『読者目線に徹するなら想定読者=モデルを決めなさい。』
読者目線。 ここに徹底的にこだわることで、昨日の順路の話も自然と浮かび上がってくると思います。 自信のないときは「自意識過剰」に陥りがちです。 どうしたって「自分」しか見えなくなるので、「お客様が喜んでくれるもの」よりも「自分が書ける記事」を優先してしまうし、「お客さまが知りたい事」よりも「自分が話したい事」が優先されてしまいます。 以前も似た話を書きましたが、どうしたら「読者目線」を徹底できるのか?というと、モデルを決めちゃうことだと思っています。 「この人に向けて話してます!」というターゲットを絞ってしまうのです。 例えば私は「アラフォーの旦那とドンパチやってる自立系武闘派奥様」と「30代、独身、自立系武闘派女子。戦闘歴多数」という2人のターゲットに向けて記事を書くことが多いです。 ま、後者が結婚して前者になる、という継続性もあるんですけどね。 もっと細かく設定してもいいと思います。 ===== 30代。女性。独身。 都内にて一人暮らし。 仕事は順調で、それなりの収入もあり、趣味も多数。 とてもうまく行っているように見えるのだが、なぜ、男運があまり良くない。 男にもモテそうなのだがなぜだかめんどくさい方向に進むことが多い。 友達といるのが楽しい、と正直思うが、恋もうまく行ってほしいと思う。 結婚願望もあるし、子どもも産みたいと思ってるので若干焦っている。 ===== もちろん、この設定は読者には明かさなくていいですけどね。 そして、その女性と話をするようなイメージで記事を書いていくんです。 「彼女だったらこう言ったらどう答えるかな?」 「もっと具体的な方法を教えろって言うだろうな」 「彼女にこういう言い方すると怒るかな?」 みたいな感じで。 だから、この設定は「私の周りにいる人」や「よくクライアントさんで訪れるタイプの人」などやりやすいものにしないとダメですよね~。 芸能界なんて全然詳しくないのに「これから売れようと思って頑張って日夜レッスンに励んでいるアイドル」をターゲットにしても変な感じでしょう?(笑) 私の場合は「そういう相談が多い」というクライアントさんを集約したようなイメージが上記の2人なのですが、これから集客していこう、という方はここで「理想のクライアント像」をそこに設定しちゃってもいいと思います。 つまり「こういう人に来てほしい」と思う人をターゲットにするんですね。 そして、その人との会話がブログになっていくのです。 実は、その辺があいまいだと「よくある、ふつうの、人生教訓ブログ」みたいになっちゃうことが多いんですね。 どこが違うか?っていうと、こんな違いが出てきます。 <人生教訓ブログ> 一般的に自立すると自分のやり方が出てきて周りの人と衝突するようになります。 譲れなくなってしまい、やり方の争い、正しさの争いが生まれます。 そうならないようにするために、ぜひ、相手の気持ちを察する、考える、という対応が必要なのです。 <自立系武闘派女子向けのブログ> 自立した武闘派女子たちは、すぐに戦だ、争いだ、領空侵犯だとバズーカを担いで駆け出してしまいます。 そうして、あたしが正しい、だの、お前が間違ってんだから指詰めろ、さっさと出家しろ、みたいな話で盛り上がって、周りはえらい迷惑するわけです。 そこでは大人の対応として、「相手の顔を立てる」とか「仁義」とか「義理を通す」などの意識を持つとうまくいくのです。 まあ、ネタがネタなので全然インパクトが違うわけですが、具体的なターゲットが決まっている方が「具体的に」描写できますよね。 同じことを言っているのに、全然表現が変わってきます。 この「具体的に」という部分が読者のハートをつかみます。 逆に言えば、この「具体性」が「あるある」じゃないととてもカウンセリングやセミナーへの行動を写してはもらえないのです。 もちろん、ハマらない人も出て来るのですが、そもそもハマらない人に来て頂いても、こっちがしんどいだけですので、ハマる人だけを意識すればいいのです。 さて、具体的なターゲットをモデルにして、具体的な話をする、、、そのことで差別化ができて、あなたのブログのファンを作りやすくなる、というお話しでした。 * 「私も勉強会参加していいんですか?」と言う声をよく頂きます。 今のところ勉強会はオープンに開催しています。 既にカウンセラーとして活躍されている方もいらっしゃいますし、これから始める、という方もいらっしゃいます。人数は半々くらいですね。 ですから、カウンセラーとしてデビューされたばかりの方、これからデビューされる方は、同じ立場の方と意見交換ができるだけでなく、売れてるカウンセラーさんが持っている問題意識や疑問にも触れられます。 そして、売れっ子さんの意識を採り入れることが可能です。 またすでに活躍されてる方は今の自分のスタイルに幅を持たせるべく、私や参加者の考えややり方が参考になると思います。 また、経験者ならではの問題にもお答えさせていただけます。 まだまだ席に余裕がありますので、どうぞ、ご検討下さい! 勉強会の開催ご案内。