『カウンセリングを受けてくれた人が何ていってほしいでしょう?』

                               

『カウンセリングを受けてくれた人が何ていってほしいでしょう?』

今日はちょっと宣伝というか営業的なお話をさせて頂こうと思います。
ビジネス的なお話です。

皆さんの中にはビジネスセミナーによく通われてる方もいらっしゃって、こんなワークをしたこともあるかもしれません。

実は僕、先日、勝手にメンターとさせてもらってる福島正伸先生の講演・セミナーに2日続けて参加して久々に先生の話を聞いていました。
僕がメンターと慕うだけあって、一流の変態さんなわけですが、その話を聞いて、ああ、そうだなあ、と思えることがあったので、今日はそれをシェアさせて頂こうと思います。

商品を売るときに、この商品の機能は何か?どんな点が新しいのか?他とどう違うのか?って説明をするのはごくごく自然な発想だと思います。

しかし、最近はエクスマなどの「ストーリー」を付ける広告宣伝が広がっていますよね。
ジャパネットタカタの商品も決して安い訳ではなく、その商品を使ったストーリーを作って売ることで売り上げを上げてるそうです。

そのストーリーの作り方はいくつもあると思うんですが、今回、こんな話をお伺いしたんです。

『その商品を買ってくれた人に何て言って欲しいですか?』

それが商品を売る秘訣であり、宣伝方法なんです。
カウンセラーに置き換えるとこんな質問です。

Q.カウンセリングを受けてくれた人が何ていってほしいでしょうか?

ちょっと考えてみてください。

私もこのメルマガを利用して考えてみました。
「よかった」
「すっきりした」
「目の前が明るくなりました」
「嬉しくなりました」
「なんとかなりそうって希望が持てました」
「笑えます」
「軽くなりました。」
「暖かい気持ちになりました」
「ほっとしました

皆さんはどうでしょうか?

そういう気持ちになって欲しくてカウンセリングをやってます・・・って皆さんのブログに書いてありますか??

さらに一歩踏み込んで、こんな質問はいかがでしょう?

Q.あなたはカウンセリングを受けてくれたクライアントさんが家族や友達にどんな風に話して欲しいでしょうか?

例によって私も考えてみました。

「よかったよ。気持ちがスーっと軽くなって希望が持てたよ。大丈夫って思えてすごく安心したよ。だからなんかあったら行ってみてね。」

「今起きてることがどうしてこうなってるのかパズルを解くみたいに明確になってね。なるほどなあ、と膝を打ちっぱなしだったよ。表面的な部分だけじゃない、深いところにすっと入り込んでくる、というか。君も何かあったら行くといい。紹介するよ」

「今まで全然笑えなかったけど、気付いたら声をあげて笑ってて、私、まだ大丈夫なんだって思えたら今度は泣けてきちゃって。無理してた、頑張ってたって認めてもらえてほんとに楽になったんだよ。」

「すごく分かってもらえたって気持ちになって安心したの。一人じゃないって思えたし、気持ちが楽になった。いろんなこと教えてくれるから目の前がパッと明るくなるよ。なんとかなりそうって思えたし、気がすごく楽になったんだ。」

「心理学ってけっこう難しいのかな、ややこしいのかな、理解できるのかな、と不安だったんだけど、行ってみると面白くて笑えるし、具体例がいっぱいあってほんと分かりやすいの。なるほどーってめっちゃ思ったよ。思い当たるところがいっぱいあって、見透かされてる感じだし、すぐにでも使いたくなっちゃう話がいっぱいあってビックリだった。それでいて深い話も出てきてじんとなっちゃうし。やられたーって感じだよ。」

この最後はカウンセリングじゃなくて、セミナー向けの言葉なんですが。
さて、あなたのブログはこのストーリーに基づいて作られているのでしょうか?
逆に、そんな風に言いやすい話を書いたり、構成をしているでしょうか?

ストレートに「こんな風に言っていただきたい!と思ってカウンセリングしています。」って書いちゃってもいいくらいだと思います。

その方が使う側の立場に立って言えてると思うので。
実はこの「お客さんの立場、お客さん目線」というのがとても重要なんです。
ついついカウンセラー目線でのみの文章になっていませんか?

私は時々、この書き方で集客ブログを書いています。
そうするとやはり反応が違いますね。

また今度、このお客さま目線の話をさせて頂こうと思います。

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