『他のカウンセラーに競争心を感じたり、嫉妬したりしてしますことありませんか?』

                               

『他のカウンセラーに競争心を感じたり、嫉妬したりしてしますことありませんか?』

自立的に頑張ってる人は少なからずこの罠にハマると思います。

「なぜ、あの人ばかり評価されるのか?」
「なんで、あんな人にお客さんが惹かれるのか?」
「どうして自分のところには来ないんだろう?」

こういう思いを抱いたことのないカウンセラーってほとんどいないんじゃないでしょうか。

そこには競争心もあれば、嫉妬心も出て来るでしょう。

で、カウンセラーってのはそこで恨んだり、呪ったりするだけでなく、セルフで自分の気持ちを見つめられるって利点がありますよね。

「そういう風に言うてるクライアントさんが来たらどんな風に答えるだろうか?」という意識を持てば、すぐにカウンセラーモードが発動して早くその状況を抜け出せるかと思います。

ま、そうはいつも上手く行きませんけど。そういうときはスーパーバイズを受けてみてくださいね。

そこで改めてこの競争心や嫉妬心を見つめ直してみましょう。

「赤の他人と競争することはない」
「自分と無関係な人に嫉妬はしない」
「その能力や実力を認めている相手にのみ嫉妬心が起こる」
「競争心は自分にも実力があることを認めている証拠」

この辺は理解できるかと思います。

競争心ってのは自立してるからこそ生まれるもので、勝ち負けの心理に繋がるものです。
負けたくない気持ちや負けていることへの屈辱感からその競争心は強まるのですが、当然ですけど、その相手と言うのは「自分自身が実力を認めたライバル」であるはずです。

だから、実は競争心を感じる相手と言うのは「自分が認めた相手」ってことで、そちらの意識と繋がると嫌な気持ちはだいぶ去っていきます。
そして、それを素直に認める、素直に伝えろ、と私はいつも提案しています。

嫉妬も同じですね。
私たちは自分にないものに嫉妬することはありません。
月商100万稼ぐ力がない人は、月商100万稼ぐカウンセラーに嫉妬することはないのです。

ということは、嫉妬と言うのは「自分が気付いていないけれど、本当は知っている自分の実力」を教えてくれてる、ということなのです。

そっか、自分はそれだけの力があるのか!(今すでにある!ということね)という風に見て行けば嫉妬も半減するでしょう。

そして、やはり嫉妬心も伝えてみるといいです。

そうすると案外嫉妬してる相手も自分に嫉妬してたりして、一気に同盟関係が深まったりしますね。

カウンセラーって一人で行動することが多いですから、案外孤独を感じやすい生き物です。
そんな時に競争心を感じたり、嫉妬を感じられるくらい認め合っている仲間がいるってのは素敵なことです。

ぜひ、自分から心を開き、近付いてみましょう。
そして、相手を認めて、自分を認めて、お互いが成功する道を選びましょう。

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