『お客さんは利用しない理由を探し求めている!?』

                               

『お客さんは利用しない理由を探し求めている!?』

カウンセリングを受けるのって怖いです。
セミナーを受けるのも怖いです。
本やDVDや音声配信なら大丈夫だけど・・・。

お客さんの基本心理だと思っています。

1.カウンセリングがどんなものか分からない。
2.どんな場所でやるんだろう?
3.自分がどんな目に遭うのだろう?
4.何を聞かれるのだろう?
5.嫌なことを話さなければならないんじゃないか?
6.否定されたらどうしよう。
7.ダメ出しされたらどうしよう。
8.そのまま怪しい勧誘をされたらどうしよう。
9.高い契約をするまで返してくれないんじゃないか。

セミナーも同じです。

人は「分からないもの」に対しては基本手を出さないものです。

新しモノ好きな人は確かにいるけれど、それはほんの一部。
ほとんどの方は商品を購入する際に「安心」を求めます。

有名企業だから大丈夫、何するのかが分かっているから安心。

でも、カウンセラーって、カウンセリングのことを学んで知っているし、そんな危ない場所にする気もないので、そのお客さんの気持ちが分からなくなります。
しかも、カウンセリングが好きでいいものだと思っている人ほど、その気持ちが分からなくなります。

ふつうに石鹸やカップラーメンやマッサージを売るようにカウンセリングを売っちゃうんです。

カウンセリングに対して怖れがある人は、カウンセリングを受けたいと思っても、無意識に「受けなくてもいい理由」を見つけます。

日程が合わない、金額が高い、ならまだいいです。

このカウンセラーが信頼できる人かどうか分からない、と思って、信頼できなさそうな証拠を探します。

例えば、否定的な話をしている文章を見つけて「ああ、この人はきっと私を否定するんだわ」と思い込もうとします。

だから、カウンセリングがまだ十分社会的に認められていない現状では、そうしたクライアントさんが抱くであろう怖れをひとつひとつ取り除いていってあげればいいんです。

1.カウンセリングがどんなものか分からない。
→自分が学んだカウンセリングについて説明する。お客さまの感想文を載せる。カウンセラーのプロフィール文を掲載する。

2.どんな場所でやるんだろう?
→セッションルームの写真を載せます。住所や地図も載せます。
(自宅でやる場合は最寄り駅くらいまででもいい)

3.自分がどんな目に遭うのだろう?
4.何を聞かれるのだろう?
→いらっしゃったクライアントさんがどんな流れでカウンセリングに至るのかをちゃんと説明する。そして、どういうことをするのかを説明しておく。メニューを分かりやすく掲載しておく。

5.嫌なことを話さなければならないんじゃないか?
6.否定されたらどうしよう。
7.ダメ出しされたらどうしよう。
→カウンセラーとしてのポリシーを掲載しておく。

8.そのまま怪しい勧誘をされたらどうしよう。
9.高い契約をするまで返してくれないんじゃないか。
→そんなことしねーよ、と書いておく。

もっと想定される怖れはあるわけですけれど、そうして「カウンセリングを利用しないでいいと思える理由」を消してあげると、安心して受けて下さるようになります。

そういう意味では「あなたが私のカウンセリングを受けるべき理由10選」みたいな記事を書いてみたらどうでしょうか?

そして、日々ブログの記事の中でカウンセリングが安全なこと、素晴らしいことをちょいちょい書いておくと「この人は安心できる」と思ってもらえるようになります。

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