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自信=自己承認×経験、という図式から少し離れてしまうのですが(経験に属すると言えますね)、「理論体系」は自信の根拠になるものの一つです。 ただ、理論に依存すると頭でっかちになってしまいますけどね。 カウンセリングって一般的にはバックヤードに心理学があります。 心理学も多種多様で、ユングだ、フロイトだ、アドラーだ、何やらだ、となるわけですが、ひとつの指針として、頼るべき柱としてそうした心理学が役立つことはとても多いです。 例えば、私は「投影」という心理学の現象を多用します。 「上司との関係で問題があるんです」という方に、「上司とも問題あるけれど、ラスボスはお父さんだよ」って心理分析をします。 上司との問題は表面上のもの、その背景にあるお父さんとの関係を処理した方が、上司との関係改善は早くなる、というのは「経験」+「理論」のなせる業です。 特に自立的なクライアントさんは「理屈でも理解できる」ということを求める方が多いので、そこで心理学的な知識はとても役立つのです。 とはいえ、理屈が苦手な方も多いと思いますが、その点、心理学は理論ぽいんだけど、実はちゃんとした論理でないところも面白いところ。 「こういう風に言われる」 「こういう傾向にある」 という確率論的言い方をすることが多いので、あまり頭は使いません。 もっと感覚的に、直観的に理解できるのが面白いですね。 私の場合はそもそもが、ヴィジョン心理学という心理学をベースにしていて、そこから、様々な方から耳にした知識を詰め込んでいます。 本も読まなくはないですけど、実際はセミナーから入る知識の方が圧倒的に多いですね。 (だからお勧めの本は?って言われるととても困ってしまうんです(笑)) だから私は興味ある講師がやっている心理学講座などに出かけてみるのがいいと思いますし、それが面白ければその体系を一通り学んでみると軸になります。 そして、それを教えている人が「師匠」になりますし、いざというときは助けになるでしょう。 理論、という背景を持つのも自信を持つ秘訣、というお話でした。

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このテーマだけで1DAYワークを作るので、方法論だけ言えば無限にありますね。 「自信」=「自分を信じる」ってことですから。 一般向けのセミナーでよく語っている公式があります。 「自信=自己承認×経験」 自分のことをどれくらい認められるか?(自己承認)に経験をかけたもの。 つまり、どれだけ経験があっても自分を承認できてなければ自信にはならないし、自分をどんだけ認めていても経験がなければ自信にはならないって式です。 カウンセラーで言えば、やはり「経験」というのが圧倒的に少ないんじゃないのか?って思うんです。 カウンセラーとしての「経験」って私は3種類くらいあると思うんです。 一つ目は人生経験。 二つ目はカウンセリング経験。 三つめは臨床体験。 一つ目はその人の人生そのものの体験。 離婚カウンセラーの多くは自分自身が離婚や離婚の危機を体験されてる方ばかりのはず。 自分自身がその経験をしていることで説得力もあれば、その経験が自信を与えてくれます。 二つ目はそのものですね。何本、何年カウンセリングをしたか、という実績。 この数が多ければ多いほど自信につながります。 私の場合、面談カウンセリングで自信が付いたな、と実感できるまで優に500本以上かかりました。年数にすれば5年くらいでしょうか。 そもそも私は自信のないタイプで、かつ、慎重派ですので、自信が付いた、と表現するのも相当ネガティブ(慎重)な判断です。 このカウンセリング経験をいかに増やすか?というのは永遠のテーマですね。 しかも、無料でするのと有料では全然また違いますが、とりあえず無料であったとしてもガチのカウンセリングをどれくらいできるか?ってのは自信を付けるには必須項目かと思います。 お客さんが少ないときにどうしたら経験を積めるか?と言えば、ひとつは仲間同士でカウンセリングし合うこと。 3人一組になってやる実習、皆さん、されたことありませんか? 1人がカウンセラー役、もう1人がクライアント役、残る1人がオブザーバー。 これで自分もカウンセリングができるし、他人のカウンセリングを観察(オブザーブ)することができて、経験値はグッとアップします。 私は昔、自宅を開放してカウンセリング勉強会をしていたのですが、そこに来てくれた仲間たちから本当に多くのことを学びました。 ある人はクライアントにものすごく共感していくタイプ。 ある人はすぐにはピンとこないけど、なんか深いところに響く直観(お告げ)タイプ。 ある人はきちんと論理だって筋道立てて説明してくれるタイプ。 ある人は自分の人生経験を語るタイプ。 実はこれに三つめの「臨床体験」の要素が入ってきます。 臨床体験は大きく二つの意味があります。 ひとつは自分自身がクライアントになること。 もう一つはカウンセリングしている姿を実際に見る(観察する)こと。 自分自身がクライアントになることによってカウンセリングがどのように進められるのか?を体験できると同時にクライアントさんの気持ちも理解できるようになります。 また、私もこれで学んだわけですが「カウンセラーがカウンセリングをしている姿を見る」という臨床経験はやはり重要ですね。 ある種「師匠のカンナ掛けを見ながら自分の腕を磨く」みたいなもので、人のふり見て我がふり直せってのはとても大切な臨床経験となりますし、自信にもなります。 皆さんもカウンセラーになる前にクライアントになった経験がある方が多いと思いますが、もう一つの臨床体験もぜひ探し求めてみてください。 「ああ、これでいいんだ」という実感もあれば、「へえ、そういう風に見るんだ」という発見もあります。 私のグループカウンセリングや問題解決セミナー、夫婦問題専門セミナーにそういう目的でいらっしゃる方がちょくちょく増えてきました。 「こんないい加減でいいんだ~」なんて実感してもらえたら幸いです(笑) カウンセラーとして自信を付けるための「経験作り」。 ここに意識を向けてみることも大切ではないでしょうか。

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カウンセラー向けのセミナーなどを通じてカウンセラーさんの話を伺うと、「自信がない」という言葉をよく耳にします。 私も自信のないカウンセラーなので、その気持ちはよく分かります(笑) 自信なんてどうしたら付くんでしょうね。 例えば、クライアントさんからこんな話を聞きました。 「あるカウンセラーさんのカウンセリングを受けたんですが、終始上から目線であれこれ言われまして、こちらが言い返してもダメ出しされるっていうか、自分の意見にめちゃくちゃ自信持ってるみたいなんです。分からない、あなたがおかしい、くらいの勢いで言われちゃって・・・」 私からすれば、そこまで言い切れるってすげーな、と思っちゃうんですけど、クライアントさんにはこんな話をしたんです。 「そのカウンセラーさん、すっごく自信ないんですよね。だから、自分の意見を押し付けるっていうか、言うだけになっちゃって、それ以外の意見を受け入れられないんです。だから、見た目とか態度とかからは信じられないかもしれないけれど、ほんとは自信のないカウンセラーさんなんです。」 自信があるかないかってのは私は「許容量」によって測れると思ってるんです。 カウンセリングに限らないのですが。 私が知っている自信のある人って、たいていは穏やかな態度をしています。 そして、自分の意見を言う前に相手の話をきちんと聞いて、そして、その話に一定の理解を示します。 その上で、必要に応じて自分の意見を言います。 ・・・まあ、私がそういうカウンセラーを目指しているがゆえの偏見かもしれませんけどね。 自信満々に見せてる人、この人すごいな!って人は実は自信のない人に多いんです。 つまり虚勢張ってるっていうか。 「すごいぞ!」って見せないと「すごい!」って思ってもらえないからそういう演出しちゃうんですね。 でも、本当にすごい人って「すごいってことがバレたら近寄りがたくなっちゃうじゃん」という理由から、むしろ、すごさを見せません。 「ふつうのおっちゃんだなあ」と思って話をしてるとどんどん引き込まれてファンになっちゃう・・・そんな感じなんですよね。 そして、それが私の理想でもあるので、これまた偏見かもしれませんが。 * 私もカウンセラーとして駆け出しのころは全然自信がありませんでした。 なので、自分が意見を言うことが怖かったし、何か言ってそれに「いや、違います」って言われるのがすごく怖かったんです。 そういう状況だと「決め付け」をしたくなります。 「~なんです」って言い切りたくなります。 また、相手の話も自分の器に合うように聞いてしまいます。 「ああ、この問題は旦那さんに素直になれないってのが原因だな」と思ったら、すべての話を「素直じゃない私の話」として聞いてしまいます。 相手の価値観や言い方の癖まで意識が及ばず、どうしても、自分主体で聞いてしまうんです。 実際、話を聞くって難しいです。 相手の器を理解できるくらいの余裕がないといけませんから。 どうしたって自分主体で話を聞いてしまうんですね。 それが自信が付いてくると変化が面白くなってきます。 「ほほー、そう来ましたかー」 「え?そういうパターンもあるんだー」 という風に、自分の思いと違う反応が楽しくなってくるんです。 さて、どうしたらそんな風になれるのでしょうか??? 長くなってきたのでまた明日、お伝えしたいと思います。

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昨日は「カウンセラーも心の傷を癒しておかないとヤバい」て話をしました。 じゃあ、「癒し」って何でしょうか? 『癒し系』と言われるものって世にたくさんありますね。 ・ホッとするもの ・あたたかいもの ・かわいいもの ・丸いもの ・優しいかんじのもの ・柔らかいもの ・穏やかなかんじのするもの などなど。 一日の疲れをそっと癒してくれるもの・・・という意味での癒し系なんだと思います。 どれも心理学的には女性性を刺激してくれるものですね。 女性性は気を緩ませる効果がありますから、副交感神経を活発にするのにすごく有効です。 でも、カウンセラーが扱う「癒し」ってそういうことだけではありませんよね。 その人の人生を変えるものになるわけですから、もう少しインパクトが強いような感じがします。 じゃあ、癒しって何か?ってことになりますが、それはほんといろいろな表現があります。 「その出来事に対する見方がポジティブなものに変わること」 「そもそもその問題なんてなかったんだ、という思いになること」 「その問題があったことを忘れること」 「その問題の関係者を許せること」 「そのできごとを思い出しても胸が痛まず、ただ懐かしい思いがすること」 「そのできごとを思い出すと『ああ、そんなこともあったなあ』と思えること」 「その出来事のお陰で人生がより良くなったと思えること」 どれも私のイメージする「癒し」であり、クライアントさんに受け取ってもらいたいものですね。 「癒し」というイメージを明確に持つこともカウンセラーとしては大切なことではないかな?と思っています。 これだけ列挙するのは明確ってことなの?というツッコミはなしで(笑)

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自分が夫婦問題に悩んでそれを乗り越えたのでカウンセラーになった、とか、 人間関係に悩んで転職を繰り返していたのだけど、カウンセリングを受けてそれが改善して今は良好な人間関係を築けている、とか、 そういうカウンセラーさんが多いかと思います。 その場合、夫婦問題や人間関係に悩むクライアントさんが来てくれた時は、 「はあい!ようこそ!!大丈夫ですよ~!良くなっちゃいますよ~」 ってalohaな気分に受け入れられると思うんです。 これは「自分の体験を売る」というスタンスのカウンセラー。 ところが、カウンセラーとしての知識や勉強先行型でカウンセラーになった場合にはちょっと注意が必要です。 また、夫婦専門カウンセラーだとしても、自分が取り組んでないテーマがやってきたときにもまたちょっと痛い思いをします。 * もし、あなたが中学の時にいじめの体験があり、その問題がまだ癒されていないとします。 ある職場の人間関係で問題を抱えるクライアントさんがあなたの元にやって来て話を伺っていると、どうやらそのクライアントさんもまた中学時代のいじめが影響しているようです。 話を聞いているとだんだん心が痛くなり、イライラしてきます。 まるで自分の話を聞いているかのようです。 そうするとあなたは話を中断してこう言ってしまうんです。 「そのいじめは関係ないと思います。もっと別のところに目を向けた方がいいでしょう」 痛いからそれ以上聞き続けられないのです。 あるいは、そのクライアントさんに自分自身を投影して、ふだん自分にやっているように 「だから、そのいじめの問題なんて扱わなくても人間関係は良くなるんです!そんなことを引きずってるようじゃダメです!」 とダメ出しをしてしまうかもしれません。 もし、あなたが自分の問題を癒していないとするならば、その傷はまだまだ心の中にこびりついているのです。 * 「自分が痛い問題は扱えない」 そりゃ、そうですよね。 もちろん、いじめの問題を完全に癒していなくても、今、そこと向き合い続けているのであれば、クライアントさんと「一緒に取り組みましょう!」と手を取り合うことができます。 だから、カウンセラーは自分の問題を癒しておく必要があるんです。 それは他ならぬクライアントさんのためになることですよね。 だから、カウンセラー自身も自分を癒す、ということが大切なのです。

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* 毎日配信しているメルマガのタイトルを変えて皆さまにお届け。 今日の記事は私の今のカウンセリングスタイルを如実に表していると思います。 * 「そうなるには理由がある」という見方をしていくんですね。 例えば、セックスレスのカウンセリングの時に皆さんは「どうしたら夫とセックスができるようになるか?」を知りたくてカウンセリングやセミナーにいらっしゃると思うのですが、私はその前に「どうしてセックスレスになっちゃったのか?」を考えていくんです。 起きてることは必然だから。それにまずはそこを知りたい男の子なものでね。 だから、いろんなことを質問していきます。 だけど、矢継ぎ早っていうよりはのんびりと、ですよね、きっと。 「ええーっと、レスって言うけど・・・どれくらいなの?へえ、そうなんだ。。。結婚するまでは普通にあったの?ああ、じゃあ、どっちかっていうと淡白な旦那さんなんだね。 ○○さんもそんなに回数なくても大丈夫なの?ああ、そうかあー。じゃあ、この状況って結構寂しいよね?よく我慢できるよね~。暴れたりしないの?ああ、しないか(笑) それともむかつく?『あいつ、あたしを何だと思ってんのよ!』って怒った?(笑)あ、それはないの?どうして?あんまり怒らない人?そうかあ。我慢しぃなの?あまりそんな風には見えないんだけど・・・。 確かにけっこう気ぃ使いだよね。その態度見てると分かるもん。あまり言いたいこと言えないでしょ?でも、あまり悩みなさそうって言われちゃうんでしょ?それって切ないよね。で、相談ばかりされちゃって??『あたしだって悩んでんのよ~!!ぶーー』って感じでしょ? え、でも、ちゃんとセックスがしたいって話は旦那にしてるんでしょう?それを旦那はどういう風に言うの?女を感じないとか地雷踏んでくるの?あ、そうなんだ。じゃあ、旦那も気付いてはいるっていうか、分かってはいるんだね。 色々やってみた?バイアグラを味噌汁に削って入れるとか、マムシドリンクをリポビタンDだって騙して飲ませるとか。あ?そこまではやってないの?僕のクライアントさんでそういう人いたの(笑) 相談してる人はいる?ま、そうだよね。あまり話しづらいよね。じゃあ、ネットでいろいろ調べたり?占い行ったり、霊能者行ったり、怪しげなところ行ったり?ああ、それはないの?昔はそうだったのよ。カウンセリングの前に霊能者ってかなり聞いたもん。あ、それは関係ない話だね」 セミナーでも、こんな感じ。(個人セッションするときはね) カウンセリングでも、こんな感じ。 そうして色々と私が思いついた質問を、基本、私のペースでお聞きしていきます。 ・お付き合いしてどれくらいなの?結婚してからは? ・旦那さんはどんな性格の人? ・普段は仲がいいの? ・けっこうしゃべったりする? ・仕事の話とか、相談も? ・兄弟はいる? ・昔、どんな恋をしてきた? ・お母さんはどんな人? ・お父さんはどんな人?どんな仕事してた? ・性的ないたずらとか痴漢とかあった? ・セックスって一言でいうとどんなもの? ・色っぽい女ってどんな風に見える? ・そう言えばカウンセリング受けるの勇気要ったんじゃない? 脈絡がありそうな、なさそうな、そんな質問をして、ふんふんとお聞きして、それで、えーっと・・・って考えていきます。 だから、私のカウンセリングやセミナーを受けられる方はほぼ必ずこんな体験をすると思います。 「え?なんでそんなこと聞くの?関係あるの?」 「なんか色々と考えてくれてるみたいだけど・・・沈黙が長いなあ・・・」 「のらりくらり、飄々としてるけど、ちゃんと教えてくれるのかな?」 「っていうか、この人ほんとに大丈夫???」 4番目はシャレですけど(笑) たぶん。 そうして全体像が見えてくるんですね。 なぜ、セックスレスなのか?<性格編> なぜ、セックスレスなのか?<関係性編> なぜ、セックスレスなのか?<生い立ち編> などのシリーズが生まれていくわけです。 だから、初めの頃は「根本さんって意外と無口で話を聞いてくれる人なんだな」と思うんですけど、やがて、そんなことはまったく思わなくなるんです。 だって、後半はずっと私がしゃべってるんだから。 そうして、性格編、関係性編、生い立ち編など取り合わせて、じゃあ、どうしていけばいいのか?ってのを提案していくんです。 「意外と言いたいこと言えないタイプで我慢しぃだからさー、でも、それを言おうと思ったってダメなんだよね。だってすぐにはできないし、それでまた自分を責めるしさ。 文字にするとか、絵にするとか、そんなのがいいしさー、とりあえず藁人形1ダース買ってさー、あ、知ってる?藁人形の世界も価格破壊が起こってるのよ。 前より安くなってるんだもん。ま、それはいいんだけどね、それでむかつき度合いを藁人形で表して、旦那が帰ってきたときに玄関に置いとくの。『あ、今日の藁人形はズタズタにもほどがあるな。こりゃ、嫁、相当怒ってるな』って一目で分かるように。」 ま、この辺まで来て笑わない人っていないんですよね。 藁人形のくだりはけっこうな鉄板ネタなんです。 あまり「変える」ってことをお勧めはしてないです。 時間かかるし、葛藤するし、自己否定するから。 その自分を活かす、という方向を考えるんです。 今、できることを考えていくんです。 「藁人形はいきなりは抵抗ある??けっこうお勧めなんだけどなあ・・・。じゃあ、メールとかメモ帳とかに書くのはどうなの?絵は得意?じゃあ、言いたいことがあったらさ、メモ帳に書いて、ダイニングテーブルの旦那の席にそっと置いとくといいよ。 でも、そこで『話したいことがある』なんて書くと旦那思いっきり防衛するからさ。『今日、ちょっと寂しい気持ちなんだ。だからギュッとしてくれると嬉しいな。』ってマニュアルを書いておいてね。 ほら、男って『作業指示書』に弱い生き物じゃん?知ってる?あ、じゃあ、いい勉強したね。だから、ついつい『○○して』って言われると弱いんだよね。」 ただ、深いレベルの話になるとちょっと違う見方が必要でね。 ワークしたり、宿題出したりすることになります。 例えば、レスの原因の一つが幼少期からの母親との関係にある、なんてピンと来ないでしょう? <生い立ち編>ですけどね。 小さいころから気持ちを我慢してお母さんに合わせて来たとすると、ひとつは「大人の女性への抵抗」が芽生えたり、「自分の思いを表現しにくい私」になったりします。 「我慢が癖になる」とか「自分さえ我慢すれば丸く収まる」とか「自分の思いは分かってもらえない」とか、そういう気持ちに繋がります。 また、「人の話は聞き上手だけど、自分の話はなかなかできない」という習慣にもなります。 そうすると、潜在意識ではお母さんを許していないし、また、同時に、いろんな問題がそこから派生していきます。 となると、じゃあ、お母さんを許しましょうか・・・と言ってそんなプロセスを提案していきます。 セラピーをすることもありますし、宿題、という形にすることもありますが。 <どうしたらいいのか?>ってハウツーが欲しいのは自然だと思うんだけど、それを知るためには<どうしてそうなったのか?>に着目する必要があると思っています。 そして、<どうしてそうなったのか?>が分かると、不思議と安堵感が得られるのが人の心。 それを「誰も悪くない」というベースで見ていくんですね。 ああ、これ大事なことですね。「誰も悪くない」。 その結果、誰のことも否定しない時間が生まれます。 私も100%そうだとは言えないんですけど、だいぶ、否定しないカウンセリングってのができるようになってきました。 そうして罪悪感というややこしい存在を回避していくのです。 でも、まあ、そんな心理分析をしたり、その人の人生を知ること自体が私の趣味(好きなこと)でもあるので、楽しいわけですけどね。 1人1人が宇宙ですからね。 「ありきたりの人生」を歩んできた人の中にも宇宙はあるのです。 そうすると私の探検心や冒険心が刺激されてしまうわけです。 今日は宣伝みたいなんですけど、皆さんも今の自分に当てはめてみて、なぜ、そうなったのか?を否定せずに見つめていくといいですよ、という提案です。 実は「原因が分かる」ということが大事じゃなくて、「自分のありのままを愛する」ということが大事なんだな、ということが良く分かってきますから。

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カウンセラー向けのセミナーをする時に、私が必ずお聞きしたい(考えてほしい)テーマの一つが今日の掲題です。 何をもってあなたがカウンセラーとして成功したと感じますか? (あるいは今のあなたのカウンセラーとしての夢は何ですか?) 月収(月商)○○万円という売上の目標でしょうか? クライアントさん○○人、あるいは、○か月待ちになったら成功したな、と思うでしょうか。 それとも、クライアントさんの問題解決率が80%以上になったら、とかでしょうか? 本を出したら? テレビにレギュラー枠を持ったら? ・・・。 私の場合、初めの成功は「カウンセリングの枠を全部埋めること」でした。 当時は1か月分のスケジュールを事務所に提出するスタイルでしたから、私はその1か月を満席にすることでした。 でも、あまり「成功とは何か?」ってことを考えたことはありませんでしたね~ 今の私にとって「これができたら成功したな!」と思うのは【松山(愛媛)で30人集めて講座をすること】です。 なんで松山?って思われると思いますが、特に深い理由はないんです。 何となく松山で30人集めてセミナーができたら、それってすごいことだよなあって思ったんです。 今、まだ札幌や仙台でも30名は到達してないので、なかなかいい目標だと思ってます。 で、ビジネス系のセミナーだと必ず次にこう聞かれるんです。 「あなたはその成功のために今、どんなことをしていますか?」 皆さんはどうでしょうか? これ、私にとってはイタタタタタな質問なんです。 なぜかというと、特に何もしてないから・・・ ただ漠然と「そうなったら面白いなあ」と思っているだけ。 具体的な計画も今は立てていませんし、ほんとにそうしたいならば必ずするはずの、地元の人と仲良くなる的なこともしておりませんで。 だから、この件については私としてはあまり偉そうなことは言えません。 そもそもがっつりした目標って私は持たないタイプなんです。 以前、本にも書いたのですが、「目標設定~達成」が向く人と向かない人がいるんですね。 目標を立ててそこまでのマイルストーンを敷いて一歩一歩進むことができる人ってのがいるんです。 「目標達成型」という人ですね。 一方、そういうのは無理で与えられたものを一生懸命やる「天命遂行型」というのがあって、私はどうやらこっちタイプなんです。 農耕民族は一般的にこちらが多いみたいですね。 だから、目標をコレ!と決めてやるのは苦手なので、私も「松山で講座ができたらいいなあ~」と漠然と思う程度になっちゃうのです。 皆さんはいかがでしょうか? 「あなたは何を持って成功したと言えるでしょう?」 説得力はあまりないかもしれませんが、これが明確になると今後の進む道がはっきりわかってくるんじゃないかな?と思っています。 土曜日の勉強会でもこの質問しますよ(^^)

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* 今日は毎日お送りしているメルマガから転載。 カウンセラー向けの内容をちょっと含んでますのでぜひ参考になればとお送りします~! * *** 毎日メルマガ楽しみに読んでます! 出産後、自分の事に目を向けようと、親子関係の見直しや、自分を楽しくするようにしてます。 旦那とはほとんど連絡は取らずたまに会う程度です。その際には離婚の話はしてこず、自ら子どものオムツを替えたりしようとします。でも子どもに無関心な雰囲気もあります。 子どもが生まれた直後、気持ちは変わらない、今後一緒に生活するつもりは無いと言われました。 離婚したい理由としては、自分のやりたい事が出来ないから、いつも私から否定されていると思っていたからとのことです。 だいぶ前にやりたかった事も、私のせいで出来なかったらしいです。 旦那は、自分の事が分からないと言います。 そこで自己啓発セミナーに行き始め、他人から自分はこんな人だと言ってもらうことで自分を理解しようとしてました。 私は、旦那がセミナーの勧誘を始めたのでセミナーを否定し続けました。これも離婚したいと思う原因の一つだと思います。 彼は、親の前ですごく良い子です。 親は良かれと思って、世話をやいてきます。旦那が一緒に生活するつもりは無いと言ってるのに、そんなのは良いのよ。と旦那の意思も無視です。 旦那は反抗期もなくて、すごく良い子だと自慢してます。私には親が本当に面倒くさいと言いますが、親の前では良い子です。 親の事悪く思ってないし私に合わせてたと言われました。でも今も親がやだと言ってきます。結局何が本心か分かりません。 旦那は過保護に育てられました。彼が自分の事が分からなくて悩むのは、良かれと思ってコントロールする親に問題があるのではと思います。私自身の親子関係も問題がある(父の浮気)ので、こんな状態になったのかなと思っています。 自分の事が分からないと言ってる旦那に、私ができる事はありますか? 親子関係を見直してみたら?と言ったら拒絶されますかね? 旦那の気持ちは旦那のものなので、どうこう出来るものではないと頭ではわかってるのですが、私は旦那と修復したいなと思います。修復のために私がするのは自分と向き合うことしかないのでしょうか? 分かりにくい文章ですみません。アドバイス頂けたら嬉しいです! (Eさん) *** 過保護・過干渉で育てられると「自分」が分からなくなります。 しかも、過保護の場合、親が良かれと思ってやっていることが多いので、子どももついついいい子になってしまい、自分から望んで「自分」を喪失させてしまいます。 それで「仲のいい親子」を演じている親子も多いんですね。 大いに頷いている読者さんも多いでしょう。 反抗期って精神的に自立するためにはとても大切なものなんですが、それがないと、いつまでも親の庇護の下で育つことになります。 それで大人になっても大人になりきれない大人になってしまうんです。 でも、まあ、それが悪いかっていうと・・・価値観の問題でね。 そういう人はとても優しかったり、場をうまく盛り上げてくれたり、相談に乗ってくれたり、安心感を振りまいてくれたり、とてもいい人であることも多いんですね。 過保護に育てられた、ということは、愛情をふんだんに与えられたってことでもありますから。 だから、それもまたその人のパーソナリティ(個性)だと思うのです。 すべての長所がそうであるように、角度を変えれば短所になります。 過保護で育てられたいい人は、ネガティブに見れば自分がないし、親にべったりだし、わがままだったりします。 どこにフォーカスするか、の違いですよね。 そして、Eさんも体験されてるように、過保護・過干渉で育った人にはついつい干渉的になってしまいます。 つまり、彼のすることにあれこれと口出ししたくなるんです。 これもまた彼の持つパターンの一つと言えるでしょう。 そして、そういう思いの延長で彼を変えたくなりますね。 色々とツッコミを入れたくなります。 それで関係性を悪くしてきたと分かっていても色々と言いたくなってしまうんです。 でも、それは彼の問題。彼が気付いて解決すべき問題ですね。 Eさん、ご主人を信頼できてないの分かるでしょう? 私が色々と言ってあげなきゃ分からない人って思ってる(行動してる)でしょう? 彼も色々と自分を変えようと頑張ってるの、分かりませんか? セミナーに行って自分探しをしてるってのはまさにそうでしょう。 Eさんの思い通りには動いていないけれど彼も決してバカではないみたいです。 修復したい、という気持ちも分かりますけれど、残念ながらそれはEさんの思いです。 彼にそれを押し付けることはできません。 彼にも彼の意志があって、選択権があります。 選択肢を提示することはできるけれど、それを強要することはできません。 Eさんはそのことにもう少し謙虚にになる必要があるみたいです。 >旦那の気持ちは旦那のものなので、どうこう出来るものではないと頭ではわかってるのですが、私は旦那と修復したいなと思います。修復のために私がするのは自分と向き合うことしかないのでしょうか? はい。そうですね。 彼に対しては何もできませんよ。 何かできると思うこと自体が傲慢ですよね~ 彼の人権、無視してますよね~(笑) これ、いずれ、子育てにも出ますから今のうちにきちんと線引きするようにしましょうね。 彼のためにできることがあるとすれば、信頼、でしょうか。 彼の思考、行動、感情を「否定」するのではなく、「信頼」することを学びましょう。 どうしたら信頼できるのか?からぜひ、考えてみて下さい。 例えば、Eさんの課題としては ・なぜ、過干渉になってしまうのだろう?状況をコントロールしたいと思うのだろう?  それはどんな関係性から来る影響なのか?  それをどう手放していくことが可能なのか? ・支配しなければならない、という潜在的な怖れ、不安について。  干渉的になる裏には怖れや不安が隠れています。   いずれ自分は見捨てられるような、嫌われるような心理があります。  無価値感、とか、罪悪感、とか。 ・お父さんの影響を手放すことについて そもそも「投影の法則」から見れば、彼が「自分の事が分からない」と言ってるんなら、それはEさんにも当てはまることではないでしょうか? Eさんは自分自身を生きられている、と言えるでしょうか? それもまた課題の一つになりますね。 同じく投影の法則から、彼が親の言いなりであるならば、Eさん自身は親から支配されているマインドはありませんか? 潜在意識にある思考パターンなどに深く刻まれているものがあるのかもしれません。 * 自立しているとついつい自分の問題に向き合えなくなり、相手の問題にしたくなります。 私は悪くない、悪いのはあいつだ、と犯人捜しをしたくなります。 そして、問題から目を逸らそうとしてしまうんですね。 でも、それは罠なんです。 そうして問題を回避させようとするエゴの罠なのです。 問題が起きている、ということは、自分自身に問題がある、ということ。 相手ではなく、自分自身に問題があるんです。 相手に問題があるように見えるってのも投影に過ぎないのです。 つまり、それは自分自身の問題ってこと。 だから、厳しんですよ。心理学をきちんとやるのって。 目の前の問題全部が自分の問題ですから。 ねえ、もう、いろんな問題を持ったクライアントさんが来るってことはねえ、どうしてか分かるでしょう?誰が一番問題児なのか?誰が一番癒されなきゃいけないのか?ってねえ。 ああ・・・(梅雨の合間の青空を見上げてため息をつくとそこにびゅうと夏を知らせる軽やかな風が吹いた)。 だから、人気カウンセラーなんてのはね、全然自慢じゃなくて問題の塊さんってことでもあるのですよ(涙) でもね、自分の問題が癒されていくとね、深刻なテーマを話されても「うーん。大丈夫ちゃうかな?それって何とかなるんちゃうかなあ?っていうか、それって問題?」って思えるようになるんです。 「根本さん、もっと真剣に私の問題扱ってくださいよ!!!」って言われる時もあるんですが・・・「だって、それって問題ちゃうやん」って深刻さに付き合えなくなるんですね。 ひよっこカウンセラーの時は相手に影響を受けちゃいます。 だから、相手の問題をすごく深刻に受け止めてしまうんです。 自分がまだ癒されていないから。 でも、自分がそこを克服できるようになっていくと軽やかになっていくんですね。 「うん。大丈夫よ~」ってにっこり言ってあげられるようになるんですね。 そういうカウンセラーさんはみんなこういう境地に至るんです。 「あなたは何も変わらなくてもいいですよ。今のままで十分なんですよ。」って。 実はこれね、ご主人とEさんの関係を、クライアントとカウンセラーに置き換えてお話してみたんです。 Eさんが自分の問題と向き合っていったら、そして、それを癒していく、解決していくことができたなら、ご主人の問題が気にならなくなる、ということなんです。 「自分が分からない」ということも「親の前でよい子」なのも全然問題にならないんです。 ああ、それでも大丈夫よ~っていうEさんがいられるんです。 不思議でしょ? でも、それって可能な世界なんですよ。 そんな意識で向き合ってみてはいかがでしょうか? 変えるのは自分。 その指標として彼がいる、という感じですね。

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2/27に八馬ゆみさんの主催で、東京で開催させていただいたカウンセラー向けのセミナー「10年愛されるカウンセラーになる秘密」がDVDになりました。 そして、本日発売となります!!ぱちぱちぱち! 内容はざっと次の通り! ********* ○カウンセラーになりたい自分の思いを確認する。 ○経験がないから自信がない?  ○自信=経験×自己承認 ○経験がないからこその、カウンセラーの強み ○ひよこカウンセラーは自意識過剰 ○ひよこカウンセラーのところに来るクライアントの特徴 ○かっこよくしようと思わない、泥臭くいきましょう ○理想のカウンセリングとは? ○一流、二流、三流のカウンセラーとは。 ○自分が扱えない問題(クライアント)はやってこない ○クライアントさんは、自分自身 ○何かしてあげようと思うと、コントロールになる ○クライアントさんは「あなたに会うこと」が目的 ○あなたの生き方、在り方を見せるだけ。 ○癒され上手は癒し上手。 ○今まであなたに起きた問題、すべてがこれからのネタ ○目の前のクライアントさんの苦しみに寄り添う方法。 ○クライアントさんの大きな愛に気づく、伝える。 ○前提として、「愛がある」。 ○アドバイスはリスクがある、だけど、愛について語るのはOK。 ○愛について語ると、カウンセリングルームのエネルギーも変わる ○愛に気付ければ、もう問題は解決したのも同然 ○自分の愛に気づくワーク ○魅力、才能、長所、強みを見つけていくワーク。 ○カウンセラー・クレド(カウンセラー・ポリシー)の作成。 ○ヴィジョンを見るグループワーク。 ○ゆっち流「愛とのつながり方」 <質疑応答> ○カウンセラーに向き、不向きはあるのか? ○カウンセラーに向いてる人ってどんな人? ○クライアントが「死にたい」って言ったらなんて答えたらいいか? ○カウンセリング中の沈黙が怖い。 ○クレームが来たらどう対処すればいいのか? ○クライアントをほかのカウンセラーに取られるのが嫌だ。 ○クライアントからの質問に答えられなかったら不安。 ○メールが何度も来る。しかも、長文。 ○クライアントの話にイラッとしてしまった。 ○クライアントが長く話しすぎて時間をいつもオーバーしてしまう。 ○めんどくさいクライアントの扱い方。(でもでも星人とか) ****** 私が15年やってきて学んだこと、気付いたこと、そして、心がけていること。 カウンセラーってどんなお仕事なのか?どんな意識を持つといいのか? また、カウンセラーとしてのあなたの強み、長所は何なのか? 「10年やってようやく一人前」という思いで私はずっとやってきました。 だから、皆さんが10年カウンセラーとして活躍し続けられるようにするにはどうしたらいいか?を私なりにお話しさせていただいています。 30,000円となかなか高価なDVDですが、その分、ぜひ元が取れると思います。 購入はこちらからどうぞ! >https://business.form-mailer.jp/fms/cafaf0d852924

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* あれ?この記事、もう一つのメルマガで読んだ!という方もいらっしゃるかもしれませんが、私のカウンセラーとしての一つのポリシー、考え方、捉え方を書いていますので、こちらのメルマガにもポストさせていただきました。 ※明日5/31にカウンセラー向けのDVDが発売になります。詳しくはまた紹介しますね! 「問題は自分自身が創っている」 「夫が浮気をした」というのは実は問題ではないんです。 だってもしあなたに一回りしたの若い彼氏がいて、二人は猛烈に惹かれあっているけれど、夫がいるから結ばれることはないと思っていて、「私たちは愛し合う悲運の2人なの」などと思っているところに、夫の浮気情報が入ってきたらどう? 「神様っている!」って思いません? そして、即座に彼に連絡して「私たちの思いを神様が叶えてくれたみたい」ってうるうるするでしょう? 夫が浮気してくたことが喜びをもたらしてくれるわけです。 ところが、夫のことを普段は粗大ごみ程度にしか思っていないんだけど実は深く愛していて大好きでこの人って決めてるところに夫の浮気情報が入ってきたらどう? ものすごく辛く、悲しく、不安になって、怒りも出て、惨めになって、自己嫌悪もするし、罪悪感を感じてすごく苦しくなると思いませんか? その時「夫の浮気問題」が成立するんです。 つまり、それによって辛い、悲しい、不安、寂しい、という感情が嫌なんですよね。 その嫌な状態でいるのは嫌だから抜け出して楽になりたい、と思うんです。 だから、それを問題として捉えます。(悩みと言ってもいいです) ところがじゃあ、そのネガティブな感情そのものが問題なのか、というと必ずしもそうじゃないんですよね。 悲しい、辛い、が嫌だったら、なんでわざわざお金を払って切ない映画を見るんでしょう? 「泣きに行く!」という人だっているでしょう? 怖いのが好き!!て人はあんまりいないはずなんだけど、なんで今時期になると「お化け屋敷」が話題に上るのでしょう? 遊園地でも、どうして「怖いアトラクション」の方が人気なんでしょう? だから、ネガティブな感情そのものが問題というわけでもなさそうです。 だって、「悲しい」でも「映画の悲しいはいいけれど、彼が浮気をして悲しいはイヤ」なんだもの。 とすると、その状態や感情を「OK」と「NG」に判断する「心の仕組み」に問題があるようです。 そのOKかNGが分からない状態が「自分の気持ちが分からない」とか「どうしたいのかが分からない」ってことなんだろうと思います。 この心の仕組みが問題を創っているとしたら、「夫が浮気を解消して、戻ってきてくれた」は問題解決になりません。 感情的にはホッとするんだけど、問題を作り出す仕組みはそのままだから、また別のところで新たな問題を創ってしまうでしょう。 例えば「責めちゃいけないと思いつつ、浮気したことを責め続けてしまう」とか「また浮気するんじゃないかと不安でむしろ落ち着かない」とか。 浮気を問題とした心の仕組みを変えていく、というのが問題の解決になります。 だから、最近の根本くんに質問すると訳の分からん答えがよく帰ってくると思います。 お客様:「最近、夫への怒りがすごく出ちゃうんですけど、それでいいんでしょうか?」 根本の回答:「そうすると、あなたは怒っちゃいけないって思いをお持ち何ですよね?ずっといい子ちゃんをしてきたの?だって、これがいいことか悪いことかが気になるんだもの」 いやいや、聞きたいのはそれじゃないし、と思うかもしれませんが、ここで「それでもいいですよ~」って言ってしまうのは簡単なんですね。 でも、そうすると次にまた「根本さん、これっていいんでしょうか?」って聞かなきゃいけなくなりますよね。 私は起きてることは単なる事実でそれになんの意味もない、という見方をするので、「怒りが出ているのならばそれが正しいことで自然なことなのでしょう?だからいいも悪いもないと思うんだけどなあ」と捉えるんですね。 それで「じゃあ、なんでそれがいいのか悪いのか気になるのかなあ?」と考えを馳せれば、「いつも誰かにとってのいい子をしてきたから、怒りという感情を封印してきたんだろうなあ。そして、そのいい子でいることが問題なんだろうなあ」と考えるわけです。 だから、「いい子でいたい」という心の仕組みを変えないと、同じ問題は繰り返されるんだろうなあ、と思うんです。 あなたが今、問題だと感じていることは相手や周りの環境に関わらず自分の心が創っています。 パートナーができないことは問題ではありません。 お金が足りないのも問題ではありません。 モラハラも問題ではありません。 仕事がうまくいかないのも問題ではありません。 人間関係がこじれるのもうまくありません。 それを問題にしているのは「私の心の仕組み」なのです。 そういう意識で見つめてみると、いろんなことが分かってくるでしょう。 ちなみに「旦那の浮気問題」を作っている心の仕組みって何でしょう? もちろん、千差万別ケースバイケースです。 「本当は愛しているのにその愛を表現できずに素っ気なくしてしまうこと」 「自分の感情をサンドバックにぶつけるように夫にぶつけてしまう癖」 「夫の愛情にあぐらをかいてしまうこと」 「愛を全然受け取れないこと」 「罪悪感から常に自分にダメ出しする癖」 それが問題の本質であり、解決すべき思考パターンなのです。 まずはそこに気付くところから始めて参りましょう。 それを意識するところから始めていきましょう。

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