12月 2016

                               

先日東京でのグループコンサルで出た質問を一つご紹介したいと思います。 カウンセラーは共感する生き物ですね。 だからクライアントさんの辛い話を聞くと、ついつい引き込まれてしまい、こちらが辛くなってしまうこともあります。 女性のカウンセラーさんは共感力も高いからなおさらでしょうし、またエンパス体質の方なんて、そっくり感情を引き受けてしまう方もいるでしょう。 私たちはそんな方を「イタコ体質」なんて呼んでました。 非常に強い共感力の持ち主ですね。 そういう方はぜひカウンセラーであると同時に、ヒーラーを名乗ってください。 ヒーラーというのはクライアントの感情を引き受けて燃やしてあげることができる人のことも指します。 古い時代のシャーマンなどと同じですね。もしかしたら過去生でそういう時代があったのかも。 クライアントさんの話を聞いて辛くなって涙を流してしまうこともあるでしょう。 でも、それは悪いことでは全然ないと思っています。 クライアントさんの代わりに泣いてあげる、一緒に泣いてあげるのはとても大きなヒーリングです。 クライアントさんの分まで泣いてあげるわけですから。 同様に怒ってあげることも悪いことではありませんね。 ただ、それによって自分を見失ってしまうのはちょっと引き受けすぎかもしれません。 少しトレーニングが必要でしょう。 感情に流されない、いつもどこかに自分を持っている、たとえ、感情を引き受けたとしても自分の中で感覚的に自分のものとクライアントさんのものとで線引きができている、そんな状態になることは可能です。 また、そうした共感能力が高い方はそれによってクライアントさんの感情の仕組みをキャッチすることができます。 この深い悲しみの奥には罪悪感があって、絶望があって、寂しさがあり、でも、その奥にはちゃんと愛があるんだな、というところまでつながることができれば、一気にクライアントさんの感情を引っ張り上げて愛と繋げ、笑わせてあげるところまで行きます。 * どこかで一線を引いてあげることが大事です。 例えば、家族を亡くした方をカウンセリングすれば、その悲しみが伝わってきてどうしようもない気持ち、そして、涙するしかない自分に出会います。 でも、そこで自分に入らないことが大事ですね。 ましてや「カウンセラーなのに何も言えないなんて」と自己嫌悪するのは間違いです。クライアントさんを置いてけぼりにしちゃいますね。 何も言えなければ何も言えない、ということを伝えてください。 そして、一緒に泣いてあげてください。 でも、そこで一線を引くのを忘れないでください。 その悲しみや絶望はクライアントさん自身の体験であり、それを分かち合うことはできても、乗り越えるのはクライアントさん自身である、ということ。 カウンセラーはそれを変わってあげることはできません。 また、そこで感情移入したとしても、カウンセリングが終われば自分自身の生活が待っていて、もしかすると、次のクライアントさんが待っています。 前のカウンセリングを引きずったままでは、そのクライアントさんに申し訳ないですよね。 だから、その辺の冷静さは持ち合わせておく必要もありますね。 こうしたトレーニングはカウンセリングを継続することでもできますし、また、感情のトレーニングをする場に出かけるのもアリでしょう。 * 「今、できることをする」 どんな状況のクライアントさんが来ても、私が常に意識しているのはこれです。 今できることにベストを尽くします。 私はかつて泣きじゃくるクライアントさんと向き合いながら、ただひたすら1時間も2時間も付き合ったことがあります。 中には泣きに来られる方もいて、じっと涙を流されるのを待っていました。何も言わずにね。 「すいません。泣いてばかりで」というクライアントさんに「大丈夫ですよ。そのままで。今は誰にも邪魔されずに泣けるときですから。一人で泣くよりも、ここで泣く方がずっといいですよ」とだけ伝えて、ずっと黙っていました。 そのクライアントさんもやがて90分泣き通しだったのが、60分になり、30分になり、だんだん笑えるようになりました。 そして、1年後、新たな旅立ちを選び、わざわざその報告のためだけにカウンセリングの枠を取ってくださいました。 「ただここにいるだけで価値がある」自分にぜひ皆さん、気付いてください。 辛さが伝わってきたら辛いね、と言い、悲しいときんは悲しいと言える、それだけでクライアントさんは救われると思いますよ。

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自立的に頑張ってる人は少なからずこの罠にハマると思います。 「なぜ、あの人ばかり評価されるのか?」 「なんで、あんな人にお客さんが惹かれるのか?」 「どうして自分のところには来ないんだろう?」 こういう思いを抱いたことのないカウンセラーってほとんどいないんじゃないでしょうか。 そこには競争心もあれば、嫉妬心も出て来るでしょう。 で、カウンセラーってのはそこで恨んだり、呪ったりするだけでなく、セルフで自分の気持ちを見つめられるって利点がありますよね。 「そういう風に言うてるクライアントさんが来たらどんな風に答えるだろうか?」という意識を持てば、すぐにカウンセラーモードが発動して早くその状況を抜け出せるかと思います。 ま、そうはいつも上手く行きませんけど。そういうときはスーパーバイズを受けてみてくださいね。 そこで改めてこの競争心や嫉妬心を見つめ直してみましょう。 「赤の他人と競争することはない」 「自分と無関係な人に嫉妬はしない」 「その能力や実力を認めている相手にのみ嫉妬心が起こる」 「競争心は自分にも実力があることを認めている証拠」 この辺は理解できるかと思います。 競争心ってのは自立してるからこそ生まれるもので、勝ち負けの心理に繋がるものです。 負けたくない気持ちや負けていることへの屈辱感からその競争心は強まるのですが、当然ですけど、その相手と言うのは「自分自身が実力を認めたライバル」であるはずです。 だから、実は競争心を感じる相手と言うのは「自分が認めた相手」ってことで、そちらの意識と繋がると嫌な気持ちはだいぶ去っていきます。 そして、それを素直に認める、素直に伝えろ、と私はいつも提案しています。 嫉妬も同じですね。 私たちは自分にないものに嫉妬することはありません。 月商100万稼ぐ力がない人は、月商100万稼ぐカウンセラーに嫉妬することはないのです。 ということは、嫉妬と言うのは「自分が気付いていないけれど、本当は知っている自分の実力」を教えてくれてる、ということなのです。 そっか、自分はそれだけの力があるのか!(今すでにある!ということね)という風に見て行けば嫉妬も半減するでしょう。 そして、やはり嫉妬心も伝えてみるといいです。 そうすると案外嫉妬してる相手も自分に嫉妬してたりして、一気に同盟関係が深まったりしますね。 カウンセラーって一人で行動することが多いですから、案外孤独を感じやすい生き物です。 そんな時に競争心を感じたり、嫉妬を感じられるくらい認め合っている仲間がいるってのは素敵なことです。 ぜひ、自分から心を開き、近付いてみましょう。 そして、相手を認めて、自分を認めて、お互いが成功する道を選びましょう。

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さて、いきなり昨日はグループマインドの話をしてしまいましたが、もう少し具体的に参加者を巻き込む方法をお話ししたいと思います。 ひとつは昨日も最後に少し触れましたが、「質問をすること」ですね。 実習をしてもらって、「Aさん、どんな答えが出てきましたか?」って質問して答えてもらいます。 ある意味、これはツッコミどころでもありますので、お返事頂いた答えに何らかのツッコミを入れると笑いが取れます。 これは笑いの世界ではあまり奨励されてませんが「客いじり」って手法につながるもので、簡単に笑いを作れる方法ですね(笑) で、もう一つは私の実習でよく採り入れている「ペアワーク(バディワーク)」や「グループワーク」です。 これが苦手って人もいらっしゃるんですけど、参加してる感を高めるには、一人で実習するだけでなく、同じテーブルに座っている者同士、あるいは、近くに座っている方でグループを組んで実習した方が、ずっといいと思ってます。 時にはそのグループですごく意気投合して友達になり、「今度新年会をすることにしました!」なんて報告をつい数日前に頂いたところです。 それって凄いですよね~! もちろん、毎回すべてのグループがそんなに仲良くなるわけではありませんが、新たな出会いが世界を広げてくれることはよくあることです。 そもそもグループワークをする目的は「参加意欲を高めるため」でもあり、「理解を深めるため」でもあり、「自分と違う見方をする人との出会い」でもあり、ほんとうにいっぱいあります。 そうすることで参加意欲を飛躍的に高められ、良かったなあ、という印象を持っていただけるようになります。 ちなみに、セミナーの内容がショボくても、グループの人たちが楽しい、面白い、気が合う、などの事象が発生すると、そのセミナーはものすごくいいセミナーに変身します。 私などはそれを目的としてグループワークをガンガン採り入れてるくらいです!(笑) まあ、それは半分は冗談として(笑)、でも、グループワークを採り入れると毎回違う雰囲気になるから不思議ですね。 私は一つのセミナーを東京、大阪など複数の地域でやることがありますが、そうすると土地柄の違いも出てきますし、また、同じ場所で何度かやっても毎回エネルギーが違うんですよね。 セミナーは生き物だ、という話はよく耳にしますが、グループワークを採り入れると、さらにそれが実感しやすくなります。 皆さんがセミナーをされる際は、そんな風にどう参加者を巻き込んでいくか?を考えてみると、よりセミナーの質が高まると思います

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私は一方的に講師が話す、という経験は意外と多くなく、ほとんどが講座、ワークショップという形のセミナーです。 どう違うか?というと、参加者の反応を見ながら内容を決める、というスタイルです。 かつてはテキスト(内容)を作るときに想定した反応と、実際の参加者の反応が違ったので、その場でアドリブで実習を作り、レクチャーをすることもありました。 そのため「私のセミナーはテキストは自宅でワークできるように作ってます!(笑)」なんて言ってみたり、「今日も絶好調にテキストから脱線してますね~!」なんて笑いを取っていました。 実際、テーマに沿っていれば内容が違っても問題はありません。 (その件でのクレームを頂いたことは一度もありません) 最近は経験なのか参加者の反応がある程度読めてきましたので、ある程度テキストに沿って進められるようになりました。 それを進化というのは、まともになったというかは微妙なところですが(笑) で、私は参加者の皆さんの反応がすごく気になる人です。 やはりエンターテイナーの才能も少しあるんでしょうか。 喜んでもらいたい、楽しんでもらいたい、せっかく来たんだから、たくさん持って帰って欲しい、なんて思いが強いのです。 私のセミナーに参加されたことのある方なら、「これ?分かる?伝わってます?」って聞いてたり、「これってどんな感じがした?」って質問したりしてる図を思い出される方もいらっしゃるかもしれません。 また、全体に対して「これ、分かる人~??」みたいな質問もよくしています。 そして、できるだけたくさんの人を巻き込んでいくスタンスでセミナーを創り上げていきます。 そう、私の場合、セミナーは「その場で作る(創る)もの」なんです。 それはそもそも私が「プロセス思考セミナー」というスタイルを主にやってきたことにも影響します。 プロセス思考セミナーというのは「講師がその場で相応しいと思うワークを直感的に取り入れ、進めて行くセミナー」のことで、要するに「セミナーが自由気ままに勝手にしたいことをする」セミナーでもあります(笑) これは自由度が高い分、リスクも高まります。 その場合、「グループマインド」というものに非常に注力することになります。 グループマインドというのはその場にいる人たち全体の潜在意識・無意識を総合したエネルギーと言う感じでしょうか。 例えば、あるセッションで非常に強い悲しみが出てきたとすると、それに共感して、一緒に参加している方も自分の心の中の悲しみに触れることになり、あちこちですすり泣きが聞こえるようになります。 そうするとそのセミナー会場全体が深い悲しみに包まれるようになるんですね。 それで、その悲しみをみんなで解放して癒していくと、一気にグループのエネルギーが上がって会場全体が明るい雰囲気となり、参加者の表情も明るくなっていきます。 参加者としては「なんだから知らないうちに悲しい気持ちになって涙が出てきた。どうなるんだろう?と思っていたら、すーっと気分が良くなっていって気が付けば笑っていた」みたいな感覚を味わいます。 このグループマインドを癒す手法はそんな風に「知らんうちに」という形なので、とても自然かつ安全かつ効果も高いものです。 そういうセミナーを長年やってきたので、2時間のセミナーでもグループマインドを意識しながらやるようになり、その結果、「え?みんなちゃんと付いてきてる?僕一人で暴走してない?(笑)」とか「ああ、いいエネルギーになりましたよね~。今日はこのまま静かに終わりましょうね。拍手はなしでいいですよ。じゃあ、ここまでです!ありがとうございました!」という感じになるのです。 ・・・。 すいません。いきなり難しい話をしてしまいました? まあ、もっとぶっちゃけた話をすると、根本くん、相変わらずチキンなので、皆さんの反応が分からないと不安になっちゃう、ということでもあるんですけどね。 でも、セミナーは参加者と一緒に作るもの、というのは変わらぬ信念です。 参加者にあれこれと質問しながら進めるのも、そのためですね。 でも、参加者としては、質問されるのは嫌かもしれないし、怖いし、恥ずかしいし、間違ったらどうしようって不安になるかもしれませんが、でも、その分、参加してる感、は高まりますよね。 その分、いいセミナーになると思うんですけどいかがでしょうか?

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始めて人前で心理学のセミナーをしたのは1999年くらいだったかと思います。 当時、参加していた神戸メンタルサービスに受講生同士でペアを組んで2時間のワークをする、というカリキュラムがあり、奥さんと一緒に開催したのが初めてでした。 その後、仲間たちと「2時間講座(ワークショップ)を作るチーム」を結成して、それこそ数十本~100本くらいは仲間たちと一緒に2時間ワークを作りました。 そのときは「始めの挨拶で、この講座の趣旨を10分で説明して、その後、最初に簡単なワークをして・・・」と細かいタイムスケジュールまで決め、もちろん、どんなことを話すのかまで作り込んでいました。 始めの頃は緊張しますから、何をしゃべるかを全部原稿に落として、そのリハまでやっていたと思います。 その後、実際にお客さんを前に講座をさせてもらうことになりました。 受講生の立場でありながら会社の有料講座を担当させてもらったんですね。 でも、そこで1回、挫折を味わいます。内容がまだまだ拙く、その企画は半年くらいで打ち切りとなったんです。 とても悔しかったのですが、逆にその経験がスイッチを入れてくれたように思います。 その後は講師になったので2時間~2日間のセミナーを担当するようになっていきました。 そして、今でも一番好きな仕事は「セミナー」です。 そんな作り込みの経験があるので、今はセミナーを作ること自体はとても楽になりました。 ブログと同じで、始めは何時間もかけて作っていたのが、慣れて要領が分かってきたので、どんな実習をすればいいのか?このタイミングでどんな話をすればいいのか?というタイムスケジュールがだいたい把握できるからです。 そうすると内容により集中できますから、10年前に比べたらずっと質の高いセミナーを作れるようになったと思っています。 うちの師匠はこんなことを言ってました。 「2時間のセミナーを完璧に作れるようになったら、2日でも10日でもセミナーは作れる。2時間が一番難しいんや」 でも、実際、その通りなんですよね。 2時間のセミナーはごまかしがきかない、というか、コケたらそのまま沈んで行くイメージがあります。 私のセミナーは師匠譲りで、上げて、下げて、という感情を動かすことを実習を通じてやっていきます。 上げる、というのは「笑い」であり「楽しみ」であり「喜び」です。 下げる、というのは「泣き」であり「罪悪感」であり「痛み」です。 なぜ、上げて下げるのかというと、それだけセミナーの内容が落とし込みやすいと思うから。 笑うと緊張が解れ、ハートが開きます。 そのあと、内観的な実習をすると、すーっと自分の内面を見られます。 そこで、罪悪感に触れたり、痛みに触れたりして、時には涙が出ます。 そのまま終わると大変ですよね?(笑) そして、その後、愛と繋がる実習をしたり、再び笑いを採り入れることで上げて、「ああ、楽しかった。面白かった。癒された」って体験をお持ち帰りいただくんです。 セミナーに限らないですが、私たちは感情が動いた分だけ、そのできごとを深く記憶します。 感情と記憶は繋がっているからです。 だから、どれだけ素晴らしい内容だったとしても淡々と進行してしまうと印象に残らない=セミナーの内容が伝わらない=定着しない、ということになるのです。 だから、人気講師というのはこの感情の扱いが上手い人だと私は思っています。 実は私、そもそもそんな笑いに生きる人ではなかったので、とても苦手でした。 笑いがないと、泣きもなかなか起こせないので、それがコンプレックスだった時代もあります。 しかも、ベースを大阪にしてる、ということは笑いは必須です。 真面目なテーマでセミナーをしていても笑いがないとクレームが来る土地です(笑) #ただし、大阪以外にお住いの方が大阪でセミナーをする場合は、そこまで笑いを求めることはないようですので、ご安心下さい。ずるいよね(笑) でも、これ、カウンセリングでも同じなんですよね。 カウンセリングって1対1のセミナーですから。 しかも、予め内容を準備しないセミナーです。 せっかく来て頂いたのだから喜んで帰っていただきたい・・・そういう思いから私はそんな風にセミナーを作っているのです。

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来年の目標設定をしよう!というセミナーを先日、東京で開催しました。 皆さん、いろいろな目標を自分なりの形で設定されて、それを手帳やスマホに書き込んでくださって、これっていい結果が来年生まれるだろうな!楽しみ~!と思っていました。 で、セミナーを主催するくらいですから、私もちゃんと目標を設定して、いつでもオープンにできるように、という姿勢で臨むものですよね。 でも、セミナーの冒頭で告白しちゃったんですが、私、目標を設定することが実はあまり好きじゃない、というか、得意じゃないんですね。 ああ、この時点で来年1/7の大阪のそんなセミナーのキャンセルが相次いだらどうしよう・・・とか思ってるんですが(笑) 「これがしたい!」ということが明確にある場合は私、セミナーでお伝えするような方法でアプローチして、実際、それを実現してきました。 なんだかんだ私、夢をかなり実現しちゃってる方なんです。 前の会社でトレーナーになって100人規模のセミナーをリードすることも、全国あちこちを巡ってセミナーをすることも、本を書くことも。 それで目標がなくなっちゃった・・・わけではないんですが、いつしか積極的に目標を持つことをしなくなったんですね。 自分には合わないなあ、と思ったんです。 「願えば叶う」ということは身に染みてよく知っています。 でも、その「願い」というのは私にとって「考えてできるもの」ではないんですよね。 「これ、やってみたい!」という内なる衝動がないと、その願いを実現する、というモチベーションが発動しないわけです。 じゃあ、普段は何を思ってやってるか?って言うと、このメルマガでもちょくちょく書いてますけど「自分が楽しい、好き、面白いと思うことを提供する」ということだし、「人の笑顔に貢献すること」は今も好きで幸せでやりたいことだし、「目の前の人を幸せにする、そのためにベストを尽くす」ということは当たり前のように日常的なものです。 ちなみに「目の前の人」というのはクライアントさんはもちろんのこと、バーテンダーや料理人やタクシーの運転手さんだったりもします。 今日はリトリートセミナーの懇親会で皆さんにお出しするケーキを発注してたのですが、あまり慣れてないケーキ屋さんの女の子を喜ばせることに精を出したりしていました。 もちろん、その子が笑ってくれたら、OK、です(笑) で、長期的に自分が成し遂げたいことが今は明確に心の中から上がってきてないので、新年だからって目標を設定することに違和感を覚えているわけです(こういうのを集客的には自爆というのかもね(笑)) ビジネスセミナーで知り合った方と飲みに行くと、来年の目標の年商は?とか、次のビジネスの野望は?みたいな話になります。 とても熱い議論が交わされて私もすごくテンションが上がるんですが、「じゃあ、根本さんはどう?」って言われると途端に「えーっと・・・実は特にないんです。自分が楽しいことかな・・・」とか答えちゃって場を白けさせてしまいます(笑) 数値目標や具体的な目標ということが苦手なんです。 湧き上がってくるものがあって「こんな本が書きたいんだ!!」となれば、そういう情熱も湧き上がるんでしょうけれど。 だから、数ある私の著作も、実はそのネタは編集者さんが持ち込んでくれたものだったりします。 「このネタを書いてほしい人を探してまして、根本さんが適任かと思って・・・」と。 今年、私の周りの人がたくさん本を出版しました。 ほんとにびっくりするほどたくさんの人が。 皆さん、「これが書きたい!本にしたい!」と思って、何とかそれを実現させた人たちです。 そういう方々を見ると、正直、羨ましいな、と思ってしまいます。 嫉妬すらします。 なぜかというと、自分にはそういうものがないからです。 ある時、出版社の営業さんと飲む機会があり、その時に「根本さんがほんとに書きたい本って何ですか?僕、応援しますよ」って言われたことがありました。 その気持ちがものすごくうれしくてああだこうだと言いましたけど、それが本当に自分が書きたいものか?と言われると実は微妙なんですね(Aさん、ゴメンなさい!) 私はつくづくわがままだなあ、と思うのですが、自分が楽しい、とか、自分がやってみたい、とか、自分が好きだ、と思うものにはとことんですが、それが湧き上がってこないことに対しては極端に興味を失う、というめんどくさい性格をしています。 その点、奥さんはすごく苦労をなさっているかと思われます・・・。 そして、私の周りの仲間たちも「こいつ、扱いづらい奴だな」と思ってると思います。 でも、それが自分の性分なんですよね。 頼まれたことは、その人を喜ばせるために一生懸命すぎるほどにエネルギーを発揮します。 でも、それはその人を喜ばせたいから。 私に本を依頼してくれた出版社や営業さんを喜ばせたいから。 私にセミナーを依頼してくれた方を喜ばせたいから。 もちろん、読者やセミナーの参加者を喜ばせたい!という気持ちは言うに及ばずです。 だから、一生懸命になります。 つくづく「天命遂行型」の価値観だなあ、と思います。 でも、「根本さんがしたいことは何?」って聞かれると「沖縄でぼーっとすることかなあ」とか「全国回って美味しいものを食って酔っぱらうことかなあ」になっちゃうんですね。 だから、ビジネスセミナーのあの熱い空気の中に置かれると、すごくアウェイ感を感じるだけでなく、ついつい自己嫌悪してしまうときもあるんです。 興味あることについては情熱をとことん燃やすけど、そうでないものに関してはすごくドライになってしまうのです。 でも、それは師匠も似たところがあるようで・・・。 昔、当時所属していた会社でカウンセリングやセミナーの集客が一気に伸びたときがあるんですね。 そのとき師匠がつくづく言うてました。 「もう、目標を立てるのはやめるわ。そんなことしても意味ないからな。目標を立ててもその上を行くんだから、目標を立てて計画するのも無駄だわ」と。 それがどれくらい本心か分かりませんが、でも、そこにすごく共感してしまいました。 数字が苦手。 理系なのに(笑) 事業計画とか考えられない。 経営者なのに(笑) そして、それはいつも行き当たりばったりの「セミナー」にも言えます。 私、連続講座が苦手です。一つのカリキュラムを実践していくのが苦手です。 3か月連続講座のネタを考えるのは好きです。 どうしたら参加者が幸せになれるのかを考えるのは私の幸せでもあるから。 でも、そのカリキュラムを決めたとして、それを実行すべくスケジュールを発表したとして、ふとこんな疑問が出て来るんです。 「3か月後、そのセミナーを自分がしたいと思ってる保証は何もない」と。 それってお客さんに大変失礼ですよね~。 お客さんがやる気なのに、講師がテンション下がってる可能性があるんですもの・・・。 だから、連続講座は今のところ考えられません。アイデアはあるけれど、実践に移す自信はありません。 だから、セミナーのネタは常にその時降りて来たもの、になるんです。 「ああ、これはみんな喜んでくれるだろう」とワクワクしたものにしています。 その降りて来たもの、というのは人の口を通じて出て来るものもあります。 誰かがふと「こんな講座してくださいよ」って言ってくれて、ああ、それいいな、と思ったときです。 でも、「このネタはやっとかなきゃいけないだろう」とか「これはお客さんが集まるネタだ」とか考えたり、計算したりしてセミナーを企画すると、不思議ですね。見事にコケるんです(笑) でも、インスピレーションが降りてきたセミナーは不思議なほど人が集まります。 東京で90人の会場がいっぱいになったりします。 そういう体験をするから、ますます「自分本位な」タイトルを決めるに至り、ますます計画性のある事業プランは考えられなくなるんです。 それももちろん、今のところ、ですけどね。 ほんとうにやりたいことがガバッと出てきたら、きっと1年連続講座とかやっちゃうと思いますが。 そういう風に「わがまま」「自分本位」を貫いてきた結果、今の私がいるんですね。 それを成功者と呼んでくれる人もいます。 ありがたいなあ、と思う反面、それでいいのかな?と思う自分もいます。 だから、このメルマガもよくネタに詰まるんです。 だから、良かったらネタ下さい。与えられたネタには一生懸命食いつきますので(笑)

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一生懸命ブログやメルマガ書いて、 一生懸命セミナーして、 一生懸命カウンセリングをして、 でも、感想とかメッセージとかその後の反応に 「期待して行ったけど自分には合いませんでした」 「ちょっと違うかな、と思いました」 「期待し過ぎていたのかもしれません」 みたいな反応があると、落ち込みますよね? 自分としてはいいカウンセリング、いいセミナーをしたのになあ、と思ってたし、そういうアンケートもたくさんあるけれど、でも、ふと紛れ込んでたそんな言葉に思い悩まされる、そんなことってありません?? ま、私もそういうタイプでした。 「でした」というのは、そういうアンケートや意見をもらうことがなくなった!!!わけではなく、「それは良いことだ」と思えるようになったから、です。 そりゃあ、自分の思いが伝わらないのは悲しいし、寂しいし、悔しいですよね。 それが人としてふつうだと思います。 けど、自分が個性を発揮して行けば、当然「アンチ」も増えるもの、と思うんです。 例えば、私、あまりクライアントさんの話を真剣に聞きません(笑) 落ち着きなく、そわそわしていますし、心ここにあらず、みたいな態度です。 でも、それは「ごめんなさい。それが私なんですわ」ってことにしました。 別に話を聞いてるときだけ落ち着きがないわけではなく、とにかくいつも落ち着きがないのです(笑) じっとしていられず、いつも何かしています。 ぼーっとしてるときもありますけれど、それは何かを考えてるとき。 だから、話を聞くときだけじっとしてる、なんてのは無理だな、と昔、悟ったんです。 それで「根本さんって聞いてないようで、聞いてますよね」という風になりました。 カウンセラーとしてはいいことではないかもしれないけれど、「それが私」なんだから、しょうがないんです。 だから、そこに「合わない人」が存在します。 また、セミナーで笑いを取りに行く姿を「もっとまじめにやった方が」という人もいます。 もちろん、「笑いがあった方が楽しいでしょう?」というのが「私」なんです。 だから、「すいません・・・。お口に合いませんでしたでしょうか?」と再び、スベリ芸を発揮するようにしています。(ま、それを言われたのは1,2回ですけど) もっと言えば、私の心理分析やカウンセリングの考え方やアプローチの仕方について、「合わない」という方も当然いらっしゃるでしょう。 そうした質問には「こうで、ああで、そうで」と説明させてもらうこともありますが、でも、よく分からない、納得できない、という人も当然いると思います。 でも、それって、そういう人にまでシェアが拡大してる証拠ですよね。 そもそも心理学なんて怪しい世界ですし、10年前くらいまで普通にセミナーで「宗教ですよね?」なんて聞かれてたものですし、目に見えないもので、感覚が頼りの世界でもあるから、理性的な人なんて特に怪しむわけです。 「合わないなあ」と感じてもらえる人にまで、私の声が届き始めた証、ということだから、それは喜ぶべきことかもしれません。 * そもそも心理学的に見れば、自分が成長すればだれとでも合うようになる、ということになります。 突き詰めれば「理想のパートナーは異性全員だ!」というのもある意味正解ですね。 しかし、そこまで悟るほどまだまだ至ってませんし、その途上だし、そもそも悟る気があるのか?ていうと微妙だし(笑)、ね。 合う、合わない、は現実に存在します。 だって、私も思いますもの。クライアントさんを見て「この人とは合わないなあ」って。 「この人、苦手だなあ」って。 だとしたら、その逆だって当然あっていいと思いますし、それが自然だと思います。 逆に「根本さんは自分には合わない」という人がいるとしたら、それだけ自分が自分らしく振る舞っている証拠だと逆に思うんです。 だって、しょうがないもん。そこは。 それに、その溝を埋める努力をするよりも、その人にはもっと自分に合う人を探してもらう方が得策だし、早いと思うもの。 要するに「分かってもらえる人に分かってもらえばいい」という風になるのかもしれませんが、なぜかというと、それがお互いにとって幸せだからですね。 * ちなみにわざわざアンケートに「根本さんは期待外れでした」って書いてくれる人は、熱烈な根本ファンであることが多いと思っています。 だって、それだけ期待してくれたんだもの。 それだけ好きになってくれたんだもの。 だから、「ごめんなさいね。でも、あと3回会うと、大好きになっちゃうかもしれませんよ」って警告するようにしています。 ま、なかなかそういう機会もないのですが。 だから、アンケートで否定的なことを“わざわざ労力を使って嫌なことを”書いてくれるってことは、愛情なんです。 だから、「ありがとう(はあと)」って思ってシュレッダーにかけることをお勧めしたいと思います。 シュレッダーがない人はその場で破って丸めてゴミ箱に捨てればよいと思います(笑) 「好きなら好きって素直になれよっ!」って捨てセリフと共に。

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先日、ふとそんなご質問を頂きまして。ああ、確かに分けてるなあ、と思ったので今日のネタはコレです。 ただ、女性だからこう、男性だからこう、というのもありますが、女性でも様々な個性がありますよね? だから、男女できちんと分ける、というよりも、その人その人で分ける、ということなのかな、と思います。 さて、男女の違いの本を2冊も書かせていただいているので、その辺は一応プロなのですが、簡単に言えば「男性は思考、女性は感情」という違いがあります。 だから、カウンセリングをする際も、「共感」の仕方が男女で違うんですね。 つまり、男性には「思考的共感」が、女性には「感情的共感」が必要ということになります。 例えば「失恋しました~~~(涙)」というご相談に対して、女性のクライアントさんには「辛かったね、寂しいよね、ひどいよね、悲しいよね、頑張ったのにね」みたいな感情面での共感が必要です。 そして、いっぱい話を引き出してあげて感情を流してあげますよね。その方が気分がすっきりして立ちおなりやすいからです。 一方、男性に対してその手は通用するでしょうか? もちろん、男性も感情を感じるので全く通用してないわけではありません。特に失恋してショックを受けてるときなどは感情が前面に出てるので感情的共感も必要です。 でも、男性は思考的な分「どうしたら彼女を取り戻せるか?」「次の彼女にサクッと行くにはどうしたらいいか?」などの方法論を知りたいと思ってカウンセリングに来ることも多いのです。 感情を重視するカウンセラーにとっては「ちゃんと失恋の痛みを感じて!」と思うのですが、思考的な男性クライアントさんは「それをして何の意味があるの?」と理論的説明を求めてしまいます。 だから、まずは共感するにしても、「そら、次に行きたいよね」とか「そういう風に考えるのは悪いことじゃないよ」とか「その考えを僕は間違ってるとは思わないけどなあ」などの彼の考えに対して共感することが大事なんです。 そうすると「この人は自分のことをちゃんと理解してくれてる、理解しようとしてくれてる」となるんですね。 そして、男性はとかく「ハウツー」を知りたがります。 また、原因にしても論理的に説明することを求められます。 「なぜ、彼女の心が離れて行ったのか?」など。 そうして「まず頭で納得してから」というわけです。 それに以前も書いたかと思いますが、男性はカウンセリングが終わったとにあれやこれやと考えます。 さらには、感情表現が苦手な人も少なくありません。 ということは、カウンセリング中はあまりしゃべらず、時に反抗的だったり、言い返したりするものの、意外とカウンセリングに満足していて、終わった後にあれこれ考えた結果、再びカウンセリングを予約してくるケースも少なくないんですね。 だから、その場の手応えだけで判断しない方がいいかと思います。 特にロックマンと言われる男性をカウンセリングした後に、カウンセラーがとても自己嫌悪に陥るシーンを見てきましたので(笑)

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いよいよ、今週末開催です!! まだまだ大丈夫ですよ~!!! おいでませ! ◎12/17(土)11:00-13:00 グループコンサル ※満席になりましたので募集を終了しました。 参加条件:過去、根本のカウンセラー勉強会に1回以上、参加したことのある方です。 定員:8~10名を予定しています。 内容:皆さんからご質問を頂き、私が答えるスタイルです。 質問内容は・・・ ・スーパーヴィジョン・・・今、扱っているクライアントさんでどうしていいか分からない、あるいは、この方針でいいのか確証が持てないなどの場合、守秘義務に抵触しない範囲で、ご相談いただけます。 ・集客の方法・・・カウンセリングやセミナーに結びつく集客方法で困っていることがある方はそれをシェアして頂けます。 ・カウンセラーとしての方向性のご相談 ・セールスポイントや扱うジャンルについてのご相談 ・セミナーの中身の作り方、ブログの書き方などのご相談 ・その他、今、カウンセラーとして困っていること。 ◎12/17(土)14:00-17:00 カウンセラー勉強会 参加条件:誰でもOKです。 定員:15~20名を予定しています。 内容: 1.ケーススタディ・・・グループワークにて、実際のカウンセリング事例を扱い、自分ならどうするか?どの方向性でカウンセリングするか?をシェアして、カウンセリングの幅を広げたり、考え方の様々なアプローチを取得して頂く機会です。 #新しい内容のケースをご用意いたします。 <得られる効果> グループや全体でシェアすることにより、他の人がどんな風に問題を見て、解析し、どうアプローチするのかの視野が広がる。 「こういう見方があるんだ」「こうして分析すればいいんだ」「こんな風に問題を捉えたらいいんだ」などの気付きがふんだんに生まれる。 また、自分が抱えているケースに対しても、どのような方向で向かえばよいかが分かってくる。 2.デモセッション・・・参加者の中から1~2名、リアル・クライアントに立候補頂き、根本がその場でカウンセリングをします。私のカウンセリング風景を見ながら学んでいただくもよし、反面教師にしていただくもよし、なかなかできない「臨床」を体験してください。 <得られる効果> ・具体的なカウンセリングの現場(臨床)を見ることができ、そこで聴き方、話し方、カウンセリングの進め方、分析手法、アプローチ、問題の解決方法などをリアルに体験し、採り入れることができる。 また、根本を教師、あるいは、反面教師にすることにより、自分のスタイルを確立できる。 1~2ともども私の見解を説明したり、質疑応答を通じて見識を深めて頂く時間を作ります。 参加条件はどなたでもOKです。 【費用】 グループコンサル&勉強会両方参加の方・・・\30,000。 グループコンサルのみ参加の方・・・\20,000。 勉強会のみ参加の方・・・\20,000。 【会場】 飯田橋・リロの会議室 E会議室 http://www.relo-kaigi.jp/conference/shinjyukuku/iidabashi.html 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-14 新陽ビル 4F ・JR中央線、総武線「飯田橋」駅 徒歩4分 ・有楽町線、南北線、東西線「飯田橋」駅 徒歩3分  ・大江戸線「飯田橋」 徒歩5分 【申し込み】 下記フォームよりお申し込みください! https://business.form-mailer.jp/fms/137c3bb249192

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ある人との会話に出てきたので今日のネタにしちゃいます。 「カウンセラーとしてうまく行ってますよね」という声をかけていただきます。 「ありがとうございます」と答えるのですが、さて、その「うまく行っている」とは何を指しているのでしょうか? 私は未だにベストセラー本も書いていないですし、セミナーに100人以上動員したことはないですし、一瞬でセミナーが埋まることもないですけれど、それでも「うまく行ってる」のでしょうか??? 「うまくいく」という言葉には、自分が想定している「うまく行っている状態」があるんですね。 例えば、私が「カウンセラーとしてうまく行っている状態とは、何もせずとも1000人の講演がすぐに一杯になり、本を出せば即座に10万部完売!である」と定義していたら、とんでもないですけど、私、全然、うまく行ってません。 でも、逆に「全国各地で美味しいものを食べながらセミナーとかカウンセリングとかしながら旅をするのがカウンセラーとしてうまく行ってる状態である」ならば、私、すごくうまく行っています。 皆さんも何気にふだんから「うまく行った~」「うまく行かんかった~」という言葉を使ってると思います。 もちろん、日常会話としてその言葉は全然いいのですが、さて、ビジネスともなると、これを明確化しといた方がいいんじゃないかな?と思う主義です。 すなわち「あなたがカウンセラーとしてうまく行ってる状態ってどんな状態?」というわけ。 細かくやるならば「カウンセラーとして上手く行っている1週間のスケジュールを書き出せ」なのです。 月曜日。近場の温泉に出かけ前週の疲れを取る。ついでにマッサージも受けていい気分。 火曜日。お世話になっている整体の先生に身体をメンテナンスしてもらう。午後、パートナーと一緒にランチ&ショッピング。将来の展望含めて家族会議。 水曜日。午前。地元FM局に出演。リスナーからのご相談に回答。午後、雑誌の取材。 木曜日。一日みっちりカウンセリング。充実した1日。 金曜日。執筆デー。朝から本の原稿を書き上げ、同時に、雑誌への寄稿文も仕上げる。夜はカウンセラー仲間と会食。 土曜日。カウンセリング休日バージョンにて1日熱い日。 日曜日。セミナーデー。自分の体験をもとにした癒しプログラムを提供。そのまま懇親会で盛り上がる。 いわば「理想の1週間」をスケジューリングしてみるわけですね。 私のような旅人だと1週間は大阪滞在バージョンで、2週目は出張バージョンを作らないと足りません(笑) 「うまく行っている」という状態をイメージしているのはすごく大事なことだと思っています。これ、漠然とやってるとなかなか殻を破れないのでお勧めです。 * さらに過ぎたことは「すべてはうまく行っている」ってしちゃえばいいんです。 思い通りに行かないことがあったとしても、「後から見れば、きっとうまく行ってることになっている」と思えばいいんです。 実際、そういうことっていっぱいありませんか? 「うーん、この店どうかなあ???」とあまり期待せずに入ったのに、意外とよくて、しかも、ここ、懇親会に使える!ということが分かったり(←実話)。 うまく行かないこと=ネタになりますから、うまく行かせることができるんです。 だから、うまく行かないなあ~と思ったら、それをうまく行ったことにする工夫をしてみると、これまたカウンセリングのスタイルもどんどん変わると思います。 あと「うまく行かない」という思いはエネルギーを下げますよね。だから、あまりお勧めはしないのです(^^)

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