『愛で問題を解決する、というアプローチとは?』
2/27(土)に東京で八馬ゆみさん主催で「愛と自信を味方にして、10年愛される人気カウンセラーになる秘密」というセミナーを開催させていただきました。
60名を超えるカウンセラー/コーチ/コンサルタント/占い師などの方にお集まりいただき、私のカウンセラーとしての経験や考え方、心構えなどをお話させていただきました。
このメルマガの発行頻度が低いのも決して筆不精なわけではなく、いったいこの僕が何を伝えられるのだろう?何を話せばいいんだろう?と悶々としているからなんですね。
カウンセラーとしては16年のキャリアがありますが、ずっと組織に属してきたために話すべき言葉を見つけられなかったのです。
だから、このセミナーの依頼を頂いた時も正直迷いがありました。
とはいえ「頼まれごとは試されごと」という信念がある私に「No」という選択肢はなく、どうしたら来場してくれるカウンセラー/コーチの皆さんに喜んでもらえる内容になるだろうか?を考えることになりました。
実はゆっちさんとの打ち合わせは数度に及び、どんな内容にしたらいいのか?撮影はしない方がいいのか?いったい、何を話せばいいのか?という問題がずっと引っかかっていました。
ゆっちさんにいろいろと案を出していただき、人前で話すのが苦手という彼女に登壇していただくことにして、また、彼女の仲間である愛花さん、高野麗子さん、高野那々さんにも協力頂いて何とかセミナーの形を作るところまでできました。
そのセミナーのテーマは「愛と自信で10年愛されるカウンセラーになる秘密」です。
私のカウンセリングスタイルは「愛をベースに見る」というもので、どんな問題も、どんなひどい状況もその奥には「愛がある」というスタンスなんですね。
そんな私のアプローチ、解決方法を実習を交えつつお伝えさせていただくことになりました。
そもそも私の師匠がまさに「愛」に基づいた分析、セラピーを行う人でした。(まだ存命ですけど(笑))
彼のセッションに幾度となく立ち会わせていただくたびに、夥しい下ネタとユーモアに紛れて「愛」の線からクライアントの心の中を見ていくアプローチに感銘を受けたものです。
「愛」に基づいて問題を見る、というのは次のような視点です。
なぜ、夫婦関係で苦しいのか?というと、それはパートナーを愛しているから。
なぜ、親子関係でこんなにも葛藤し続けるのか?と言えば、その奥に親に対する無条件の愛があるから。
なぜ、仕事の人間関係に悩むのか?というと、その職場の人たち、そして、仕事に対する愛があるから。
なぜ、病気をして不安になるのか?というと、その心の奥に深い自己愛があるから。
だから、夫の不満をずーっと話し続ける奥さんの話を聞きながらも僕の耳には「こんなにも夫を愛しているの。でも、その夫と全然うまく行かないの。こんなにも愛しているのにうまく行かなくて苦しいの」という声に聞こえます。
親がしたことをずっと語る娘さんの声もまた「こんなに親に愛を持っているし、親もまた愛してくれているのに、私は十分その声に応えられていないの。だから、親の期待を裏切り、親を傷つけてしまったの」という風に聞こえます。
ま、そんな風に聞いてしまう、ということは結局のところアホなのかもしれません。
ただ、人の心の奥には必ず愛があり、その愛があるゆえに苦しみ、悩むものだ、という目で見ていくと、驚くなかれ、その人の素晴らしい魅力や輝きが見えてくるのです。
「愛から問題を見る」ということは、目の前の人の価値や魅力などの素晴らしさを常に見続ける、ということです。
あなたにはこんな素晴らしいところがある。
あなたにはこんな魅力がある。
あなたにはこれだけの可能性と才能がある。
そこにフォーカスして目をずらさないんです。
正直私も悪口を聞いたり、相手のせいばかりにする被害者的な話を聞くのは苦手だし、ずっとそれを語り続けるその人のことを「嫌な奴」と思うことはよくあります(笑)
正直「こいつ嫌い」と思うことだってあるんですね。
しかし、ひとたびその視点で見ると、だんだんそのクライアントさんがすごくいい人に見えてくるんです。
これ、ほんとです。
だから、最初は嫌な奴だなあ、と思っていても、カウンセリングの終わり頃には「あんた、めっちゃいい人やなあ。ほんま、すごい人やなあ。めっちゃ頑張ってきたなあ」ってギュッと抱きしめたくなっちゃったりするんですね。
まあ、口の軽い僕なので、つい前置きなくそんな言葉を発してしまい、クライアントさんにギョッとされ、ドン引きされることも少なくありません(笑)
でも、その人が語る誰かの悪口も否定的な発言も、また、断定的で論理的で冷たい口調も、だんだん愛おしくなってくるから不思議ですね。
つくづく自分は変態なんじゃないかと思ってしまうくらいです。
でも、そうして愛をベースに見ていくことに意識を向けていると不思議なことが次々と起きてくるんです。
例えばカウンセリングルームのエネルギーが不思議なほどキラキラと輝き、さっきまで重苦しかった雰囲気が明るく、軽くなっていきます。
これ、本当に不思議なんですけどね。
もちろん、それは私がその人の中の愛に気付き、そこにフォーカスした結果、僕がその人を愛し始めたからに違いありません。
皆さんも恋愛で似た経験したことありませんか?
重苦しいパートナーとの雰囲気が、自分がパートナーへの愛を語り始めた瞬間に変わっていく、という経験。
僕もまた妻との間でケンカをするたびに幾度となくそんな経験をしてきました。
さっきまで罵り合っていたのに、急に無性に愛おしくなってしまうんです。
もちろん、パートナーとの関係では常にそうなる、とは限りませんけれど(笑)
でも、このシンプルで強力なアプローチは自分をセンターに戻してくれ、相手の感情や発言に振り回されなくなり、心は平安になり、そして、滾々と湧き出す愛で満たされていきます。
「あなたはね、本当はすごく一生懸命な人なの。認められないと思うけどね。相手のためについつい自分を投げ出してしまうくらい情熱的な愛の持ち主なの。違う!!って思うでしょう?それは気付きたくないだけかもしれないよ。
だって、私はあなたの話を聞いて、あなたがいかに愛情深い人なのかの証拠を並べることができるもの。
どうして、その人のためにそんなに頑張ったの?
そんなにひどいことをした相手を必死に許そうとしたの?
なんで、そんな人のためにこんなにも一生懸命になれるの?
こんなに悩むくらい、あなたはその人のことを愛しちゃってるの。
それに気づいたら、全然問題なんてなくなっちゃうんですよ。
ね?分かるでしょう?
ふつうだったらとっくに切ってしまい、距離を置いてしまうその人を、今も何とか愛そうとしてるんだもの。
信じられないかもしれないけれど、あなたの心の中には深い愛があるの。」
僕は確信をもってこの言葉を伝えていきます。
だから、時に目の前のクライアントさんは「違う、違う、そんなんじゃない」と否定しながらも大粒の涙を流されます。
そして、私がその愛にぶれないでいると、やがてクライアントさん自身が自らの愛を肯定し始めるんです。
「確かにそうかもしれません」って。
どうしたらそんなカウンセリングができるのか?
それは常に「目の前の人の価値を探し続ける」という簡単なレッスンを続けることで可能になります。
常に、というのは24時間年中無休でやれってわけではありません。
「よし、今、それをやってみよう」と思うときに、その人の愛や価値に意識をフォーカスしていくだけなんです。
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かく言う僕もしょっちゅうそんなことを忘れて人を批判したり、バカにしたり、攻撃したりしてしまいます。
むかつくこともあれば、嫌いと思うこともあります。
めんどくさくなって切りたくなることもあります。
でも、そう思うのも僕の中に確固たる愛があるからなんですよね。
もし、愛がなければただ距離を置き、関わりを持たないようにするでしょう。
怒りという感情を使うなんてしんどいです。
むかついたり、悪口を言ったりするの、しんどいです。
僕たちは大切な人に対してしか、そのエネルギーを使わないものです。
だから、僕がむかついたり、嫌だなあ、と思ったりしたときは、まずそんな自分を許すことにしています。
僕がそういうとき使う言葉は「そんな僕でも許されるし、愛されてるし~」です。
とはいえ、常にうまく行くことばかりではありません。
でも、自分が愛と繋がっていなければ、クライアントさんの中に愛を見ることはできません。
だから、自分を許し、愛することを最優先にし、準備ができたら「お待たせしちゃってごめんね」って気持ちでその人の中に愛を見るようにしています。
カウンセラーの皆さん、ちょっと今日から意識してそのクライアントさんの中にある愛に意識を向けてみてください。
それこそが「愛する」ということだと思いますし、クライアントさんを愛することで、その人の内にある、それこそ本人が気づかない愛を見てあげることができるでしょう。
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こうしたカウンセリングをしていると、ある効果が表れます。
それは嫌なクライアントさんがどんどん減っていく、ということ。
もし、自分の愛に気付きたくない、このままでいい!だってあいつが悪いんだもん!と言う場所に居続けたい人は僕には会いたくなくなります。
だって、どれだけ相手の悪口を言っても一切同意してくれず、むしろ、そんな悪い態度を取っている自分の中に愛を見られるわけですから、超居心地が悪いはず。
「根本さん、大嫌い。あんな人に二度と話を聞いてほしくない!」って思ってくれると思います。
だから、僕のクライアントさんはみんな素敵な人ばかりなんです(笑)
でも、そう思って僕から距離を置いた人も、どこかで愛と繋がりたくなったらまた会いに来てくれるんです。それが何年経った後でも。
「正直、この間のカウンセリングはすごく嫌で、むかつきました。でも、なんかまた話を聞いてほしくて来ちゃいました」って。
ね?すごくイイ人になってるでしょ?(笑)
そんな体験ができるのもカウンセラーとしての醍醐味ではないでしょうか?