『カウンセリングの疲れをとる方法』
今日もリクエストを頂いてのお話です。 「お客さんのヘビーな話を聞いているともらっちゃうことってありませんか?どう解消しているのでしょうか?」 「毎日お客さんの話を聞いていたら疲れませんか?どうやって疲れを取っているんでしょう?お酒ですか?」 というご質問をほんとよく頂きます。 先日の公開カウンセリングセミナーでも聞かれましたし。 僕もこのテーマについてはかなり研究してきた派なので、あれこれと紹介することはできます。 とりあえず、お酒で疲れは取れません。余計に疲れます(笑) 気分をパッと明るくなってたくさんしゃべり倒してストレス発散になる、ということはあるかもしれません。でも、それはお酒じゃなくて、おしゃべりの力ですね。 お客さんからもらっちゃう・・・これだけでほんと、いろんな話ができます。 「もらっちゃうことなんてないんだよ」という話も、「確かにもらっちゃうよね」という話もできます。 けど、何か体が重たいとか、さっきまで良かった気分が落ちた、とか、無性に疲れた、とか原因は何にせよ、そういう結果が残ってるわけですよね。 また、1時間ないし、2時間、じっとお客さんの話を集中して聴いて、共感して、分析して、提案して、癒してってことをやっていたら、やはり精神的に疲れますよね。 もちろん、肉体的にも1本だけならまだしも、1日4本も5本もカウンセリングをしていたらほんと疲れちゃいますね。 昔、出張先のホテルに呼んだマッサージ師が「お客さん、タクシーの運転手か飛行機のパイロットですか?この腰の張り方は相当ですよ」って教えてくれたことがありました。 その頃は朝10時から夜の21時まで一日カウンセリングをしていたのできっとそんな体になってしまったんでしょう。 マッサージもふつうのマッサージだと根本的な解消になりませんが、やはり体が解れる分、よく眠れますし、体も軽くなります。 お風呂をよくお勧めするんですよね。 できれば温泉がいいんですけど。 温泉の中でも食塩泉が理想です。硫黄泉もOKです。 自宅のお風呂でも塩を持ちこんで、洗い場で体を洗うのもお勧めです。 やっぱり塩って昔から使われている方法だけに利くんじゃないかなあ、と思っています。 じんわり汗をかくくらいにお風呂に浸かると体の疲れも取れやすくなります。 副交感神経が働き始めるので、とても緩むんです。 カウンセリングをしていて緊張してる時は交感神経優位の状態ですからね。 その状態では興奮はするけど、落ち着かないので眠れなくなります。 マッサージにせよ、お風呂にせよ、眠りの質を高めるという意味でも効果的なんです。 眠ることってすごく大事ですよね。 寝てる間は潜在意識・無意識が活躍する領域。 身体の疲れも、心のストレスも整理して処理してくれる大事な時間です。 同じ意味で瞑想を日常に取り入れるのもお勧めです。 瞑想で半覚醒状態におくことで、心地よい眠りと同じ効果をもたらしますし、集中力も高まりますね。 身体からのアプローチとしては食事に意識を向けることも可能です。 ファスティング(断食)が流行っていますが、食べないことで内臓を休めてあげることはすごくいいですね。 消化吸収にかかっている膨大なエネルギーを使わずに済むわけですから。 そういう意味で断食まで行かずとも週に1,2日は少食の日、もしくはベジタリアンになる日を作って体を休めてあげるのもデトックスにもなるし、疲れを取るにも役立ちます。 僕はカウンセリングの日は基本、朝昼食べません。 お腹が空いたらちょこっと何かをつまむ程度。 眠たくなっちゃうから、というのもありますが、同時にこれで体調を整えてます。 さらに香りは脳にメッセージをダイレクトに伝える方法らしいですね。 なのでその日の気分にあった香りを与えることで脳がリラックスしやすくなります。 ストレス解消ならラベンダー、とか決め付けなくてもいいと思います。 なんか知らんけどベルガモットを求めてるぞ!って思ったらそれを採り入れましょう。 神社をお勧めします。これは僕もよくやってましたし、効果的だと思います。 お参りをする、手を合わせる、祈る、という方法自体がクリーニングにとても役立ちますし、その神社の御神木や土そのものに触れることも効果的ですね。 お寺でも構いませんが、何百年って伝えられてきた場所に詣でることは心身共に意味があることだと思ってます。 身体を動かすって大事だと思います。 ストレッチやヨガでもいいし、ウォーキングでも構いません。 カウンセラーの人ってあまり運動しない人多いんじゃないかな?そんなことない? ダンスやスポーツはもちろんいいんですけど、やはり体を動かす、鍛えることは何も悪いことは起きないですね~。これは僕自身反省することが多くあります(笑) 自分がカウンセリングを受ける、のももちろんあり。 カウンセリングじゃなくても、ヒーリングだったり、セラピーだったり、占いだったり。 自分が「クライアント」になる経験は意識や視点を変える効果が高いだけでなく、意外とスッキリさせてくれます。 旅に出ること。僕は出張族ゆえ、仕事の疲れを仕事で癒す、というわけの分からんことをしてるわけですが、プライベートでの旅はこれまた視点を変え、意識を変え、ストレスを流してくれます。 好きな場所に行く、というのが大事で、のんびりすることは必ずしも必要ではありません。 海辺でボーっとしながらも仕事のことをずっと考えてるなら仕事してるモードですからね。 そう言う方はアクティビティをふんだんに取り入れて忙しくさせた方がすっきり感は高まります。 ストレスてそもそも非日常空間に弱いですよね。 だから、TDLとかUSJなどの空間もまた、効果的だと思います。 映画とか見ます?映画って簡単に非日常空間に導いてくれるものなんですよね。 だから、お勧めなんですけど・・・ただ、勉強のためには見ないでくださいね!(笑) このネタはちょっとキリがなさそうですね! これらの方法は実際に僕が試したり、経験したりして効果のあったものです。 だからお勧めできるのですが、皆さん自身に合う、合わないもあると思うのです。 でも、いつも皆さんがクライアントさんに伝えているように、やはり自分を大事にすること、がカウンセラーとしてはほんとに大切なことだと思うのです。 クライアントさんをリードするカウンセラーとして、ぜひ、自ら実践していきましょう。