『ちゃんとしようとすんな!』

                               

『ちゃんとしようとすんな!』

ライフワークを生きる秘訣とも重なるので普段のブログとどっちにしようか少し悩みましたが、カウンセラーの方が書きやすいのでこっちのネタにしてみました。

カウンセラーとしてデビューする、何かをする、という場合、元々律儀な人、真面目な人、きちんとした人、丁寧な人にありがちなのがコレです。

「ちゃんと準備してから始めよう」
「備えをちゃんとしてないと何が起こるか分からない」
「段階を踏んで行かないとダメだ」

ブログもそうだし、メニュー作りもそうだし、カウンセリングだってそうです。

でも、実際これから始めることに「何が起こるか」なんて分かりません。

ちゃんと準備しようとすればするほど始められなくなるものです。

そして、その準備に捉われているうちに最も大事な「やりてぇ!」という思いがしぼんでいってしまいます。

考えれば考えるほどネガティブなことを思いついて、「自分にはできねえ」と絶望し始めます。

ちゃんとしようとすればするほどやるべきことが出てきて、だんだん本筋からずれて行ってしまいます。

結果、何もできなくなってしまう。何も変わらない。そんな現実を生み出してしまいます。

もったいないっすよね~

せっかくやりたいことを見つけたのに。

だから、「ちゃんとすんな!」です。

とっ散らかったまま、訳も分かんないまま走り出した奴が勝ちます。

「走りながら修正していくもの」なんです。

ちゃんとしようとすると周りを見て他人軸になりやすくなります。
ちゃんとしようとするとすごい人を見つけて凹みやすくなります。
ちゃんとしようとするともっとちゃんとしてる人を見つけて愕然とします。
ちゃんとしようとすると結局何もできなくなります。

メニューを作って、ブログに貼り付けて、プロフィールも作って、ブログに書いて、宣伝記事を書いて、それをメニューやプロフィールへのリンクを貼って、、、。

そんなことは実際やってから修正していけばいいんです。

そんなとき、仲間や師匠やお客さんは優しいです。

「○○が分かりにくいです」
「こうした方がええんちゃう?」

そんな声が届きます。

不完全なままスタートした方が、それを見ている人は応援しやすくなります。

まるで生まれたばかりの赤ちゃんをみんなで面倒見るようなイメージを作りやすくなります。

ちゃんとしようというのは幼子が頑張って大人のふりをしているようなもの。

無理がありますわなあ。

完璧主義な人、職人気質の人もよくこの罠にハマりますね。

「ちゃんとしなくてええぞー、とりあえずやってみな」

何度も自分に問いかけて頂きたい言葉なのです。

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