『根本がセミナースタッフを選ぶ理由』
そもそも私は「人に恵まれている」という観念の持ち主で、だから、私のクライアントさんもスタッフもすごくいい人ばかり、と思い込んでいます。
実際そうですしね!
で、私のセミナーをお手伝いしてくれるスタッフはもちろん私がお願いして来てもらっているのですが、私から見れば最高のスタッフだと思っています。
とはいえ、事務能力は?とか接客態度は?とかそうした基準で選んでいるわけではありません。
正直言えば「事務は苦手」とか「接客はあまり得意ではない」という人も多いです。
でも、それは私にとっては関係ないのです。
私がスタッフをお願いする基準。
それはたった一つ。
「一緒にいて楽しいか?嬉しいか?」
という点です。
外見も立場もなんも関係ありません。
私はセミナーをする際に「自分がどれくらい気分よくできるか?」が大事だと思っています。
だから、セミナー会場も自分が好きな場所を選びますし、たとえ、そういう会場があったとしても、その周りの雰囲気が「うーん・・・・」としたらその会場は使いません。
私が嬉しくて、気分がいい会場がお客様にとってもいい会場だろうと勝手に考えているんです。
それはスタッフも同じ。
何もできなくてもいいんですね。
ただ、一緒にいて面白いなあ、楽しいなあ、と思えれば。
個人的な趣味で言えば「一緒に飲みたいなあ」と思えるかどうか。
だから、あまり大きな声では言えませんが、お客様よりもスタッフの方が大事だと思っている節もあります。
幸い大きなクレームを頂いたことはありませんが、もし、大きな問題が発生したとしても、私はスタッフの味方をしてしまうんじゃないかと思っています。
たまに誰かと組んでセミナーをすることもあります。
当然ですけど、その人は「実績」や「集客力」では選びません。
「ああ、すごいなあ」「素敵だなあ」「魅力的だなあ」と思う人です。
お気付きかもしれませんが、それくらい私は我がままにセミナーを運営しているんです。
だから、無暗に人は増やしませんし、事務スタッフが欲しい!秘書が欲しい!と思っても、安易に人に頼んだりはできないんです。
そういう自分本位なセミナーの運営をしているので、私はますますセミナーが楽しくなります。
例え、お客さまが少なかったとしても、自分が楽しいと思えるスタッフに会えるからです。
でも、そうした運営ができるのも私自身が事務的な作業が嫌いじゃないことや、いざとなれば一人でセミナーを開催できる自信があるからかもしれません。
この点については20年近くセミナーを運営している経験がもたらすものかもしれません。
その経験には正直ちょっと一緒にセミナーをするのが苦痛だったなあ、という経験も含まれます。
スタッフがポンコツでも、問題児だったとしても、最終的に自分が何とかすればいい、と思っているのもあります。
でも、そうして自分が好きな人たちと一緒にセミナーをするのが、能力に長けたスタッフのみで運営を固めるよりもずっといいセミナーができると私は思っているのですが、どうでしょうか?
そういう意味ではとことん私は自分勝手な人間なんだなあ、と思えてきますけれど・・・それも悪いことではないなあ、と思うのです。
心理学、カウンセリング、セラピーなど心を扱う世界にいるですから、やはり一緒にいるのが嬉しい人材が一番じゃないか、と思ってしまうのです。
とはいえ、内輪ノリになったり、参加者を差し置いてスタッフと歓談してる、なんてことはないと思います。
また、スタッフ同士がそういう態度を取っている場合には注意もしますけれど・・・。
さて、皆さんはどうお感じになるでしょうか?