3月 2018

                               

*** 根本さん こんにちは♪ 去年から長期間のスランプにハマっていましたが、 売上を追うことや苦手なFB投稿も全てやめて、ブログやメルマガも気分が乗るときしか書くのをやめて、旅行に行ったり、だらけまくりました。笑 そんな感じで自分が心地よいスタイルで細く地味に続けていましたら、クライアントさんとのカウンセリングも良い意味で力が抜けるようになって、 久しぶりに、カウンセリングが「心から楽しい、嬉しい」と思える感覚を取り戻せました。 以前は根本さんから温かい言葉や励ましをメールで頂いてとても救われました。 安心して自分の中にあった「~でなければならない」を以前よりも随分捨てることができました! 本当にありがとうございました^ - ^ それから最近、 クライアントさんからよく私の声に癒されるという感想を沢山頂いていたことに気づき、 私も自分の声は好きで大切にしていて、 何か「声」の響きで心が解放されたり、癒されるサービスを作れたらなぁなんて思っていたら、 去年根本さんの自分を愛する講座で、 クライアントさんがインナーチャイルドを癒すためにイメージングしやすいように語っていた根本さんの声を思い出しました。 あの根本さんのヒプノセラピーのような技術はどうしたら身につけることができるのでしょうか? あのときの文章と声がすごく素敵で感動した記憶がありまして、いちばん自分が尊敬している人の方法が知りたいと思い突然連絡してしまいました。(>_<) 自分の近況報告と質問だけという本当に失礼なメールをしてしまいすみません! とても忙しいところに送ってすみません。たとえお返事がなくても、ずっと尊敬しています^ - ^!!!笑 メルマガいつも楽しみにしています! (Rさん) *** 名前を出しても差し支えないかと思ったのですが、一応、イニシャルにさせていただきました。 たぶん、以前にネタにもさせていただきましたよね?(忘れてる&探す気がない(笑)) スランプになったときは、素直に、カウンセリングから距離を置くのがいいことだと思ってます。 自分もしんどいですし、 クライアントさんにも罪悪感を抱えちゃいますよね。 しばらく休んで、そして、やりたくなったら復活するくらいでいいと思います。 私は今、個人セッションは月に一桁。グループセッションもやって数組。 だから、セッションが毎回楽しくて仕方がなく、ほとんどが時間オーバーになっています。 話は変わるようで変わらないのですが、「断食」の大切さを学んできまして、食べることが大好きな私ですが、基本、朝は食べないし、昼も軽く済ませるか、食べないことが多いんです。 だから、ちゃんとした食事は夜1食のみってことも多いです。 しかも、自宅にいるときは、その夜も、一汁三菜くらいかなあ・・・動物性を摂らない日もあります。 そうして「飢え」の感覚があると、ますますご飯が美味しくなります。 「最高の調味料は空腹である」という格言があるんですが、まさにその通り。 でも、これ、仕事にも当てはまると思っているんです。 しばらくカウンセリングしないと、すごくその時間が楽しい。 旅をしていて久しぶりにセミナーをすると、ものすごく楽しい。 「ああ、これが好きだああ・・・」としみじみします。 売上や生活や世間体や義務感に捉われて頑張ることも悪いことではないと思うけれど、やはりサービスの質は低下しちゃうと思うのです。 「やりたいからやる」 「好きだからやる」 そう思える環境づくりも大切ですね~ * >あの根本さんのヒプノセラピーのような技術はどうしたら身につけることができるのでしょうか? ありがとうございます~!! よく「根本さんの声はよく眠れそうなので、ぜひCDにしてください!」という話を頂くのですが、自分ではそんなつもりはないのでまだ実現しておりません。 (ただ、音声配信や動画配信・DVDは作っておりますが) * 目の前にクライアントさんがいます。 そのクライアントさんは今、パートナーシップに壁を感じているのですが、その背景には幼少期より自分の気持ちをいつも押さえて我慢して来た時代がありました。 その頃の思いを解放した方がきっと楽になるし、パートナーに対してももっと自分らしく接することができるんじゃないか?と思いました。 「ちょっと想像してくださいね。お母さんに対して言いたいことがあるんだけど、忙しそうなお母さんを見ながら、言うタイミングを探しておどおどしている女の子の姿を」 そうクライアントさんに語り掛けつつ、その反応を見ます。 少しは響いているけれど、まだうまくイメージができない感じがします。 抵抗があるのかな? もう少しその子のイメージを膨らませてみましょう。 少し声のトーンを落とし、さっきよりもゆっくり目に語り掛けます。 「その子はお母さんの様子を目で追いながら、何て言ったらいいかを必死に考えています。でも、バタバタと動いているお母さんを感じて、彼女は少し俯いて悲しげな表情をしています。」 さっきよりはハートに届いたかな。イメージの中にちゃんと入りこんでいらっしゃるようです。 先ほどよりも少し声のトーンを挙げて客観的な立場から質問してみます。 「彼女を見てどんな気持ちがするでしょうか?」 呼吸を整えながら彼女の返事を待ちます。 「なんか、すごく辛そうな感じがします。」 ちょっとか弱いトーンの声が返ってきました。 その声のトーンに波長を合わせるように、こんな質問をしてみます。 彼女の気持ちを意識的に引っ張るような口調で。 「じゃあ、その子に何て言ってあげたいでしょうか?」 彼女が少し顔を上げます。 前向きなサインと捉えていいでしょう。 イメージの中の女の子に共感している証です。 「大丈夫よ。勇気を出して言いたいことを言ってみて、と言いたいです。」 先ほどよりも少し力強い返事が返ってきました。 その反応に、敢えて彼女に聞こえるように「うんうん」と頷いて同意を示します。 これできっと彼女は共感してもらえたと思って安心するはず。 「そしたら、その子に、その言葉をかけてあげてね。」 彼女は「はい」と頷いて、イメージの世界で一歩前に進みました。 でも、まだちょっと心細そうなので、私も少し力を入れてこう伝えます。 「その時、ギュッと手を握ってあげてみてください。大丈夫よ、私が付いているから、という気持ちを伝えるように」 彼女は「うん」と頷いてそのイメージの中にますます入り込んでいきます。 * 個人セッションやグループセラピーの中で、呼吸を合わせるように、また、その人の気持ちに同調するように、言葉や声のトーンを合わせてきました。 俗に「チューニング」って呼ばれる作業です。 チューニングがうまく行くと、クライアントさんはより心を開いて感情を出したり、一歩踏み出したりすることがスムーズにできます。 また、こちらがうまくチューニングできると、クライアントさんはとても安心感が出るようです。 これはイメージワークだけでなく、普段のカウンセリングやセミナーの中でも行っています。 その時の場の空気によって、声のトーンを変えているんです。 個人セッションの場合はクライアントさんの反応を見ながら直接チューニングできるので比較的簡単なのですが、グループでのセッションの場合は、グループマインドを見ていくので、ちょっとそれを見極めるのが難しいことも多いです。 特に人数が多いグループの場合、グループマインドがいくつかのグループに分かれてしまうこともありますから、全体をまとめるのはなかなか面白いですね。 そうして、その場その場にあった言葉と声のトーンを選ぶようにしています。 * こうした技術は個人セッションの中で培われ、また、グループセッションに応用して経験を積んできました。 もし、私の声がヒプノセラピーみたいに感じるとしたら、きっと私のチューニングがうまく行っていたからでしょう。 文章もある程度、そうした感覚で書いていますので、文章がヒットした場合、私が発するエネルギーと、読んでくださる方のエネルギーがうまくマッチしたんだと思います。 私のメインのブログ/メルマガをお読みの方は気付いていらっしゃるかと思いますが、リクエストされた方の口調や波長に合わせて書き方も多少は変えているんです。 クライアントさんがより深く感情と繋がれるように、 クライアントさんがより感情を解放できるように、 クライアントさんがより自分自身になれるように、 クライアントさんが自分の愛に自信を持てるように、 クライアントさんがより自分らしく居られるように、 クライアントさんがより笑顔になれるように、 言葉を選び、言葉のトーンを選び、発する言葉のタイミングを選び、チューニングをしています。 だからかもしれませんねー。 * などと、根本先生はきれいごとを書いておりますが、要するに「こいつを泣かせたろ」とか「こいつを笑わしたろ」とか「こいつをひーひー言わしたろ」ということですわな。

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* 「どうしたら○○できますか?」という思いはなかなか○○できないような気がしています。 「どうしたらやる気が出ますか?」 「どうしたら稼げますか?」 「どうしたらうまく行きますか?」 この質問には「他人軸」の匂いがプンプンするからです。 もちろん、これは言葉が問題というよりも、その言葉を使う「意図」の方です。 「どうしたら○○できますか?」の質問には、「自分ではできないから相手にやってください」という意図が見え隠れします。 例えば、「どうしたらやる気が出ますか?」という質問をもらったとき私ならこんな質問を返します。 「やる気を出すために今までどんなことをしてきたの?」 そうすると、あれやった、これやった、それもやってみた、という答えが出て来て、「でも、やっぱりうまく行かなかった」という結論を語られます。 で、一見、「自分では万策尽きたから、その他にいい方法がないのか聞いてみる」という意味で、「どうしたらやる気がでますか?」という風に質問されます。 でも、そこで一つ結論が出ちゃったんです。 「うまく行かなかった」という。 だから、そこで「○○はどう?△△はどう?××はどう?」って言われても、でもでも星人が登場して「でも・・・それって・・・」という風に思っちゃうものです。 それは「自分でやってダメだったんだから、他の人に聞いてもダメだろう」という思いが隠れていることもありますし、競争意識が働いてることもあるし、「これだけやってダメならやっぱり駄目だろう」という結論ありきの場合もあります。 「どうしたら○○できますか?」という問いには、どこか「相手に依存する他人軸」の姿が見えるのです。 そういう意図を感じると私の場合は、 「ほんとにやる気を出したいの?」って改めて確認します。 「やる気にならなきゃ困る」とか「やる気にならなきゃいけない」という意図が隠れてることも多いのです。 これってやる気を出したいわけじゃないんですよね。 だから、他人軸な表現になっちゃうと思うのです。 それで、 「じゃあ、他にやる気が出そうな方法をあと1000個くらい探してみたらどう?」って言います。 時には「やる気がないときはそれはそれでしょうがないんじゃないの?」と言います。 * じゃあ、ほんとうにやる気を出したい人はどういう質問をするのでしょう? 「あなたはどうしていつもやる気満々なんですか?秘訣を教えてください。」 「やる気を出すにはどんな方法を使ってますか?」 「やる気が出る方法を教えてください」 などでしょうか。 「どうしたらやる気が出ますか?」 とのニュアンスの違いが伝わるでしょうか? 「自分軸」で質問してるんです。 「私がやります。そのための参考になるデータを下さい」みたいな感じでしょうか。 * そもそも論として「やる気がでないときに、やる気が出る質問をする気になれるのか?」という疑問もありますが・・・(笑) * あなたがもし今、解決したい問題を抱えているとして、それをカウンセラーやコーチやコンサルに質問するとき、「自分軸」でしてるでしょうか?「他人軸」になっちゃってるでしょうか? それを確認して修正するだけでも随分と意識が変わるものと思います。 「どうしたら彼氏ができますか?」ではなく「彼氏ができる方法を教えてください」の方が相手も答えやすいですしね。 「やる気がある人はきっとこういう風に質問するはず」のような想定で相手の話を捉えるのも効果的じゃね?という提案でした。

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