『クライアントとの相性ってあるの?』

これは面白い議論ができるテーマだと思っていまして、皆さんはどう思われます?

心理学的な見地からは「ない」んですよね。
誰とでもうまくやっていける、ということで、「理想のパートナーは全員論」に繋がります。
でも、現実的には「あいつとは合わない」って人が現れるのは当然でだから、「ある」という意見もあります。

僕は当然ですけど「ある派」です。
だって現実に「合わないなあ」という方にもお会いしますから。
例えば、言葉が通じない、価値観が全然違う(分からない)、ノリが合わない、みたいな。
具体的には滅多にいませんが、僕はあれやこれやと心理分析したり、伝えたりするのですが、「ええーっ、そういわれてもわかんな~い」という人は嫌いです(笑)
つまり、自分で考えようとしない人、答えだけ欲しい人。
ま、そういう人が好きな人ってあまりいないと思うけど・・・。

あと、こちらは時々いらっしゃるんですけど、依存が強い人。
ふだん自立系の人とばかり会っているので、「~してくれなくて」とか「~してほしいんだけど」みたいな依存言葉の連続にはイラッとしてしまいます。
でも、経験上、扱い方は分かりますからそのように対処します。

そもそも相性が合わないなあ、というのは先方も同じだと思うんですね。
「有名な先生だから期待して来たのになんか違うな、こんなもんなの?」みたいに思うはずですから、早くご縁を切り替えた方がきっとその方のためでもあると思うんです。

だから、そういう時はほかの人を紹介したり、二度と来ないようにあれこれテクニックを使ったり(←ブラックでしょ?(笑))しています。

これもwin-winですよね。

もちろん、そういうのはこっちの問題です。
クライアントさんは「投影」ですよね。自分の分身です。
自分の分身と合わないってことは、自分自身の中にまだ受け入れられない部分がある、ということです。
依存的なクライアントさんにイラッと来る僕は、自分の中の依存心を抑圧してたり、許していないってことですからね。

ただ、カウンセラーだからだれとでもうまくやらないといけない、とか、カウンセラーはどんな人でも受け入れられて当然、という思いは私にはありません。
無理なもんは無理、だから(笑)
それを教えてくれる存在がクライアントさん、と思っています。

そんな相性が合わない、というクライアントさんもセミナーにいらっしゃると大丈夫な場合も多いんです。
あれ?みたいな。
やはり1対1とグループでは違うんですね。
だから、合わないなあ、と感じる方はセミナーに誘ってみたりします。

あ、でも、僕にセミナーに誘われたからって「合わない」わけではありませんのでご注意ください(笑)
基本、私はセミナー派なので何かとお勧めしますから。

相性が合う、という人に対しても僕は少し準備をします。
「この人とすごく話が合う!すごい相性がいい!」なんて思うと、ついつい暴走してしまいますから。
つまり、あれこれと押し付けたり、理解を求めたりしてしまい、相手との認識のギャップが生まれます。

むしろ、こっちの方を注意した方がいいかもしれないと思うんです。

以前、とても気の合うクライアントさんがいました。
雰囲気も話も合うし、いい人に巡り合えた!と思っていました。
でも、その分、入り込みすぎてしまうんですね。
相手の行動や結果に一喜一憂してしまうんです。
「幸せになってもらいたい!!」という思いが強く出過ぎてしまい、うまく行かなかったときにすごく自分を責めたし、その分、相手にも怒りを感じました。
でも、それって違いますよね~。
そういう熱さを売りにするならいいけれど、僕はそれはお望みではなかったので一つの失敗体験として刻まれています。
失敗というと何かあったのかと思っちゃうかもしれませんが、いえいえ、今ではその方も幸せに暮らしていらっしゃいます。

相性が合うなら合うなりに前のめりにならないように注意し、
合わないなら合わないなりに引きすぎず、否定しすぎず付き合うのが大切。

当たり前の結論かもしれませんが、そんなことを意識しながら私は人と合ってます。

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