『自信を付けるには?(2)~経験が物を言う世界~』

このテーマだけで1DAYワークを作るので、方法論だけ言えば無限にありますね。
「自信」=「自分を信じる」ってことですから。

一般向けのセミナーでよく語っている公式があります。

「自信=自己承認×経験」

自分のことをどれくらい認められるか?(自己承認)に経験をかけたもの。
つまり、どれだけ経験があっても自分を承認できてなければ自信にはならないし、自分をどんだけ認めていても経験がなければ自信にはならないって式です。

カウンセラーで言えば、やはり「経験」というのが圧倒的に少ないんじゃないのか?って思うんです。

カウンセラーとしての「経験」って私は3種類くらいあると思うんです。
一つ目は人生経験。
二つ目はカウンセリング経験。
三つめは臨床体験。

一つ目はその人の人生そのものの体験。
離婚カウンセラーの多くは自分自身が離婚や離婚の危機を体験されてる方ばかりのはず。
自分自身がその経験をしていることで説得力もあれば、その経験が自信を与えてくれます。

二つ目はそのものですね。何本、何年カウンセリングをしたか、という実績。
この数が多ければ多いほど自信につながります。

私の場合、面談カウンセリングで自信が付いたな、と実感できるまで優に500本以上かかりました。年数にすれば5年くらいでしょうか。
そもそも私は自信のないタイプで、かつ、慎重派ですので、自信が付いた、と表現するのも相当ネガティブ(慎重)な判断です。

このカウンセリング経験をいかに増やすか?というのは永遠のテーマですね。
しかも、無料でするのと有料では全然また違いますが、とりあえず無料であったとしてもガチのカウンセリングをどれくらいできるか?ってのは自信を付けるには必須項目かと思います。

お客さんが少ないときにどうしたら経験を積めるか?と言えば、ひとつは仲間同士でカウンセリングし合うこと。
3人一組になってやる実習、皆さん、されたことありませんか?
1人がカウンセラー役、もう1人がクライアント役、残る1人がオブザーバー。

これで自分もカウンセリングができるし、他人のカウンセリングを観察(オブザーブ)することができて、経験値はグッとアップします。

私は昔、自宅を開放してカウンセリング勉強会をしていたのですが、そこに来てくれた仲間たちから本当に多くのことを学びました。
ある人はクライアントにものすごく共感していくタイプ。
ある人はすぐにはピンとこないけど、なんか深いところに響く直観(お告げ)タイプ。
ある人はきちんと論理だって筋道立てて説明してくれるタイプ。
ある人は自分の人生経験を語るタイプ。

実はこれに三つめの「臨床体験」の要素が入ってきます。

臨床体験は大きく二つの意味があります。
ひとつは自分自身がクライアントになること。
もう一つはカウンセリングしている姿を実際に見る(観察する)こと。

自分自身がクライアントになることによってカウンセリングがどのように進められるのか?を体験できると同時にクライアントさんの気持ちも理解できるようになります。

また、私もこれで学んだわけですが「カウンセラーがカウンセリングをしている姿を見る」という臨床経験はやはり重要ですね。

ある種「師匠のカンナ掛けを見ながら自分の腕を磨く」みたいなもので、人のふり見て我がふり直せってのはとても大切な臨床経験となりますし、自信にもなります。

皆さんもカウンセラーになる前にクライアントになった経験がある方が多いと思いますが、もう一つの臨床体験もぜひ探し求めてみてください。

「ああ、これでいいんだ」という実感もあれば、「へえ、そういう風に見るんだ」という発見もあります。

私のグループカウンセリングや問題解決セミナー、夫婦問題専門セミナーにそういう目的でいらっしゃる方がちょくちょく増えてきました。
「こんないい加減でいいんだ~」なんて実感してもらえたら幸いです(笑)

カウンセラーとして自信を付けるための「経験作り」。
ここに意識を向けてみることも大切ではないでしょうか。

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