『カウンセラーのカルテ(記録)って作っています???』

今日の記事はクライアントさんにはあまり読んでほしくないのですが(笑)、皆さんはカウンセリングの記録って残していますか?

これ、刑事事件なんかの場合は提出が半強制的に求められることがあるんですよね。
民事の場合はケースバイケースですが。

以前、こんな例がありまして。私の知り合いのカウンセラーのケースですが。
警察から「○○さんご存知ですか?」って電話がかかってきたんです。
「○○さんがあなたのカウンセリングを受けた、とおっしゃっているのですが、その証拠となるもの、また、会話の内容については何らかの資料をお持ちでしょうか?」

○○さん、とある事件を起こしてその裁判資料としてカウンセリングの実績を拝見したい、と。
その後、○○さんの弁護士さんから同じような照会があり、無実、もしくは罪の軽減のために証人として法廷に立ってほしい、と依頼されたとのこと。

実際、カウンセリングは1回のみでさほど深い話を聞いたわけでもなく、○○さん本人の希望によりその記録を提出したのみで法廷には立たず、その後はどうなったか分からないそうです。

これ、皆さんの身にも起こりうることです。

そもそもカウンセリングという行為そのものが法律的に定義されているわけでもなく、記録を残す義務もないと言えばないのかもしれませんが、ちょっと注意しておいた方がいいことだと思うんです。

だから、カウンセリングされた場合は何らかの記録を残しておいた方がいいんじゃないでしょうか?
もちろん、多くの方は「次にお会いした時のための記録」として残していらっしゃると思いますが。

保管期間も当然、明示されてないわけですが、とりあえず2年くらいは残した方がいいんじゃないか?って弁護士さんから聞きました。

じゃあ、記録、というか、カルテに何を書けば良いか?というと私はこの3点でよいと思ってます。

・日時(年月日に時間は何よりも重要ですね)
・主訴(クライアントさんのご相談の主な内容)
・やり取りの記録(こんな質問された、こんな話をしてもらった、という概要)

あともし、提案型のカウンセラーをされているのであれば、
・どんな提案をしたのか?
も書いておくといいかもしれません。

ただ、カルテを作った場合、守秘義務のためにきちんと保管しておかないと大変ですよね。
私は自宅の鍵のかかるところに入れていて、古くなったもの(前の会社時代のものは規定により処分義務がある)はシュレッダーでこまめに処理しています。

パソコンに入れて管理している方も知っていますが、それもちょっとしたリスクが発生しますよね。(パスワード管理等)

お客様にとってはものすごく大切なプライバシーを扱うお仕事ですから、そこは必要以上に注意が必要ですね。

Share on Facebook0Share on Google+0Tweet about this on Twitter