『価値や素晴らしさを伝えると、クライアントさんの行動力がアップする』

                               

『価値や素晴らしさを伝えると、クライアントさんの行動力がアップする』

「どれだけ自分が素晴らしいか、分かってます?分かってないでしょう?」

今日、横浜からいらしてくださったクライアントさんにそんな話をしました。
文面で読むと色々と雰囲気が読めますが、

「ふふふーん(^^)」

みたいな感じで伝えています。

最近、私がカウンセリングの中で今まで以上に意識していることは

「その人の価値を見ること」

まあ、なんてシンプルな・・・当たり前のことを・・・。

そうなんですね。
少し自分の中で比重を変えているんです。

私のカウンセリングってざっくり次のような流れを汲みます。

1.問題の現状を理解する
2.その問題の背景を探って何が問題点なのかを見極める
3.それをどうしていけばいいのかを提案する
4.具体的に今できることを提案する

今までは「2」と「3」により比重を置いていたんですね。
で、そうすると抽象的になりすぎることがあるので、じゃあ、今できることを、ということで3,4年前から「4」をより意識するようになりました。
ま、その際「1」はできてること前提ですが。

で、一昨年くらいから「2」の中身において、「愛とつながる」ということをより強調し、どこに愛があったのか?というのを見つけて伝えることに重きを置き始めました。
そして、その愛に基づいた提案を「3」でしてきたつもりなんですね。

それが最近は「3」において、「あなたはこんなに素晴らしいんだから、こういうことができますよ」みたいな調子で、価値や素晴らしさを見つけ、認めること、そして、今までの頑張りを承認することをより意識するようにしました。
もちろん、今までもしてきたつもりでしたけど、より重点的にするようになったんですね。

だから、けっこうカウンセリングの中では「素晴らしいですね」「なかなかそんなことできる人いませんよー」「いやあ、ほんと自分の美しさ、知ってますか?」なんて言葉だけ並べると詐欺師みたいなことをよくやってるんです。

「愛とつながる」ということを意識するようになってから、クライアントさんの心の解放が進んだような気がしてました。
つまり、涙を流されることが増え、さらには自分を認められたり、相手を許したり、というプロセスが早まったんです。

そして、価値や魅力を伝えることをより意識したら、クライアントさんの行動力が高まったような気がするんです。
「やってみました」という声をよく聴くようになったんです。

まあ、このプロセスは私なりのやり方なのですが、言いたいことは「今も根本先生は進化しようともって悪戦苦闘してるんですよ。すごいでしょ?偉いでしょ?褒めなさい!」ということではなく(笑)、
やはり人は励まされたり、承認されたりすると行動を起こすんだな、という頭では知っていたけど、ほんとにそうなんだ、と言う事実です。

皆さんはふつうにやられてるのかな?

私もようやくここまで辿り着きました。

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