『癒しって何?』
昨日は「カウンセラーも心の傷を癒しておかないとヤバい」て話をしました。
じゃあ、「癒し」って何でしょうか?
『癒し系』と言われるものって世にたくさんありますね。
・ホッとするもの
・あたたかいもの
・かわいいもの
・丸いもの
・優しいかんじのもの
・柔らかいもの
・穏やかなかんじのするもの
などなど。
一日の疲れをそっと癒してくれるもの・・・という意味での癒し系なんだと思います。
どれも心理学的には女性性を刺激してくれるものですね。
女性性は気を緩ませる効果がありますから、副交感神経を活発にするのにすごく有効です。
でも、カウンセラーが扱う「癒し」ってそういうことだけではありませんよね。
その人の人生を変えるものになるわけですから、もう少しインパクトが強いような感じがします。
じゃあ、癒しって何か?ってことになりますが、それはほんといろいろな表現があります。
「その出来事に対する見方がポジティブなものに変わること」
「そもそもその問題なんてなかったんだ、という思いになること」
「その問題があったことを忘れること」
「その問題の関係者を許せること」
「そのできごとを思い出しても胸が痛まず、ただ懐かしい思いがすること」
「そのできごとを思い出すと『ああ、そんなこともあったなあ』と思えること」
「その出来事のお陰で人生がより良くなったと思えること」
どれも私のイメージする「癒し」であり、クライアントさんに受け取ってもらいたいものですね。
「癒し」というイメージを明確に持つこともカウンセラーとしては大切なことではないかな?と思っています。
これだけ列挙するのは明確ってことなの?というツッコミはなしで(笑)