『集客、理想のお客様に来て頂く方法』
6/18に東京で開催する「カウンセラー勉強会」ですが、その中で頂いたご質問はやはり「集客」に関するものが一番大きいですね。 確かにお客様あっての私たちですから、来て頂かないことには腕も磨けませんね。 私が16年続けて来られたのもお客さまにこうして来てもらったからで、そうじゃなければ続いていかないですね。 さて、集客について私もずっと研究、勉強して来ました。 結果、私が気付いたことは「僕はあんまり集客が得意じゃないし、うまくないな」ということ(笑) きっともっと効率的かついい方法があるんだろうと思いますが、どうも「気が乗らない」のですね。 だから、あまり集客に一生懸命ってことはありません。つまり、あまり商売人としてはうまくないなあ、と正直思っています。 それなのにこれだけの方に来て頂いてすごく有り難い身分ですね。ほんとうに。 さて、私がお伝えしている集客方法はとても抽象的ですので、具体的な方法についてはそれに詳しい方にお聞きしてくださいね。 ○理想のお客さまを明確化する。 これはとても基本ですけれど、理想のお客様を明確化して、その人に向けてブログを書いていきます。 私の理想のお客様は3種類あります。 ・30代の自立女性。未婚。これから結婚もしたいし、仕事も充実させたい方。都会暮らしで、比較的アクティブに動いている。恋も頑張っているが、イマイチ難しい男を捕まえたり、既婚者が相手だったりギクシャクしている。女性としては十分魅力的に見えるのになぜ?というタイプ。 ・40歳前後の奥様。子どもあり。夫婦関係に問題があってどうしていいのか困っている。もともと仕事も頑張っていたし、旅行や習い事などもたくさんチャレンジしていた。旦那さんとの修復を目指したいが、離婚という選択肢もちらついている。 ・自分は人とちょっと違っていて、どう生きていいのか分からない自立系の女性(男性)。その才能を活かして生きていきたいアーティスト系な人。人間関係や生き方は不器用だが、その分一生懸命なので味方、仲間はいつもいる。独特の世界観の持ち主。 実はこの3つのターゲットは「結果論」なので、あまり偉そうなことは言えないんですけどね。つまり、今までカウンセリングをしてきて、こうした3つのパターンの女性がとても多かったので、必然的に得意になった・・・というわけです。 実は3つめの要素は私自身だと思いますけれど(笑) 昔から、フリーで活動している職人系の方(ライター、イラストレーター、デザイナーなど)やお医者さんなどがクライアントさんとしてとても多かったんです。 私のブログを読んで頂いている方は上記のような「モデルタイプがある」と聞くと「なるほどー」と納得されるのではないでしょうか? そんな風にもし、自分に「理想のお客様像」があるならば、それをできるだけ具体化してしまうといいですよ。 その層に向けて文章を書いたり、セミナーを企画したり、あるいはカウンセリングメニューを整えたりすると訴求力が一気に増します。 例えば「子育て中のママ」をターゲットにしたい、と思えば、ブログの記事が子育て論になることは当たり前ですが、カウンセリングメニューにも「託児施設情報」は必須になりますよね。 あるいは赤ちゃん連れで受けられるカウンセリング、というのを売りにもできます。 そのターゲット層が喜びそうなことをどんどん発送してやっていくのがいいでしょう。 ○自分らしいか?にこだわる 自分らしさにこだわると個性が際立ちますね。良くも悪くも違いが分かるようになります。 文章の書き方、言葉の使い方、自分が気持ちよいな、と思う書き方に意識を向けてみます。 自分の書き方なんて書いてみなきゃ分かりませんが、徐々に確立されていくものかもしれません。 でも、例えばブログのデザインやフォント、載せる写真のセンスなどは自分らしさで選べますよね? カウンセリングのメニューや場所などにも個性が発揮できたらいいですね。 私は自分がカフェが好きなのでカフェスタイルでのセミナーを好みます。 先日は札幌で、その前は大阪でキッチン付きのレンタルスペースでセミナーをしたのですが、お客様にお気に入りのコーヒーや紅茶を出してリラックスしながらセミナーを受講していただいて、本当に楽しかったし、私自身が落ち着いてできました。 会議室のようなきちんとしたところよりもよほど自分らしいなあ~と感じましたね。 ○自分の話、書いてます? 究極の自分らしさは自分の体験ですよね。 自分の経験を赤裸々に描くとその分読者の共感を呼びやすくなります。 自分の経験はクライアントさんの励みになります。 自分では大したことないなあ、と思っても、別の誰かにとれば素晴らしい体験談であることも少なくありません。 自分の話を書く勇気を持ってくださいね。 私は自分の話をすることを例えて「我々カウンセラーは身を削ってクライアントさんに捧げることで喜んでもらってるんだ」なんて表現をしていました。 さらには「身内もどんどん売ることだよね~」と、家族の話を書くことをそう言ってました。 ○理想のお客様が行く場所に自分も出向いてみる。 これはリアルの世界でもそうですが、バーチャルな世界でも同じです。 理想のお客様が見てそうなブログを見に行くことでよりコミュニティが広がります。 もし、その世界でコメントが残せるようであれば、ますます近付きますね。 また、リアルの世界で理想のお客様が集まるセミナーに行くのもテクニックですけれど、自分も勉強になる上に、クライアントさんとも出会えるのでお勧めです。 ただし、セミナーによっては名刺交換等が禁止されるところもありますので、主催者にご確認ください(たいていはOKですし、私のセミナーも全然OKです)。 ○理想のお客様を喜ばせる行動を。 記事を書くこともそうだし、お茶会やセミナーを企画するのも同じ。 例えば、私ならば、30代の自立系女子はどんな場所でセミナーを受けたいのか?どんなセミナーが好きなのか?どんな文章を読みたいのか?を考えるんですね。 私は阪神タイガースのファンなんですけど、そんなことはあまり私の読者は興味がないと思います。ちらっとたまに書くのはOKですけど、がっつりタイガースの記事を書いてもあまり喜ばれないと思います。 でも、たぶん、この世代はカフェが好きです。 私もカフェ好きなのでそういう場所の情報を書いたり、あるいは、カフェスタイルのセミナーを企画します。 私のターゲットはファッションも好きなので、私はファッションは良く分からないのだけど例え話としてよく話をします。 自分が喜ぶ、ということよりも、(仮想)クライアントさんが喜ぶことはたくさん書いていきましょうね。 そんな楽しませたい、喜ばせたい、そして、笑顔を届けたい、そんな思いがたくさん文章から伝わってくるといいですよね~ ○「結果」を見せてあげる。 私のカウンセリングを受けるとこうなります!という事例やお客様の声は掲載されてますか? 私がデビュー時代はお客様に許可をいただいて「カウンセリングの実際」というドキュメントを書いていました。 また、クライアントさんから頂いた感想をまとめてアップしていたりしました。 クライアントさんがカウンセリングを受けるときに知りたいことは「何をするのか?どんなことをするのか?」であり、「カウンセリングを受けたらどうなるか?」なのです。 カウンセリングって初めての方にはちょっと敷居が高く、怖く感じます。 だから、そうした何をしてどうなるのか?が見えると安心しますよね。 そういう風に「与える姿勢」でクライアントさんのことを見てあげることでより集客力はアップすると思います。 ○仲間とのつながり 私が前にいたカウンセリングサービスでは当時あったあらゆる方法を使って読者数のアップに努めました。 相互紹介もやりましたし、メルマガやホームページの紹介ページがあれば必ず書き込みました。 あるときMSNからリンクを貼ってもらったことがありました。心理テストを紹介してくれたんです。そのときは爆発的にアクセス数が増えましたが、でも、一時の事でした。 一方、相談系の掲示板で紹介して頂いたこともありました。 その時は数は少ないけれどクライアントさんが増えました。 セミナーに行って仲間ができるとその仲間があなたを紹介してくれます。 そうすることでお互いの読者が行きかうことができます。 以前、真島あみちゃんとコラボをよくしています。 彼女のクライアントさんが私を初めて知り、そして、私のセミナーに来てくださることもあれば、その逆のこともよく起きています。 ○あなたが魅力的であること。 これを言っちゃあ、おしまいよ・・・なんですけどね(笑) やはり最も大切なことはあなたが魅力的であること。 「○○さんのカウンセリングを受けてるの」 「○○さんのセミナーに行ってきたの」 って友達に自慢できるような人でいたいですよね。 そのためにはあなたが何よりも輝いていること、魅力的であることなんですよね。 カウンセラーというのはリーダーです。 特に同姓のクライアントさんにとっては「未来の私」を投影されます。 だから、「こんな風になりたい」「こんな生き方をしたい」と言わせてあげてください。 そういう意識でいるだけでも全然違いますね。 * 他にもいろいろとありがとうですが・・・。 また採り上げる機会があればしゃべりたいと思います(^^)