根本裕幸 のすべての投稿

『カウンセリングを受けてくれた人が何ていってほしいでしょう?』

今日はちょっと宣伝というか営業的なお話をさせて頂こうと思います。
ビジネス的なお話です。

皆さんの中にはビジネスセミナーによく通われてる方もいらっしゃって、こんなワークをしたこともあるかもしれません。

実は僕、先日、勝手にメンターとさせてもらってる福島正伸先生の講演・セミナーに2日続けて参加して久々に先生の話を聞いていました。
僕がメンターと慕うだけあって、一流の変態さんなわけですが、その話を聞いて、ああ、そうだなあ、と思えることがあったので、今日はそれをシェアさせて頂こうと思います。

商品を売るときに、この商品の機能は何か?どんな点が新しいのか?他とどう違うのか?って説明をするのはごくごく自然な発想だと思います。

しかし、最近はエクスマなどの「ストーリー」を付ける広告宣伝が広がっていますよね。
ジャパネットタカタの商品も決して安い訳ではなく、その商品を使ったストーリーを作って売ることで売り上げを上げてるそうです。

そのストーリーの作り方はいくつもあると思うんですが、今回、こんな話をお伺いしたんです。

『その商品を買ってくれた人に何て言って欲しいですか?』

それが商品を売る秘訣であり、宣伝方法なんです。
カウンセラーに置き換えるとこんな質問です。

Q.カウンセリングを受けてくれた人が何ていってほしいでしょうか?

ちょっと考えてみてください。

私もこのメルマガを利用して考えてみました。
「よかった」
「すっきりした」
「目の前が明るくなりました」
「嬉しくなりました」
「なんとかなりそうって希望が持てました」
「笑えます」
「軽くなりました。」
「暖かい気持ちになりました」
「ほっとしました

皆さんはどうでしょうか?

そういう気持ちになって欲しくてカウンセリングをやってます・・・って皆さんのブログに書いてありますか??

さらに一歩踏み込んで、こんな質問はいかがでしょう?

Q.あなたはカウンセリングを受けてくれたクライアントさんが家族や友達にどんな風に話して欲しいでしょうか?

例によって私も考えてみました。

「よかったよ。気持ちがスーっと軽くなって希望が持てたよ。大丈夫って思えてすごく安心したよ。だからなんかあったら行ってみてね。」

「今起きてることがどうしてこうなってるのかパズルを解くみたいに明確になってね。なるほどなあ、と膝を打ちっぱなしだったよ。表面的な部分だけじゃない、深いところにすっと入り込んでくる、というか。君も何かあったら行くといい。紹介するよ」

「今まで全然笑えなかったけど、気付いたら声をあげて笑ってて、私、まだ大丈夫なんだって思えたら今度は泣けてきちゃって。無理してた、頑張ってたって認めてもらえてほんとに楽になったんだよ。」

「すごく分かってもらえたって気持ちになって安心したの。一人じゃないって思えたし、気持ちが楽になった。いろんなこと教えてくれるから目の前がパッと明るくなるよ。なんとかなりそうって思えたし、気がすごく楽になったんだ。」

「心理学ってけっこう難しいのかな、ややこしいのかな、理解できるのかな、と不安だったんだけど、行ってみると面白くて笑えるし、具体例がいっぱいあってほんと分かりやすいの。なるほどーってめっちゃ思ったよ。思い当たるところがいっぱいあって、見透かされてる感じだし、すぐにでも使いたくなっちゃう話がいっぱいあってビックリだった。それでいて深い話も出てきてじんとなっちゃうし。やられたーって感じだよ。」

この最後はカウンセリングじゃなくて、セミナー向けの言葉なんですが。
さて、あなたのブログはこのストーリーに基づいて作られているのでしょうか?
逆に、そんな風に言いやすい話を書いたり、構成をしているでしょうか?

ストレートに「こんな風に言っていただきたい!と思ってカウンセリングしています。」って書いちゃってもいいくらいだと思います。

その方が使う側の立場に立って言えてると思うので。
実はこの「お客さんの立場、お客さん目線」というのがとても重要なんです。
ついついカウンセラー目線でのみの文章になっていませんか?

私は時々、この書き方で集客ブログを書いています。
そうするとやはり反応が違いますね。

また今度、このお客さま目線の話をさせて頂こうと思います。

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『どんな風にカウンセラー料を決めたらいいのか?』

僕、カウンセリングを長らくしている一方で、色々なサロンの独立サポートもさせて頂いたんです。
マッサージ、エステ、ヒーリング、カウンセリング等々を独立開業される際、どうしても値段を安く設定しがちだと思いませんか?

自信がない分だけ、最初は安くしてしまいます。
そして、経験を積んで来た時にその金額が窮屈となり、モチベーションが下がります。

でも、値上げってし難いの、分かりますよね?
既に一定の常連さんがいて、毎月のように通って来てくれます。
中にはこの金額がギリギリで頑張ってねん出してくれてる方も知っています。
そんな中で値上げってし辛いですよね?

「ええ?そうなんですか・・・。分かりました。今までが安かったですものね。今までほどには通えなくなるかもしれませんが、先生しかいませんので、必ずまた来ます・・・。」

そうとぼとぼと帰って行く姿・・・。
罪悪感がビンビン刺激されますね~。

そうすると段階を分けて値上げしようって思う人もいます。
とりあえず10月に3000円上げて、年明けからさらに2000円・・・って。
元々5000円アップするつもりだったにせよ、お客さんは度重なる値上げに音を上げてしまいます(笑)←これが言いたかったわけですな。

また、周りの相場を調べて値段を設定する、という考え方もアリだと思います。
僕がカウンセリングサービスを立ち上げた頃、値段設定は周りの同業者たちを調べまくって決めました。
カウンセラーってあまり多くなかったので、ヒーリングやセラピストなど、それらしき方々の情報を集めたわけです。

でも、それって他人のふんどして相撲を取ってるような違和感が出て来ません?
ほんとに納得した金額になってるならいいけれど・・・「周りの目」を気にした結果だとしたら、サービスもそんな風になってしまいませんか?

また、実際「師匠を越える額を付けるのは気が引ける」という声もよく聞きます。
実際、私がコンサルさせて頂いてる方からもその声を聞きました。
「その師匠ってカウンセラーだけで食べてるの?それが本業?」って聞きました。
後進の育成やセミナーがメインで、サービス的にカウンセリングをされてる方も多いんです。
だとしたら、カウンセラーを本業にしたいのは、師匠をまずは金額であっさり越えてもOKです。

で、僕はどんな提案をしてるか?というと

「あなたが予約が取れなくなるくらいカウンセリングが入っている時に、これならって納得できる金額はいくら?」

「あなたがカウンセリングに自信を持って堂々と『受けに来てください!』(キラーン)と言えるようになったとき、いくらもらっていたら納得できますか?」

さあ、イマジネーションです。
あなたが売れっ子になったとき、雑誌やテレビから取材が来るようになったとき、カウンセリング料はいくらなのでしょう?

※もちろん、これはあなたなりの成功をイメージして下さいね。

始めの1年は安くしておいて2年目に上げる、なんてのは「今現在からの逃避」じゃないでしょうか。

始めから高めでいいんですね。

この話をするとき、いつも思い出すのは浅田次郎さんがエッセイの中で書かれていた自衛隊のエピソードです。

自衛隊に入隊する時、全員今のサイズよりもブカブカの服を支給されるんだそうです。
それは今後ハードなトレーニングをしていくとどんどん筋肉が付いて体が変わっていきます。
それを見越して始めから大き目のサイズで配られるんです。
そして、その服が体にぴったりフィットする頃に、心身共に自衛隊員となり「娑婆っ気が抜ける」んだそうです。

さて、皆さんがカウンセラーとして娑婆っ気が抜けたとき、どんな値段なら納得できるでしょうか?

カウンセリング料金って、カウンセラーとしての自分の価値を如実に表す数字です。
自分で値段が付けられるとしたら、自分自身に付ける価値の金額です。
それと同時にあなたがカウンセリングそのものにどんな価値を見ているかの値段です。

さて、あなたは成功した自分にいくらの価値を付けますか?

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『カウンセリング料金で悩んだりしていませんか?』

すっかりご無沙汰してしまいました。根本です。
半月以上空いちゃいましたね~

さて、今日はカウンセラーとして肝心なテーマである「お金」についてお話したいと思います。
先日もコンサル先のカウンセラーさんが「値上げをすべきかどうか?」て悩んでらっしゃったので、背中を思い切り押して値上げすることを提案してました。

この形のないサービスというものにお金をどうつけるのか?って難しいですよね。

僕がカウンセラーとしてのキャリアをスタートさせた頃は2時間で15,000円でした。
僕の師匠は30,000円だったのですが、個人的にすごく不思議に思ってたんですよね。
全然自分に自信がなかったですから、「ふつうだったら僕のカウンセリングを受けるよりも、倍払って師匠のカウンセリングを受けるよな」って真面目に考えてました。

そのうち2時間で2万円となり、2.5万円となり、独立を機に一気に値上げして90分で3万円にしました。
でも、その値段を決めるとき、私もなかなか自信がないので(笑)いろんな人に相談したんです。

そしたら「ええ?なんでそんな安くするの?3万って言うから60分かと思った。90分なら5万取った方がいいよ」と真面目にアドバイスしてくれる人もいたんです。しかも、何人も。

「そんな高くしたら誰も来ないよ」って言ってた僕がいるんですけど、彼らは違うんですよね。
僕がまだまだ自分の価値を低く見積もっていたわけです。

「コンサルだったら顧問料が月に5万円ってものすごく安いで」
「精神的なサポートを色々してもらえるんでしょ?今の悩みをフルセットで扱ってもらえるんなら絶対安いって。そんな車のオーバーホールとか5万なんかじゃすまないからな」

「カウンセラー」という基準で考えると3万円は高いのかもしれません。
マッサージとか、病院などと比べてもそうですよね(健康保険使えるからね)。

でも、企業レベルで考えれば月に5万円でも安いわけですし、人を車に置き換えるのもあれですけど、全体を見てアドバイスしてもらえるんなら5万円でも安い(んだそうです)。

これは視点を変えることであり、比較対象を変えてしまうこと。
そうすると一見高いと思えるものが、安く見えて来るから不思議ですよね。

「根本さんのお客さんって社長さんとかお医者さんとかも多いんでしょう?彼らからすれば、顧問料って感覚になれば全然気にならないと思いますよ」

恵比寿の居酒屋でそんな話を聞いて口説かれながら、逆に自分がやりたいことが明確になってきたんですけどね。
「自分がやりたいのはカウンセリングというよりもセミナー。カウンセリングはあくまで補助的なものとしたい」
「夫婦の問題が一番やりたいこと。だから、主婦が払える範囲の設定にしたい」
もちろん、3万円ってふつうの主婦には厳しい数字だとは思いますが(苦笑)

さて、もう一つお金に関する面白い体験を紹介したいと思います。

今年の春、フリーになったし、そのご挨拶も兼ねて、と安めのセミナーを設定したんです。
今までよりも安く、でも、やることはそんなに変わらない、という。

そしたらね、何か違うんですよ。反応が。
そのセミナーでは予め解決したいことを紙に書いて出して頂いて、それを僕がピックアップして公開カウンセリングをしていくスタイルなんです。

今までのセミナーでは紙にびっちり書いてくださる方がとても多かったんです。
読むのが大変なくらいに!
でも、その値段を安くしたら、皆さん、あいまいな感じの相談ばかりだったんです。
たまたまそうだったのかもしれません。

けれど、その後、再び本来の値段でセミナーを開催したら・・・やはりびっしり書いてくださってたんです。

もちろん、紙に書いてあることだけでなく、セミナーそのものの雰囲気も違っていました。

高い方がその分、前のめりになって参加してくださいます。
一生懸命、取り組んでくれます。
もちろん、効果もその分、出やすくなります。

セミナーだけでなく、カウンセリングでも同じなんですけどね。

勇気出して高め設定してみるのもいいんじゃないでしょうか?

さて、次回は価格の設定方法について私の考え方をお伝えしたいと思います!

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『理想のカウンセラー像』

皆さんにとって「理想のカウンセラー」ってどんな人でしょうか?

話をちゃんと聴いてくれて、分かってくれて、受け入れてくれる、、、大きな心を持った偉大な人。
的確な質問をし、クライアントさんの心を開き、そして、笑顔で共感しながらもきちんとクライアントさんをリードできるような。
仮に取り乱したりしても、それをちゃんと受け止めてあげられる大人な心を持った人。

・・・だとしたら、苦しいよね。聖人君子みたいだもんね。

僕はそういうの無理だなあ、と思うようになって早10年。
幸い、僕の師匠たちはカウンセラーとしてはすごいけど、人としてはどうやねん?という方々ばかりだったので、ある意味、それはラッキーでした。
もし僕の師匠がいわゆるきちんとした「先生」だったら、きっと僕は今、この仕事できてないかもしれないですね。

僕にとっての理想のカウンセラーはちゃんと弱さを出せる人。すなわち、自然体で生きられてる人。
辛いときは辛いって言えて、頑張りたいときは頑張れるし、遊びたいときには遊ぶ、そんな人。
クライアントさんのために!受講生のために!って無理したり、犠牲したりするのは嫌だなあ、と公言できる人。

僕はけっこうな完璧主義で、理想主義者で、プライドも高く、意地っ張りなので、弱いところを出したり、遊んだりってのは苦手でした。
今日のメルマガの冒頭に書いた「理想のカウンセラー像」って、ある意味、僕が目指してた姿なのですよ。
「完璧なるカウンセラー」を目指してたわけですね。
そしたら、ほんとうに行き詰っちゃって、お酒に走ったり、毎日がしんどくなっちゃって、疲れが抜けないし・・・ということでたまたま旅行で行った沖縄のゆるい空気に虜になっちゃったんです。
それが2006年の春。
そこから、遊ぶ、ということを自分に許し始めました。

嫌なもんは嫌、好きなものは好き。
カウンセラーとしてはっきりしてていいんじゃないかな?
クライアントさんのために、と無理しなくてもいいんじゃないかな?

もし、皆さんがカウンセラーとして「こうあらねば」って言うものがあるんだったら、それはできるだけ早く手放しちゃった方がいいんじゃないかなあ?
「自分スタイル」でカウンセリングができるのが一番長続きする秘訣だから。
「こうあらねば」で縛られたら、やっぱり苦しいし、クライアントさんを解放してあげられないと思うんですよね~。

さて、皆さんにとっての理想のカウンセラー、これ、無意識でも持っているものだから、きちんと言語化した方がいいかもしれません。
そして、それが果たして「自分らしいのか?」という視点で研究してみてはいかがでしょうか?

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『あなたの得意なジャンルは何?』

カウンセリングで「この問題を扱いたいな」とか「この問題が得意だな」というジャンルは皆さん、もうお分かりでしょうか?

仕事の人間関係も、家族も、恋愛も、結婚も、離婚も、、、あれこれ扱いたいと思うけれど・・・。
話を伺って「よっしゃ!」とテンションが上がる話題があなたの好きなジャンルであり、得意ジャンルになる可能性が高いジャンルです。

長くカウンセラーを続けようと思ったら、自分が得意なジャンルじゃないとなかなか難しいですよね~。

好きこそものの上手なれ、ですからね。

では、そうしたジャンルってどうやって見つけるのか?っていうと、実にカンタンなんです。

それは「あなたが今まで悩んできた問題」なんですよね。

結局僕たちは自分のことが好きなので、自分が抱えている問題を何とかしようとこの人生を生きています。

お父さんとの関係で苦しみ、それを何とかしたいとやってこられた方は、お父さんとの関係に関してはプロフェッショナルになっています。
失恋で辛い思いをした人は、失恋については得意中の得意でしょう?
離婚問題で苦しんだ方は、同じ問題に悩む方を他人事だと思えないでしょう。

僕も、そもそも恋愛(失恋)の問題で悩み、その後、夫婦の問題もあり、かつ、仕事でもお金でも問題を抱えていたので、必然とそれらの問題を何とかするためにカウンセリングを受け、セミナーを受け、学び、クリアし、また、穴にハマり、また抜け出し、を繰り返してきたわけです。
だから、これらの問題が自然と僕の得意分野になっていきました。

僕も後輩たちから「いったい、自分はどのジャンルが得意なんでしょう?」って聞かれると、「そもそもこの世界に興味を持ったきっかけだよ」なんて答えます。
なんでカウンセラーになりたいと思ったのか?なぜ、自分がカウンセリングやセミナーを受けようと思ったのか?そこにヒントがあるわけですね。

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『問題の解決とは?』

「彼氏ができないんです」って人に「彼氏」ができたら問題は解決するのでしょうか?
「旦那が離婚を切り出して来て」っていう奥さんが「旦那さんが離婚話を取り下げたら」問題は解決するのでしょうか?

っとまあ、こういう聞き方をするってことは、違うってことなんですけどね(笑)

問題の解決は「忘却」だと思っています。
その問題があったこと自体を忘れてること。

「そういえば、彼氏が欲しいって悩んでた頃があったなあ」
「確かにあの時は旦那から離婚を切り出されてパニックになったわ」

ちょっと懐かしい思い出を手繰るような感じがするのが「解決」だと思うんですね。

カウンセリングって表じゃなく、その奥を見ていくでしょう?
「彼氏が欲しい」って言う奥には、「自信がない」とか「無価値感がある」とか「元彼が忘れられない」とか何か本質的な問題があって、それが「彼氏が欲しい」という“表現”に繋がっているんですよね。

だとすると、もし彼女に彼氏ができたとしたら、問題は「彼氏が欲しい」から「彼氏と別れないようにするにはどうすればいいか?」などに変わるんです。

中身が変わっていないから、その表現が変わるだけですね。
だから、私たちはその中身を見ていって、それを変えちゃおうってしますよね。

そうして、無価値感とか元彼への執着とかを手放していって、心が解放されると、その問題は「どうでもよくなり」、「忘却」へと繋がるんです。

だから、カウンセラーとしては、そこを目指したいな、と思うんです。

* *

「そういや半年前、新しい職場の人が怖いって不安になってたよね?人とうまく付き合える自信ないって。あれ、今どうなったの?」

「え?あたし、そんなこと言ってましたっけ?え?それ私ですか?根本さん、他の人と勘違いしてないですか?」

「ええ?マジ?え?でも○○さんだったと思うんだけどなあ。メモにもそう書いてあるし」

「あ、そうだ。私、初めてカウンセリングに来た時に聞きたいことメモしてたんだ。(手帳を取り出して)あははははは。あ、確かに書いてる、書いてる。へえ、私、今の職場に馴染めるかすごく不安だったんですね~。すごくいい人たちばっかりですごく楽しい職場ですよ。」

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『あなたがクライアントさんに与えられるものは何?』

クライアントさんにあなたが与えたいものって何でしょうか?
また、与えられるものってどんなものでしょう?

僕の場合、色々と紆余曲折、右往左往、試行錯誤、思い付き等の変遷を経て、

「安心」
「希望」
「笑顔」

に落ち着いています。

クライアントさんが一番聞きたい言葉、何か知ってますか?
今も昔も変わらず「大丈夫ですよ~」って言葉じゃないかな、と思うんです。
不安でいる時、どうしていいのか分からなくて、誰かに話を聴いてもらいたくて、解決策を知りたくてカウンセリングにいらっしゃるわけです。
そしたら、そのクライアントさんにとってカウンセラーの「大丈夫」という言葉にすごく安心感を持つことができます。

僕、「大丈夫ですよ」って言葉を、いかに楽に、「え?何当たり前のこと聞いてんの?」みたいなノリで伝える努力をしてきましたね(笑)

でも、本気で「大丈夫」と思ってなきゃ見破られますね。
「この人、気を使って大丈夫って言ってくれてる」って。
「ということは、本当は大丈夫じゃないんだ・・・」なんて邪推されてしまいます。

だから、堂々と大丈夫って言ってあげることで、クライアントさんは「安心」を得て、未来に「希望」が持てます。

結局、どんな手法を使おうが、魔法をかけようが、呪おうが、クライアントさん自身が「あ、大丈夫なんだ」と思えたら、それで問題って解決していきますよね~

それに「エゴは笑わない」って格言があるように「笑う」ということは何よりも大切なことだと思ってます。
僕の師匠は生粋の関西人で心理漫談家でしたから「笑わせてナンボ」というのは叩き込まれましたね~。

私なんて今でこそ「面白い」って言われることも増えましたけど、そもそも関西人ではない私は、笑いを取る、というのは苦手なジャンルでした。
でも、やっぱりしーんとしてると眠たくなっちゃうし、真面目な講座だと重たくなっちゃうし、ということで、何とか「スベリ慣れる」ことにしたんです。

深刻なクライアントさんが来て話をしてくれるでしょう?
そしたらね、僕は何とか笑わそうとするんです。
もちろん、クライアントさんはボケてるわけじゃないんですけど、ボソッとツッコんだりするんです。
で、ふと笑顔がこぼれたらこっちのものですね。

「ね?今、笑えたでしょう?笑えるってことは大丈夫ってこと。心はまだ死んでないですよ。そして、それだけ心に今、余裕が生まれた証拠ですよ。こんな状況の中でも笑えるってことは、これから元気になって行きますからね」

結構、軽口を僕は叩く方です。
「いい加減」「適当」「ゆるい」みたいな評価は僕にとっては最上級のモノ。
セミナーなら、もっと簡単に笑いが取れるから、それだけでみんな元気になっていきますね。

だから、安心、希望、笑顔が私がクライアントさんに与えたい、そして、与えられるものだと思っています。

さて、皆さんはいかがでしょうか?

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『説得力~自分に与えられるものしか人に与えられない~』

あなた:「やっぱり元彼との関係をまだ手放せてないんだと思います。やはりここはきちんと向き合って手放しておきたいですところです。」

クライアント:「確かにそうですね。先生ももちろん、過去の恋愛はちゃんと精算されているんですよね?どうやって取り組まれたんですか?」

と聞かれたとします。
あなたは

A「よくぞ、聞いてくれました!!長いですよ!耳かっぽじって聞いてくださいよ!!」

って思いますか?それとも、

B「え?あ?ええ、まあ、一応、はい。やるだけのことはやりましたが・・・」

という反応をしちゃいますか?それとも、

C「いや、もう、こう見えて執着バリバリで。もう精算どころかこんがらがってめちゃくちゃなんですよ。だから、ちゃっかりあなたと一緒に私も取り組みたいと思ってるんです!」

なんて言っちゃいますか?

もし、あなたがクライアントなら、この3人の誰にお願いしたいでしょう?

やっぱりAさんだと思うんですね。
次にCさん。
Bさんのような反応をしてしまうと「あ、この人、誤魔化そうとしてる」ってことがバレて信用を失います。

そんな頭でっかちのカウンセラーってこんな過ちを犯してクライアントの信頼を失ってしまうんです。

だから、自分とちゃんと向き合い続けることは大事なんですよね。

カウンセラーに限らないですけど、心理学にはこんな格言があります。

「自分が受け取ったものしか、人に与えられない」

あるいは

「自分を愛せない人は、誰かを愛せない」

聞いたことありません?

例えば、元彼を手放す、というテーマについても自分がそのテーマにチャレンジした分だけ、クライアントさんの苦悩が分かるし、難しさが理解できるし、躊躇しても、行き詰ってても受け入れてあげられるし、その上で成功したら一緒に喜べます。

でも、それを理屈だけ知ってる人は「なぜできないか?」が分かりません。体験がないから。しかも、その上でクライアントさんが成功しちゃうと、表面では喜んでも嫉妬しちゃったりするんです。
でも、その嫉妬、自分では認められないですよね?立場上。すごく辛いんです。そういうの。

自分ができないこと、やってないことをクライアントに伝えても説得力がないんです。

でも、クライアントさんの体験って全部できるわけないですよね?
そしたら、Cさんみたいに素直に全部話しちゃいましょう。

カウンセラーに対する「先生」のイメージが剥がれて、「伴走者」みたいなイメージを持ってくださるようになりますよ。

ということは、クライアントさんにとってカウンセラーであるあなたは「お手本」にならなきゃまずいですよね。

だから、まずは自分が幸せになること、自分が成功すること、自分が笑顔になること、自分が喜びになること、がとても大事なわけです。

だから、僕は毎晩、飲み屋街を放浪し・・・。

意外と多いですよ。

「先生、幸せですか?」

って聞かれること。その時、なんて答えてあげたいですか?
それをあなたが実現してるからこそ、こう返してあげられるんです。
説得力一杯に。

「ええ、幸せですよ。ほんと。有難いです。あなたも大丈夫ですよ」

その言葉を目の前のクライアントさんが聞いて納得してくれるでしょうか?

ぜひ、「聞いたあたしがバカだったわ」というクライアントさんに思わせるくらいの反応を返したいですよね!

ということで、クライアントさんの幸せのために今日も僕は呑み屋に出かけるとしま・・・

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『カウンセラーってなぜ話を聴くの?~感情論と僕の場合~』

カウンセリングって基本的に「話を聴いてもらうところ」てイメージが強いようです。
日本に定着している非指示型のロジャース式(来談者中心療法)では、傾聴して共感して受容して、というプロセスを重視しますよね。

話すことでどんな効果があるんでしょう?

感情って「丹田」の辺りで生まれて、上に「上がって行く」と言われています。
感情は感じてあげたら解放されるのですが、それが「ハート」。胸の真ん中です。
「胸が熱くなる」
「胸が痛い」
「胸が張り裂けそう」
等、「胸」は感情に関する表現が多いですよね。

そこで感情を燃やして解放してあげるのですが、その時に抑圧すると胸が詰まったような感じになります。

さて、そうして感情を燃やすのはじっと自分の感情と向き合うのもいいのですが、誰かに聴いてもらうとその速度はグッとアップします。
自分の話に共感して受容してもらえたら、さらに感情は早く燃えていきます。

話すとスッキリする、のはそのためなんですね。
特に感情の量が男性に比べてグッと多い女性はだから「話し好き」な人が多いんです。
逆に「話さないと苦しい」という、我々男性からするとまったく想像できない世界観をお持ちなのです。

話すだけでなく、涙を流す、身体を動かす等でも感情は解放されていきます。

カウンセラーがクライアントの話に共感して、受容するのは、その話そのものではなく、その感情(気持ち)なんですよね。

「失恋しました」という主訴に対して、その失恋したことでクライアントさんが感じている「辛さ、寂しさ、悲しみ、不安、怒り等」に「共感」するわけです。
だから「それは寂しいよね」という言葉を返したりするのです。

「どんな感情を感じているのだろう?どんな気持ちなんだろう?」というのがカウンセラーが聴くポイントになります。

ここまでが非指示型カウンセリングのアプローチ。
とてもクライアントさんを尊重し、大事にするスタイルですよね。

もちろん、僕も少しはこれをやっています。少しは・・・。たぶん・・。

僕は日本では珍しい「指示型」のカウンセリングを学んできました。
とはいえ、師匠の一人である泰三氏は傾聴もできるカウンセラーだったので、その重要性は口からチャーハンを飛ばしながら何回も伝えてくれました。

しかし、もう一人の師匠である平氏は「45分の電話カウンセリングでクライアントが話せるのは3分まで」という無類の話好き(?)で、彼を師事する以上「一を聞いたら、十、返す」ことが半ば脅迫観念のように襲い掛かってくるのです。

ちなみに、そのお陰で僕がカウンセラー向けの講座を担当する時には「平を目指さないでください。あれはカウンセリングではありません。あれは“平”というセラピーの手法ですので真似しないでください」と口から泡を飛ばしながら何度も説明するハメになるのでした。

ただ、一を聞いて十返す、というテクニックは、セミナーでクライアントさんから質問されるときには大いに役立ちますね。

さて、指示型(提案型)のカウンセリングでは、クライアントさんのお話を聴くのも問題解決のための「情報収集」です。

僕が学んだカウンセリングのアプローチはざっくり言えば「クライアントさんの今の状況を把握して、その問題を作っている感情を癒し(解放し)、すっきりさせたところで“愛”や“親密感(つながり)”を作っていく」というもの。

そのためにロールプレイやイメージワークなどのセラピーをするので、そのセラピーのためにいろいろと「事情聴取(!?)」をしなきゃいけないのです。

その「事情」というのは「実際に起きているできごと」でもあり、「その出来事で自分自身が感じていること」や「潜在意識の中にあるであろう感情群」であり、「その背景となる過去のできごと」なのです。

だから、僕のカウンセリングでは、大風呂敷を広げるようにクライアントさんの人生を俯瞰していきます。
もちろん、今、リアルに感情が噴き出て来てる場合にはそれを解消することを第一にしますが、少し落ち着いて来たら、その方の人生を聞いていくんです。

どうしたら問題が解決できるか?という情報を得るために。

そして、「ああ、それはやっぱり旦那との関係って言うよりも、おかんの方が問題やんね」とか「これ、すごく分かりにくいけど、今の彼のことでそんだけ辛くなることってないはずなんよね。もしかすると、その2つ前の彼に対して未消化になってる感情が今、出て来てるのかもよ」とか「ずっと誰のことも当てにせずにやってきたから今、ほんと行き詰ってるんですよ。そりゃあ、あのお父ちゃんの元ではしょうがないと思いますけどね。でも、今はその部下を信頼してみましょうよ。」みたいな感じの話をしていくんです。

そうすると、非指示型ではあまりしちゃいけないという「提案」も具体的にできるようになるんです。

「とりあえず、お母さんに会いにいって『今までずっと寂しかった。一回でいいからギュッと抱きしめてくれへん?』って頼みに行きましょうよ」

という現実的な提案から、

「まずはその元々彼への思いを手放していきましょう。ちょっとイメージワークして、その感情を少し解放してあげましょうか。それで、今日から週に1回、彼に手紙書いてください。もちろん、出さなくてもいいから」

という感情面+現実的な提案をしていくのです。

これは僕の場合、でした。

だから、僕はカウンセラーやセラピストというよりは「問題解決屋」というイメージを自分自身に抱くようになったのです。

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『理想のカウンセリング』

僕にはカウンセラーとしての師匠は2人います。
どちらも巨体です(笑)

そのうちの1人。ちょうど1年前に亡くなってしまいましたが、車椅子のカウンセラーである長谷川泰三が昔教えてくれたことがあったんです。

「俺の理想のカウンセリングはな、45分間、ただ『うん、うん、そうかそうか。それでそれで?そうかあ!そうなんだな。うん、うん。それで?ほほー、なるほど。そうか、そうか。それで?』と相槌を打つだけで終わるカウンセリングなんや。それでクライアントさんが心から喜んでくれるカウンセリングを俺はしたいんや」と。

もう20年近く前に聞いた言葉だと思うのですが、今でもはっきり覚えています。

さて、今の自分がどうか?というと、もちろん、全然そのスタイルは守っていません!
僕、けっこうしゃべりますしね。
時にはクライアントさんの話を遮っても話しますしね(笑)

でも、それは「ちゃんとクライアントさんの話が掴めてから」に限定です。

昔、こんなことをよく言われてました。
「根本さん、セミナーとかではすごくよくしゃべる印象なのに、カウンセリングではあまりしゃべらないんですね」

師匠の理想まではいかないけれど、でも、60分のカウンセリングのうち、3,40分はひたすら聞いて、質問して、聞いて、質問して、を繰り返してることも少なくないんです。
特に初めてお会いする方には必ずと言ってもそんな風になります。
もちろん、人によってはその時間が10分になることもありますけどね。

僕の感覚だと「掴む」という感じ。
クライアントさんが話している内容から、性格やら、言いたいこととか、行きたい方向性とか、何なりと「掴む」ことができたら、あとはこっちのもん!じゃないですけど、そこからしゃべります。

言い換えれば今の問題の状況が理解できて、どうしてそうなったのかがある程度分かって来て、これからどういう方向に進めば解決するかが何となく見えてきた段階で「よし、掴めた」って感じになるんです。

逆にちゃんと掴めてない段階で見切り発車であれやこれやでしゃべり始めてしまうと、クライアントさんとの会話にズレが生じて、妙な、変な空気になります。

「あ、この人、有名なカウンセラーさんだって聞いてきたけど、意外と分かってくれないなあ」みたいな変な空気が流れ始めたりします(笑)

そうすると信頼関係がカギのこの商売、なかなかリカバリーが難しいんです。

だから、「掴む」まではとにかく話を聞くようにしますし、あれやこれやと質問をたくさんします。

一度掴んでしまえば、クライアントさんの質問にはほぼほぼ答えられますから。
そこまでは30分だろうが60分だろうが聞き続けるのです。

その時に師匠の言う「理想のカウンセリング」がとても役に立っているのです。
なかなかできないけれど、やっぱり僕もそれが理想かもしれません。

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