『仲間とチームを組んで活動するときに気を付けたいこと』

始めは一人でやっていく自信がないので、気の合う仲間とチームを作って活動する方も少なくないと思います。
私はそのやり方自体は賛成で、1人よりも2人、2人よりも3人の方が読者に接する面積が広くなるので集客もやりやすくなると思います。
お客さんからしても「選べるメリット」というのが生まれますしね。

ただ、気の合う仲間とタッグを組んでカウンセリング・チームを作っても、その後、崩壊の危機を迎えることも珍しくないのです。

お弟子さん制度の1期生の中でも「教育関係者チーム」というのがもしかしたら立ち上がりそうで、私としてもぜひとも応援したいのですが、そのチーム作りはなかなか大変なことも多いと思っています。

こうした仲間でのチーム運営のトラブルは実は本にも書いたことがあります。

さて、何よりもチームで活動する際はコミュニケーションが重要なのは言うまでもありません。喧嘩ができるくらいまで話し合いを重ねるくらいは必要です。

トラブルになるのはひとことで言えばコミュニケーション不足なのですが、それは「私の常識」と「相手の常識」がぶつかるからなんです。

例えば、実際私が相談を受けたケース。
「お客様からの問い合わせのメールが来たら、当日中に返すべきだと私は思っていました。しかし、相棒は3営業日以内に返信すればいい、と言うんです。確かにホームページにはそう書いてありますが、それはあくまで不測の事態に備えた措置で、お客さまの気持ちを考えればできるだけ当日に返した方がいいと思うんです。」

あるいはこんなケース。
「友人3人でサロンを共同で運営しているのですが、仲間のひとりが全然、掃除をしなくて。本人は『汚れてないんだからいいじゃない』というのですが、私ともう一人からすれば全然きれいじゃないんです。何度か話し合いしたんですけど・・・。」

それからこんな場合もありました。
「相棒がお金にルーズで困ります。サロンに必要だと言って高額な商品をすぐに買うんです。私はできるだけ安くいいものを探そうとしているのですが、彼女があれこれ買ってしまうお陰で運営費が切羽詰まってしまうのです。でも、本人は全然けろっとしていて相変わらず、なんです。」

それから売り上げに関する嫉妬や競争や問題は言うに及びません。
自分は相手のことをブログで紹介しているのに、相手は全然紹介してくれない、とか、同じサービスをしているのに相手の方ばかりお客さんが集まってて不公平だ、とか、売り上げの配分に不満がある、とか。

まあ、そんなトラブルがもう確実に盛り上がってくるわけです。

実ははじめチームを組む時に「不安を解消する」という目的で集まったことが原因なんですね。
一人では不安だから二人集まれば不安が解消される、というのが目的なので、仲良く一緒にやることで二人がチームを組む目的は果たされてしまっているのです。

また、「お互い共通のテーマを扱っているから」という目的で集まると、そのテーマに関する深い議論で対立することも珍しくないものです。
すると、仲間が敵になっちゃうんですよね。

・・・とそんな風にチームを作ったときには想定していなかった問題が次々浮かび上がって崩壊してしまうわけですね。

でも、チームで行動するメリットは計り知れませんので、どうしたらそれができるのかを考えてみたいと思います。

1.コアコンセプトを確立する

何のために活動するのか?
何のためにチームになるのか?
何を目的としているチームなのか?
トラブルが起きたときはどう解決するのか?

そんな目的意識を明確化させます。
相手に不信感がを覚えたり、方向性が違ったときなどにここに戻るのです。

2.役割分担を明確にする

自分ができること、やりたいことを明確にして役割を決めます。
ここで大事なことは「やりたくないけど、誰もやる人がいないからやる」ということはやらないことです。
次のテーマに繋がりますが、頼まれなくても自分がやりたいと思えるだけをやるのが大事です。

3.アウトソーシングする

例えば、お掃除、会計、ウェブ管理、マネジメントなどチームメンバーで得意とする人がいない場合は、どんどん外注しちゃいます。

ここで「お金がないからできない」というならば、いっそのことチーム作りは辞めちゃった方がいいんじゃない?と思うくらい、これが重要だと思っています。

特にマネージャー(ディレクターと言ってもいいけど)の存在は重要で、お互いの緩衝材になってくれるだけでなく、いわば、責任の所在としても役に立つ存在です。

カウンセラー同士が対等な立場でいるためには、その間を取り持つマネージャーがいるとうまく行きやすくなります。

その他にもありますが、まずはこの辺を注意してみるといいでしょう。

チームで行動するのはメリットがめちゃくちゃデカいですが、その分、リスクもめちゃくちゃある、ということを覚えておいていただけたら幸いです。

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