『男女でカウンセリングの仕方を分けていますか?』

先日、ふとそんなご質問を頂きまして。ああ、確かに分けてるなあ、と思ったので今日のネタはコレです。

ただ、女性だからこう、男性だからこう、というのもありますが、女性でも様々な個性がありますよね?
だから、男女できちんと分ける、というよりも、その人その人で分ける、ということなのかな、と思います。

さて、男女の違いの本を2冊も書かせていただいているので、その辺は一応プロなのですが、簡単に言えば「男性は思考、女性は感情」という違いがあります。
だから、カウンセリングをする際も、「共感」の仕方が男女で違うんですね。

つまり、男性には「思考的共感」が、女性には「感情的共感」が必要ということになります。

例えば「失恋しました~~~(涙)」というご相談に対して、女性のクライアントさんには「辛かったね、寂しいよね、ひどいよね、悲しいよね、頑張ったのにね」みたいな感情面での共感が必要です。
そして、いっぱい話を引き出してあげて感情を流してあげますよね。その方が気分がすっきりして立ちおなりやすいからです。

一方、男性に対してその手は通用するでしょうか?
もちろん、男性も感情を感じるので全く通用してないわけではありません。特に失恋してショックを受けてるときなどは感情が前面に出てるので感情的共感も必要です。

でも、男性は思考的な分「どうしたら彼女を取り戻せるか?」「次の彼女にサクッと行くにはどうしたらいいか?」などの方法論を知りたいと思ってカウンセリングに来ることも多いのです。

感情を重視するカウンセラーにとっては「ちゃんと失恋の痛みを感じて!」と思うのですが、思考的な男性クライアントさんは「それをして何の意味があるの?」と理論的説明を求めてしまいます。

だから、まずは共感するにしても、「そら、次に行きたいよね」とか「そういう風に考えるのは悪いことじゃないよ」とか「その考えを僕は間違ってるとは思わないけどなあ」などの彼の考えに対して共感することが大事なんです。

そうすると「この人は自分のことをちゃんと理解してくれてる、理解しようとしてくれてる」となるんですね。

そして、男性はとかく「ハウツー」を知りたがります。
また、原因にしても論理的に説明することを求められます。
「なぜ、彼女の心が離れて行ったのか?」など。

そうして「まず頭で納得してから」というわけです。

それに以前も書いたかと思いますが、男性はカウンセリングが終わったとにあれやこれやと考えます。
さらには、感情表現が苦手な人も少なくありません。

ということは、カウンセリング中はあまりしゃべらず、時に反抗的だったり、言い返したりするものの、意外とカウンセリングに満足していて、終わった後にあれこれ考えた結果、再びカウンセリングを予約してくるケースも少なくないんですね。

だから、その場の手応えだけで判断しない方がいいかと思います。
特にロックマンと言われる男性をカウンセリングした後に、カウンセラーがとても自己嫌悪に陥るシーンを見てきましたので(笑)

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