ああ、これは投影だな。 罪悪感からこの行動は起きてるよな。 正しさの争いにハマってるよな。 依存が相当嫌いみたい。 って分析していって、 「あのさー、子ども時代ってそんなに我慢してたの?」 みたいな質問をしていくわけですし、 「依存に落ちるのが嫌で、愛することよりも、戦うことを選んでしまう」 というお見立てをしていくわけですし、 「子ども時代の自分を受け入れていくことで、より今の状態に感謝できるようになるんじゃね?」 という方針を立てていくわけです。 ただ、心理学の理論の中には「執着は手放すべし」とか「人を許すべし」みたいなルールがあるんですね。 もちろん、そうすると幸せになれるから、です。 だから、「元カレが気になってなかなか先に進めないんです」というご相談に「じゃあ、元カレを手放しましょう」て話をするわけですが、必ずしもそれがその人の幸せにつながるか?っていうと別問題だと思ってます。 許さないことで幸せになれるの?って疑問はおいといて「今、それが必要?」てシーンはあると思うんですね。 元カレのこと、手放した方がいいけど、今はまだ準備ができてないよなあ、という感じ。 もちろん、準備ができてないってのはこっち側の勝手な判断なんですけどね。 以前、不倫のカウンセリングをしてた時に「そうだよなあ」という体験をしてるんです。 その女性はとても家が厳しくて、また離婚している両親の実家にも振り回されて、それでいて今の仕事もけっこうハードなんですよね。 それでふつうに恋人を作っても親や親族に認められなきゃいけないんだけど、ハードルが超高くて、ってことで、アンダーグラウンドに逃げるように不倫にハマってたんです。 そうすると彼女の精神状態を保つには不倫するしかないよなあ、という思いに至ったんですね。 不倫は手放すべし、というルールがその場合は当てはまらないなあ、と。 もちろん、それが「ベスト」だとは思っていませんでしたが、今時点での「ベター」に感じたのです。 以来、理論は一応あるんだけど、タイミングや方法は臨機応変に、という風に意識を変えたのでした。 当たり前のことですが、カウンセラーになると「正しさ」や「理論」に振り回されやすいのかも、と思った次第です。

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なんせ、私はずっと「カウンセリングやセミナーにネタは転がっている」という思い込み、かつ、「期日までに必ずネタは降っている」と思い込んでいる人間です。 今日もカウンセリングの中で「自分には価値がないから彼が私のことを見てるはずがないって前提でいるよね?それってリスキーだよね」って話をしたときに、「あ、これ、ネタになるぞ!」と気付きました。 ま、それをツイッターに投稿しようと思ったまま忘れてたんですけどね(笑) ネタになるぞ!ってのは「あるあるだぞ!」ってことで、他の人にも当てはまる法則だよなー、これ記事にしたら喜ばれるなあ、という意味です。 お客さんが喜ぶ!みんな知りたいはず!って思いがネタに気付かせてくれます。 私、カウンセリングしながらカルテを書いてるんですけど、そのカルテにはちょくちょく二重丸がしてあって、「ネタ!」とあとから見て分かるようにしておきます。 とにかくメモをしてないと忘れますからね!(これは皆さん経験してるでしょ?) 困るのはセミナー中で、セミナーのときはメモを取らないから「ああ、ネタになる!」って思ってもそのまま流れてしまうときも多いんです。 これはいける!と思ったときは、その場で「ああ、これ、メルマガのネタにするから誰かメモしてあとで渡して~」なんて頼んでます。 そうすると親切な参加者さんがメモにして渡してくれたりね。 モノ書きの皆さんはみんなそうなんですけど、常にネタを探しています。 それが癖になってしまってネタを探してることを忘れるくらいになってます。 私の場合はカウンセリングの中で見つけることが多いですが、他にもたまたま点けてたテレビからネタを拾うときもあるし、ネットや本にも転がってるときもありますし、飲み屋の隣の席から聞こえてきた会話にもヒントはあるし、バーのマスターとしゃべってるときもネタが転がってきたりします。 そして、それを最近はツイッターに呟いてメモ代わりにしてるんですが、そもそもネタ帳なるファイルは私のPCに常備してるんですね。 外出先で見つけたネタはPCのメールアドレスにスマホからメールしてました。 これは私が「毎日ブログを書く」ということを日課にしてるからできるんです。 書くことが前提になっているから、ネタが見つかるんです。 これ、逆にしてる人、つまり、ネタが見つかったら書こうと思ってる方はおそらくネタに苦労してるはず。 「書く」と決めてるから「ネタが見つかる」と思ってください。 そうしたら、電車で酔っぱらってしゃべってるOL達の会話から美味しいネタを拾えたりしますよ。

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