『クライアントは勝手に幸せになっていく。』

カウンセラーとして16年やってきてるのですが、その中である気付きに至ったことがあります。
これは僕の心をとても軽くしてくれたので、皆さんにもシェアしたいと思います。

クライアントは勝手に幸せになっていく。
別に僕に会わなくても、カウンセリングやセミナーを受けなくても勝手に幸せになっていく。
それだけの力を当然個人個人が持っている。
僕はそのお手伝いをしてるわけでもなく、単に「口実」として利用してもらってるだけ。

「根本さんというカウンセラーさんに話を聞いてもらったら幸せを感じやすい」から、会いに来てくれてるだけ。

つまり、本人はカウンセリングなんて受けなくても幸せになれるんだけど、カウンセリングを使ったり、セミナーに来たり、根本さんに会ったりすると、その幸せを受け取りやすいだけ。

つまり、本人が「幸せを感じやすくするために」僕に会いに来る。

だから、僕は別に何もしなくていい。
しゃべってもいいし、しゃべらなくてもいい。

でも、「根本さんに会えたから、これで幸せになれる!」と思えるだけの何かさえ僕が持っていればいい。

それは何か?
僕がそんな中でできるこって何か?

それは僕が僕でいることだけだと思う。
自然体でいることだと思う。

それはカリスマ性を発揮するわけでも、すごい論文を書くことでも、ましてやカウンセラーだぞ!ってふんぞりかえることでもない。

風邪を引いてるときは風邪を引いてる自分をそのまま出す。
疲れてるときは疲れてる顔をする。
元気な時は元気な顔をする。
むかつくときはむかつく顔をする。

ありのまま、そのままの自分を出すだけ。
もちろん、そのままの自分を出せない自分もそのまま出すのだけど。

***

クライアントさんにとってカウンセラーは単なる「口実」と言い切ってしまうと、あれやこれやと文句が出るかもしれませんが(笑)、僕はこのところ、ずっとこの思いを持っています。

それをかっこよく言えば「クライアントを信頼している」ということになりますし、「偉そうにしない」「権威を振りかざさない」ということにもなりますし、「セラピーの手法に頼らない」「カウンセリングの技術に捉われない」っていうことにもなります。

だってね、ほんとうに何百の優れたセラピーを学んだとしても、うちの奥さんが病気になったときに一番効く薬は「木村拓哉さんに会うこと」だと思うもの(笑)

「存在」が癒しなんだと思います。
だから、「僕の存在」がクライアントさんにとっては大事なんだろうと思います。

クライアントは勝手に幸せになっていく、という思いは僕の力を抜かせ、また、謙虚さを忘れないし、「僕がなんとかしてやる!」という思い込みを外させてくれた考え方なのです。

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