『クライアントさんに持って帰ってもらいたいものを具体的に実装する』
私がクライアントさんに持って帰ってもらいたいと思ってるもの、それは「安心」であり、「希望」であり、「笑い」です。
安心は「分かってもらえた」とか「受け入れてもらえた」とか「寄り添えてもらえた」などの思いであり、この人に任せておけば大丈夫って思えた、というのもあります。
希望は「何とかなりそう」とか「見通しが立った」などの思いで、具体的にどうすればいいのか?何とかなった事例を聞いたから自分もそうなれるかも、という思いです。
笑いはとにかく心を明るく軽くしてくれますよね。
すでに今日の記事の答えを書いちゃったんですけど、カウンセラーとして皆さんはどんなものをクライアントさんに持って帰ってもらいたいと思い、それをどう実現しているでしょうか?
私の場合、どんな深刻な話でも「ふーん、そうなんやー」みたいな軽い感じで聞きます。
そうすることで大げさに言えば「その程度の話は全然深刻じゃねーよ」て思ってもらいたいわけです。
深刻さは問題を大きくしちゃいますからね。
そして、必要に応じて笑いを入れて行きますね。
笑えるなら大丈夫、って。
その瞬間から心は軽くなり始めます。
そして、安心のために「いろんな事例」をお話しするようにしています。
過去のクライアントさんの体験だったり、自分自身のことだったり。
あるいは、「なるほどー、こういうことですよね~」って共感してるぞ!分かってるぞ!って話をしていきます。
時に「それってこうなって、ああなって、こうなるでしょ?」って話をして、「え?なんでそんなことが分かるんですか?」ってサプライズになることも多いです。
それは私の経験がそうさせるんですけど、クライアントさんがまだ言ってないことを言い当てることができれば、ずいぶんと信頼してもらえますし、安心しますよね。
これは私もずっと憧れだったんですけど、少しずつできるようになりました。
その人の行動や思考のパターンから「こういうこともあり得るよね?」と推測するんです。
さらには「こうしたら大丈夫よ」とか「こういう風にしたらこうなってこうなるからね」という希望を感じてもらえる話をします。
そのときできるだけ具体的に「こうしたらいいよ」って話を提案していきます。
私の場合はそれが「宿題」になることも多いです。
そうして、この3つのお土産を持って帰ってもらえるように意識するんですね。
どれも、これがあったらクライアントさんは喜んでくれるんじゃないかなあ?と思うものです。
さて、皆さんはクライアントさんに持って帰っていただきたいものはどんなものでしょう?
そして、それをどんな風に実践しているでしょうか?
そこが明確になるとクライアントさんの満足度もグッとアップすると思うんです。
そして、それをブログに書けば、それを期待して来てくれるクライアントさんが増えると朋うんです。