『例え話であるあるなストーリーを語ると読者の心に残りやすくなる』

私の記事が評価されているところに「分かりやすい」というのがあって、これは結構多くの方から褒めて頂いていて天狗になっている長所です。

そうすると、カウンセラーの後輩から、はたまたプロのライターさんにまで「どうしたらそんな分かりやすく書けるんですか?」という質問を投げかけられることが多くなり、ますます天狗の鼻が伸びていくんです。

そういう時にお答えするのは

「自分が納得してることしか書かないから」

という話。実際そうだし。自分が分からないことは分かるようになってから書くし。

あと

「自分が一番の読者」

というのもあります。自分の書いた文章を一番最初に読む読者は他ならぬ自分自身ですから。
だから、その読者が読んで分からない分を書いてたらダメなわけです。
それで、一番の読者が「分かりやすい」「面白い」と感じる文章を書くようにしています。

そして、この間お話ししたと思いますが「たとえ話」を多用します。

※『読者は具体的な話を期待している』
>http://cocoronooffice.jp/212/

で、今日の主題はこの「たとえ話」。

ぜったい「あるある」じゃなきゃまずいですよね。

その主題に沿って、読者が「ああ、分かる、分かる、そういうことあるある」と思う場面を切り取らなければ全然読者に意図が通じないんです。

たまにはちょっと<問題>を出してみましょうか。

問題:「ごめんなさい」って言いたいんだけど言えないシーンを具体的に描いてみてください。もちろん、皆さんのクライアントに沿った「あるある」で。





(回答例1)
あなたが職場でちょっと大きめのミスをしてしまいました。
しかも、そのミスを犯した仕事、実は指導している後輩に「ここは私の得意分野だから大丈夫なのよ!」と大見得を張ったもの。
しかも、その後輩と一緒に部長室に謝罪と説明に伺わなければならなくなりました・・・、やはり先輩のプライドもあるし、大見得を張った手前、素直に部長に「ごめんなさい」とは言いにくいですよね?
めっちゃ葛藤しますよね~?
あなたなら、そういう時は素直に頭を下げられますか???

(回答例2)
結婚生活も二けた年数を数えるようになると、お互い空気のような存在になってくることもあり、当たり前が増えて感謝がなくなるので「ありがとう」を言う数がどんどん減っていきます。
それよりも素直に言えないのが「ごめんなさい」じゃないでしょうか。
なんか負けるような気がしたり、屈辱的な気持ちになったりしませんか?

これが正解ってわけではありません。
もっといい文章もあるでしょう。

皆さんが記事を書いていて、その中でここで例え話をした方が分かりやすいな、と思ったときに、皆さんの読者が「ああ、なるほど。分かる分かる。そういうことか」という例え話を挿入すると、とても話が分かりやすくなり、メッセージを伝えるパワーが大きくなります。

あと皆さんも体験したことないでしょうか?
小説とか映画のあらすじはけっこう覚えているんだけど、新書とか専門書の中身を覚えるのって苦手(時間がかかる)って・・・。

例え話を私が多用する理由は「その方が記憶に残りやすいから」なんですね。
例え話は普通の日常を切り取った具体的なストーリーで、多少なりとも感情を動かします。

先ほどの回答例1ですが、皆さん、そのシーンを思い浮かべられたと思うんです。後輩と一緒に部長室に謝りに行くシーン。その時、皆さんは勝手にオフィスや部長室の扉をイメージされるわけです。
そして、ドラマや映画のようにカメラ目線でそれを追っていくんだろうと思います。

そうして感情を動かして、想像してもらうと、それは心に刻まれやすいんです。
頭で考えた理論はなかなか残りにくいのは感情があまり動いていないからなんです。

そうして感情を動かしてストーリーとしてあなたの伝えたいメッセージを理解してもらえれば、あなたの存在は読者に残りやすくなると思いませんか?

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